風が吹くのはどうして?気温や気圧が関係してる?

気象

こんにちは!のぶやんです。

なんで風が吹くのか?その仕組みについて解説していきます。

のぶやん
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風はどうして起こるのか?身近な例でみてみよう

風はどうして起こるのでしょうか?

風が吹くのというのは、地球の大気が移動することです。

地球の大気の移動を生み出すものは、空気の温度の違いによるものなんです。

僕たちの身近な例でも同じように風が吹く仕組みがわかりますのでみてみましょう。

お風呂上がりにドアをあけたら足元に寒い空気が入ってきたってことがあると思います。

お風呂の中は暖かい空間があって、お風呂の外は冷たい空間があります。

お風呂の扉を開けることでそれまであった別々の空間がお互いの空気密度の違いを打ち消そうとして冷たい空気は暖かい空気の下に潜り込もうとします。

暖かい空気は冷たい空気の上へ移動しようとします。

この暖かい空気・冷たい空気の移動が風となるんです。

高気圧・低気圧と風の関係

高気圧・低気圧と風の関係についてみていきましょう。

そもそも高気圧・低気圧ってどのような性質なのでしょう?

空気は暖められると体積が膨らんで、軽くなって上空へ上がっていき、このときに気圧が低くなります。

それが低気圧になり、低気圧は反時計周りに中心に向かって風が吹き込み上昇気流になっています。

低気圧の上昇流によって空気があったところには、まわりの空気が流れ込んできます

反対に、空気が冷やされると体積が縮んで重くなり、下へおりて気圧が高くなります。

これが高気圧になって高気圧は、空気の密度が高く、上空に集まった空気が下降気流になっていて、時計回りに風が吹き出します。

低気圧は地表面だと周りから空気を集めて、集まった空気は上昇して上昇して、上昇した空気もどこかで降りてこないといけません。

なので離れたところで地上におりてくることになり、空気のおりてくる場所は高気圧になるのです。

なので低気圧から高気圧に向かって吹いたり低気圧で上昇した空気も高気圧で降りてきて…と絶えず風は循環しているってことですね。

イメージ図としてはこんな感じになります。

地球規模で風がふく理由

今度は、地球規模での話で風が吹いているのか?その理由を見ていきましょう。

地球規模での温度の差ができる理由は、球の形をしていることなんです。

地球は太陽に暖められています。

その際に太陽の光が一番当たりやすいのは赤道付近で、赤道付近では高温になります。

北極南極では、太陽からの光が一番当たりにくいので低温になります。

低緯度が高温になって、高緯度で低温になり地球規模の温度差が気圧差になって地球では風が吹くのです。

もうちょい詳しく説明すると、高緯度のほうが太陽放射エネルギーが面積が広くなってしまい、低緯度での赤道の面積のおよそ2倍になります。

高緯度の方が太陽からのエネルギーが分散されやすいんです。

このため高緯度では低緯度より気温が上がりにくくなります。

また、高緯度の方が太陽放射が地表面に達するまでに大気層のより長い距離を通過しないといけなくなります。

大気層には、太陽放射エネルギーを吸収散乱する物質があるので地表面に届くまでにエネルギーがここでも分散されてしまい、高緯度のほうが気温があがりにくくなっています。

図にしたらこんな感じです。

このほかにも、地球のなかで高度が高い場所低い場所、陸地と海があったり地形の影響があるので様々な場所で気圧の差ができ風が吹きます。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 風が吹くのは、空気の気温の差によるもの
  • 低気圧は周りから空気を集めて集まった空気は上昇して、離れたところで地上におりてくることになり空気のおりてくる場所は高気圧になる
  • 地球規模で風が吹くのは、球の形をしているから
  • 地球の高緯度では太陽の光が当たりにくく低温になり、低緯度では太陽の光があたりやすく高温になるためこの温度差が気圧差となって風が吹く

以上が、風が吹くのはどうして?気温や気圧が関係してる?でした。

読んでいただきありがとうございました。

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