子育てハッピーアドバイスから学ぶ子育てで一番大切なこと

子育て

こんにちは!のぶやんです。

「子育てハッピーアドバイス」を読みました。シリーズで累計400万部を突破している人気育児本です。

子育てについて学びながら、親自身も生き方を考えさせられる1冊です。

マンガや挿絵もおおくて1時間程度で読めるので、育児でまとまった時間がとれなくても流し読みでも理解できるような配慮がされているように感じました。

僕が読んでいて特に印象に残ったところを解説していきます。最後に感想も書きました。

のぶやん
のぶやん

僕の簡単なプロフィールです。

  • 昔から子ども大好き
  • 2人の娘(4歳、0歳)の父
  • 現在、アナと雪の女王が我が家で大ブーム(長女の影響)
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自己肯定感を育ててあげよう

最近、自己肯定感という言葉が世間でよく使われています。

この本は2005年に出版された本ですが自己肯定感を使われています。

この当時からあった言葉なんですねえ。当時学生だった僕はまったく知りませんでした・・・。

自己肯定感とはなにか?
  • 自分は生きている意味がある
  • 存在価値がある
  • 大切な存在だ
  • 必要とされている

著者の明橋さんはいいます。

自己肯定感こそが生きていくうえで一番大切です。

もうめちゃくちゃ大事なんですね。自分は、これでいいんだって我が子にものびのび生きてほしい!

では、どうやって子育てで自己肯定感をはぐくんでいけばよいのでしょう?

大人ができることを4つ提案してくれています。

自己肯定感をもって輝ける子に育つために、大人ができること

自己肯定感をはぐくむために大人ができること4つについて紹介します。

赤ちゃんならば、スキンシップ

抱っこして、目をあわせて、笑顔で、いろいろ話しかける。

これだけで「自分が大切にされている」「自分のことをお母さんが喜んでくれる」と感じることができます。

話をきく

子どもの話を真剣に聞くだけで、あなたは大切な存在だよと伝えることになります。

聞くときに注意したいことはが3つあります。

  • 子どもの話よりも自分の話してる時間が長くならない
  • 大きくうなずいて「そうか、そうか」といってきく
  • 相手の言葉を繰り返す

とくに最後の、「相手の言葉を繰り返す」のは同じ言葉でも相手から返ってくると非常によくわかってもらえたように受け取られるようです。

「がんばれ」より「がんばってるね(よくがんばってるね)」と認めるほうがいい

大人社会でも会社で「もっとがんばらんかい」といわれるよりも「がんばってるね」のほうが嬉しく感じませんか?今を認めてもらってるように感じます。子どもも同じってことですね。

「ありがとう」という言葉をどんどん使おう

子どもは感謝されると、自分の存在は親の役に立つんだ→何かちょっとは人の役にたてるんだ→自分も生きてていいんだ!と思えます。

役に立って感謝されればうれしい!は大人もそうですよね。

正直、どれも今日からできることばかりです。逆にいうと簡単だからこそ毎日の積み重ねが自己肯定感を育てていくってことなのかなあと思いました。

自立するには十分に甘えさせてあげるのが大切

甘えについて、著者はこのように述べています。

子どもにとっても、大人にとっても、およそ人間が生きていくうえで、甘えは絶対に必要なものです。

子どもだけでなく大人も?と僕は思ってしまいました。

なぜ甘えが必要なのか?

意欲のもとは安心感です。安心感から意欲や自立に向かいます。

プロセスはこんな感じです

甘えが満たされる→

自分が愛されていると感じる→

自分が愛される価値のある人間なのだと感じる→

相手に対する信頼と自分自身の信頼(自己肯定感)が満たされる→

安心感が土台になって意欲が出て自立に向かう

僕も、大人になっても甘えられる人間関係ができているかなあ?と振り返って、困ったときには、助けてくれる良い上司や先輩がいたから感じます。ありがたや。

大人もこどもも十分に甘やかしてくれる環境が段々と自立に向かわせるということですね。

甘えていいときにじゅうぶん甘えた人が自立できるから10歳までは徹底的に甘えさせてあげましょう明橋さんはいいます。

親も自分自身を肯定する

お母さん(親)が自分自身を認めることがとても大事だと著者は言います。

「周りに理解が得られて初めて安心できる」という人は、周囲の理解がなくなると、たちまち動揺してしまいます。(中略)最終的には、周囲の人が理解しようとしまいと、私は私でいいんだ、この子はこの子でいいんだと思えることが必要になります。

他人の評価や、言動(あの人がこう言ったから)で生きていると自分の生きる根幹がどこにあるのかわからなくなりますよね。

他人軸で生きることほど、きついものはないと僕も思います。

とはいえ日本では協調性が結構求められるので、自分を見失う人は多いのかもしれません。

自分はこれでいいんだ!という自分を肯定することと、自分で自分を生き方を決めて自立していくことが親も子も必要ってことですね。

そのために自分は自分、あなたはあなた、と境界線を引けばよいとアドバイスされています。

感想

子育ての本は、結構読んでいますが、この本はとことん子育てをする親(お母さん)に寄り添った本だと思いました。

マンガと絵が多く、文字が少ないから時間がなくてもとっつきやすいし読みやすい。

けれど、根幹のメッセージはシンプルで極太です。

自己肯定感を子どもにしっかりはぐくんであげて。親のあなたも自分らしくでOK!自分がこうだと決めたら行動して生きていけばいいよ!自分は自分他人は関係ないよーと力強くエールを送ってくれています。

あと、子どもも宝だけど、親も宝なんですって。年をとるとねぎらわれる機会もないからそんな言われたら子育ても頑張らなきゃと思います。

僕みたいにこの本に、知らず知らず自己肯定感をあげてもらっているひとも多いのかもしれませんね。

もうね、著者の優しさと愛があふれた本に感じました。こんな良い人いるんだなあ。

子育て中は、何度も何度も読み返す本になりそうです。

僕も子どもに「君たちは、我が家のおたからだよ」と言いますが自己肯定感が育ってくれてるといいなあ。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 子育てで自己肯定感を育ててあげるのが一番大切
  • 子どもの自立のためにじゅうぶんに甘えさせてあげよう
  • 自己肯定感と自立は子どもだけでなく、親もこれでいいのだ!というものをもって生きよう

以上が、「子育てハッピーアドバイスから学ぶ子育てで一番大切なこと」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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