日本の紫外線の強さランキング|都道府県別

気象

こんにちは!のぶやんです。

今回は、紫外線の強さ都道府県ランキングを紹介していきます。

どこが一番紫外線が強くて、どこが一番紫外線が弱いのかみていきましょう。

のぶやん
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紫外線の強い弱いってどうやってわかるの?

紫外線が強い弱いってどうやって決まっているのでしょう?

紫外線の強い弱いはUVインデックスという指標が国際的に広く使われています。

UVインデックスとは何なのかというと、地上に達する紫外線の波長毎の強さと、人体への影響度をかけ合わせた数値を、0~11+に指標化したものです。

UVインデックスの数値が小さいほど紫外線が弱くて、数値が大きいほど紫外線が強いとなります。

WHOでのUVインデックスの数値の基準はこんな感じです。

8以上の値だと外出を避けるように示されていますね。

UVインデックスで紫外線の強さ都道府県ランキングを作成してみました

紫外線の強さをあらわすUVインデックスを使って、紫外線の強さ都道府県ランキングを作成しました。

ランキング作成にあたっては、気象庁HPにある県ごとの紫外線の日最大UVインデックスの1997年~2008年の各月の平均値を使っています。

ということでさっそく見ていきましょう。

自分の住んでる所は何位かな~と探してみてください。

順位都道府県1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間平均
1沖縄3.14.35.66.16.67.58.88.47.15.743.15.86
2鹿児島2.23.34.45.45.75.47.47.75.94.42.92.34.75
3宮崎2.43.34.45.35.65.57.57.55.64.12.92.34.70
4熊本22.945.15.65.46.97.25.542.624.43
5長崎1.82.8455.65.46.97.35.54.12.61.94.41
6徳島22.93.955.75.777.25.23.72.51.94.39
7高知2.13455.55.56.975.13.82.624.38
8大分22.93.955.55.46.875.13.82.51.94.32
9和歌山1.92.73.84.95.75.66.875.23.62.41.84.28
10愛媛1.82.73.84.85.75.56.975.13.72.41.84.27
11佐賀1.92.83.84.85.55.26.66.95.33.92.51.94.26
12香川1.92.73.74.85.75.76.86.953.72.31.84.25
13三重1.83.73.64.75.45.56.46.74.93.42.31.84.18
14山梨22.83.74.65.65.66.66.64.93.52.31.84.17
15兵庫1.82.63.64.75.65.66.66.85.13.52.31.84.17
16大阪1.82.63.64.75.65.66.66.85.13.52.31.74.16
17奈良1.82.63.64.75.65.66.56.85.13.52.41.74.16
18岡山1.82.63.64.65.65.66.56.853.72.31.84.16
19広島1.82.63.64.65.65.56.46.853.72.31.74.13
20福岡1.72.63.64.75.55.36.56.85.13.82.31.74.13
21静岡22.83.74.65.45.46.36.54.93.52.41.84.11
22山口1.72.53.54.65.55.46.36.74.93.72.31.74.07
23愛知1.82.73.64.65.35.46.36.64.93.42.31.74.05
24長野1.82.73.74.45.65.76.46.54.83.32.11.54.04
25滋賀1.72.53.54.55.45.46.26.64.93.42.21.74.00
26京都1.72.53.54.55.45.46.26.64.93.42.21.74.00
27鳥取1.92.43.24.45.55.66.36.54.73.421.43.94
28神奈川1.92.73.54.45.25.26.36.24.63.32.21.73.93
29島根1.52.33.24.45.65.86.36.64.63.521.43.93
30岐阜1.72.53.44.45.25.36.26.44.73.42.21.63.92
31群馬22.93.84.35.35.365.94.43.22.11.63.90
32東京1.82.63.54.35.15.16.164.43.22.11.73.83
33千葉1.82.63.14.355.16.15.94.53.22.11.63.78
34埼玉1.82.63.44.2555.95.84.33.22.11.63.74
35福井1.42.334.15.35.25.96.34.63.31.91.23.71
36栃木1.72.53.34.15.155.75.64.33.12.11.53.67
37石川1.32.22.945.35.35.96.34.63.21.81.23.67
38茨城1.72.43.244.95.15.95.64.33.121.53.64
39富山1.32.22.83.95.25.35.96.24.43.11.71.13.59
40新潟1.2233.655.45.86.14.52.91.50.93.49
41山形1.32.13.13.84.95.25.55.64.22.91.61.13.44
42福島1.52.32.93.94.855.45.44.12.91.81.23.43
43宮城1.322.93.84.64.8553.92.81.71.23.25
44岩手1.21.82.73.54.44.955.13.92.71.40.93.13
45秋田0.91.52.53.34.34.95.25.442.61.30.83.06
46青森0.81.52.43.34.34.95.25.23.92.51.20.83.00
47北海道0.81.42.3344.854.93.82.210.72.83

日本で紫外線が強い県ベスト3は、沖縄県・鹿児島県・宮崎県となりました。

また、日本で紫外線が弱い県ベスト3は、北海道・青森県・秋田県となりました。

日本の南の地域が紫外線が強い上位を占めていて、北の地域ほど紫外線が弱い上位を占めている結果になりました。

なぜ紫外線が最も強い県が沖縄県で、最も弱い県が北海道なの?

なぜ、紫外線が最も強い県が沖縄県で、最も弱い県が北海道になるのでしょうか?

これは、紫外線が強くなるのは太陽高度が高いほど強くなるのですが、日本の南の地域ほど太陽高度が高く、北の地域ほど太陽高度が低くなるためです。

これを理解するためには、夏至の南中高度の求め方の式を使ってみるとよくわかります。

式はこんな感じです。

  • 夏至のときの太陽の南中高度(度) = 90 - (その場所の北緯) + 23.4

これに一番紫外線が弱い札幌(北緯43度)と一番紫外線が強い沖縄(北緯26度)を比較してみましょう。

【札幌】夏至のときの太陽の南中高度(度) 70.4= 90 - (札幌43) + 23.4

【沖縄】夏至のときの太陽の南中高度(度)84.7 = 90 - (沖縄26) + 23.4

低緯度の沖縄のほうが太陽の高度も高くなることから紫外線も南の沖縄のほうが強くなり、高緯度の札幌が一番紫外線が弱くなるのです。

つまり、低緯度の地域ほど太陽高度が高くなり紫外線も強くなり、高緯度の地域ほど太陽高度が低くなり紫外線も弱くなります。

このように地域によって紫外線は異なってきますが、ほかにも季節や天気、1日のどの時間帯かによっても強さが異なってきます。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 日本の紫外線の強さランキングベスト3は、沖縄県・鹿児島県・宮崎県
  • 日本で紫外線が弱い県ベスト3は、北海道・青森県・秋田県
  • 低緯度の地域ほど太陽高度が高くなり紫外線も強くなり、高緯度の地域ほど太陽高度が低くなり紫外線も弱くなる

以上が、「日本の紫外線の強さランキング|都道府県別」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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