こんにちは!のぶやんです。
今回は秋の空が高く感じるのはなぜなのか?を解説していきます。
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秋の空が高く見えるのはなぜ?
秋のことわざで「天高く馬肥ゆる秋」があります。
空が澄み渡り高く見える秋ごろに馬にとっても過ごしやすく食欲も増してたくましく育つ秋は良い季節だなあという意味です。
ってことで、秋は空が澄みわたって高く見えるっていうのは昔から言われてきたことなんですね。
ではなぜ、秋の空は高く見えるのでしょうか?
それは空気が澄んでて、空気の透明度が高いからといえます。
空気が澄んでてると感じるのは空気中の塵が少なくて乾燥しているからです。
空気中に塵や水蒸気が多いと「霧」や「もや」、「煙霧」などといった現象が起きて見通しが悪くなりますが、逆にいえば少ないと見通しがよくなりますので空気が澄んで空が高く見えるわけです。
じゃあ空気中の塵とか水蒸気の少ない要因はというと、秋の天気の特性によるものと梅雨や夏の雨の多い時期の後であることが理由としてあげられます。
秋の天気は移動性高気圧がきて、その後に低気圧がやってきてを繰り返します。
移動性高気圧の前に低気圧が通過したときの雨で空気中の塵が雨によって落とされてしまうことから、移動性高気圧に覆われたときには、空が澄み渡って高くみえるというわけです。
また、移動性高気圧が乾燥した性質をもっているので水蒸気が少なくて澄んで見えます。
さらに、秋は梅雨や夏の雨の多かった時期の次の季節でそもそも塵が空気中に舞いにくいというのも理由とされます。
秋の空が高くみえると秋晴れって言われることが多いですね~。
ちなみに、春も秋と同じく移動性高気圧がやってきたあとに低気圧が通過しますが春は空気が澄んでて空が高いって言われることは少ないです。
これは、春の前が冬ですが冬は乾燥した空気のため塵が立ちやすくて、さらに花粉や黄砂も空気中に舞うので春霞とか、夜だったら朧とか言われたりしますね。
秋の空が高く感じるような日の事例紹介
秋の空が高く見える事例を紹介しておきましょう!
2020年11月15日の天気図をもってきました。
天気図でみると日本付近は高気圧にしっかり覆われています。
衛星画像でみるとこんな感じで目立った雲がなくて青空が見れていたところが多かったでしょうね~。
この日の秋の空が高い!っていうのをつぶやいている人もちらほらいましたので紹介しておきます。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、「秋の空が高く見える理由を解説します」でした。
読んでいただきありがとうございました。