こんにちは!のぶやんです。
現在はほぼ夜勤なしの仕事になりました。
夜勤の勤務
夜勤は数日に1回定期にあるものでした。勤務時間は夕方~朝までで仮眠も1~2時間程度とれますしたので、最初のうちは大丈夫そうだと感じていました。しかし、1年2年と続けるうちにボクシングのボディーブローのように徐々に体の不調を感じるようになりました。
夜勤の弊害
夜勤をしてみて僕が体に感じた異変です。
- 何でもないときにイライラする
- 人に対して批判的になりやすくなる
- 集中力が下がる
- 記憶力が下がる
- 仕事に対してのやる気が下がる
- 夜勤後はお菓子などのジャンクフードが食べたくなる
前は日中の仕事をしていたので、自分でもびっくりするぐらい人生自体のパフォーマンスが下がりました。
周りの人にもあの事は厳しい顔つきをしていたといわれたりしました。プライベートでもしんどそうな顔をしていたようです…。
また実際に夜勤がなくなって感じたのは、夜勤をしている間はおかしいなと思いつつ不調に気が付きにくいです。年のせいかなとも思っていました。
でも、規則的に眠るようになって自分はこんなに元気だったのか!と息を吹き返すような気持ちでした。
体力があっても夜勤はきつい
夜勤をする前から僕は趣味でフルマラソンを走りますし、ウルトラマラソンも2回完走したこともあります。体力はあるほうだと思っていました。
マラソンしてるから体力あると思ってました。
でも、夜勤をするのは体力があるなしとは全然別問題でした!
体を鍛えているからといってどうこうできるものではありませんでした。
人間の3大欲求の中にはいる「睡眠」というのを阻害されると人間は異変を起こすことを身をもって体験しました。
夜勤は朝型人間には不向き
体の異変を感じた時に「睡眠こそ最強の解決策である」という本を読みました。
この本は睡眠学者でカリフォルニア大学の教授のマシューウォーカーさんが書いたもので睡眠を科学的に解説したものです。
睡眠の大切さを熱量をもって書いてあり、さらに自分の不調を解決したい一心でしたのですらすら読みました。
大量の研究から導き出された結論を丁寧に説明してくれています。
実際僕がめちゃ気になったところ。
実際、夜勤でも元気にしている人がいましたし、その人はDNA的に夜型で体質的にあっていたのだと思います。
僕の母親も以前夜勤の仕事をしていましたが、夜勤がしんどくて転職しました。
きっと僕の母のDNAは朝型人間だったのでしょう。日中の仕事に転職してから元気に働いていました。
母の遺伝子を受け継いでいて、僕もきっと朝型人間なのだろうなと、無理なものは無理なのだと、割り切ることができました。
睡眠不足はデメリットが満載
精神科医の樺沢紫苑さんの著書「ストレスフリー大全」には睡眠不足によるデメリットについてこんな記載がありました。
①病気になる(寿命が縮む)
睡眠時間が6時間以下のひとはそうでない人に比べて死亡率が5.6倍もあがるそうです。
若い時には大丈夫!って思っていても10年~20年後にその時の睡眠不足が生活習慣病としてでてきてしまうとのこと・・・後々悪い方に効いてくるのは怖いですね。
②仕事のパフォーマンスが下がる
6時間睡眠を14日続けると丸2日徹夜したのと同様の認知機能になるとのことです。
樺沢先生は、睡眠不足の人は本来持つ能力の3割~5割くらいの能力で毎日仕事をしているようなものだと言っています。
③太りやすくなる
睡眠不足の人は1日385キロカロリー余計に摂取してしまうというデータがあり、体によくないものを欲ししてしまう傾向があるようです。
僕も、夜勤明けはついつい帰り道にお菓子とかジャンクフードを買ってしまっていたので心当たりがありました。
理性による制御がきかなくなるのかもしれないですね。
朝型だろうが、夜型だろうが睡眠不足はとにかく人間の大敵みたいです。
夜勤は精神的にきつい仕事ナンバー1
先ほど紹介した樺沢先生は、動画で夜勤が精神的にきつい仕事ナンバー1だと言われています。
睡眠と覚醒のリズムがつかみにくく、ストレスや疲労を蓄積して、体にものすごいストレスをかけていると言われています。
何を大切にするか
夜勤をすることでよかったこともあります。それは以前よりも給料がよくなったことでした。
夜勤が体質的にあっているという人にはいいのかもしれません。
また、自分が納得して本当にやりたいことならばやってもよいのではないかとも思います(自分も夜勤をする前はやりたい仕事だったためやっていました)。
今後夜勤を続けるかは自分に問うてみて体が無理だといえば無理することはないというのが私の結論です。
やめてもお金は元気とやる気があればなんとかなります。
元気であればやる気はでてきますが、睡眠不足だとやる気も何もかも奪っていきます。
自分にあった環境ででこつこつ頑張れるほうが長期的にみた時にはよい結果につながります。
どうか変だなと思ったら、自分の心の声をきいてどうか無理しないでください。
まとめ
今回の内容をまとめました。
- 夜勤は朝型人間だと人生パフォーマンスと大幅にさげてしまう
- シフト勤務をしている時は、不調に気がつきにくい
- 睡眠不足は、イライラ、集中力、記憶力等すべてを奪う
- 体力がある人でも睡眠不足はどうにもならない
この夜勤の人生パフォーマンスを取り戻すのに僕は夜勤がなくなってから1年くらいで本調子に戻ってきたように思います。
人生を台無しにする前に、おかしいなと少しでも思ったら環境の見直しをしっかりしてください。
自分にあった環境で働くのが一番です!
以上が、「朝型人間が夜勤すると人生パフォーマンスが下がる可能性大」でした。
読んでいただきありがとうございました。