雲ができはじめる温度ってなんていう?

気象

こんにちは!のぶやんです。

雲ができ始めるときの温度には名前がありますので解説していきます。

のぶやん
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雲はなにからできている?

小さい頃、雲をみたら「わたあめみたい」「ソフトクリームみたいで美味しそう」「雲に乗ってみたいなあ~」とか思いふけったことがありますね。

雲はなにからできているのでしょうか?

雲って細かい水の粒や氷の粒でできています。

空気中には、人間の目には見えない水蒸気があって空気が冷やされることによって、空気は水蒸気を含めなくなってしまい行き場がなくなった水蒸気は小さな水の粒や氷の粒になります。

これは空気は温度が低いほど含み切れる水蒸気の量が少なくなる性質があるためです。

空気中に含み切れなくなって(飽和して)できた、水の粒や氷の粒が雲の粒になります。

実際の雲粒できるためには、冷やされるほかに大気中のちりや塩の粒などの雲粒の核が必要になります。

雲を作る実験をやったことがありますが、線香の煙を雲粒をつくるための核として使いました。

雲ができはじめる温度ってなんていうの?

雲ができはじめる温度ってなんていうのでしょうか?

雲ができ始める温度を露点温度といいます。

単に露点っていったりもします。

先ほど、説明したように空気中にある水蒸気が冷やされて行き場をなくし、凝結して水の粒や氷の粒が雲粒となる温度が露点温度ってことになります。

雲ができるまでの過程についても解説しておきます。

浮かんでいる雲ができる時には空気が上昇することが必要です。

空気が上昇すると空気が膨らんで、膨らんだ時に熱を使うので気温が下がって、含みきれる水蒸気の量が少なくなって飽和して湿度100となり露点温度に達して雲ができるってわけです。

図にするとこんな感じです。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 空気が冷やされて含みきれなくなった水蒸気が凝結してできた細かい水の粒や氷の粒が雲の粒
  • 実際に雲粒ができるためには、大気中のちりや塩の粒が必要になる
  • 雲ができ始める温度は、露点温度(露点)という

以上が、雲ができはじめる温度ってなんていう?でした。

読んでいただきありがとうごさいました。

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