こんにちは!のぶやんです。
「世界でいちばん雪が降る都市はどこ?」——答えは日本の青森市です。しかも2位・3位も日本。この記事では、アメリカの気象会社AccuWeatherが発表した世界ランキングTOP10を紹介したうえで、気象庁の平年値で日本の都市を”再ランキング”し、世界と日本の雪の都市を並べて比べられるツール、なぜ日本海側にこれほど雪が降るのか、そして2025年の記録更新まで、気象予報士がまとめました。

僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士
- 家族だんらんが好き
- 世界で最も雪が降る都市は青森市。AccuWeatherの世界ランキングでは年間降雪量792cmで1位、2位札幌市・3位富山市とトップ3を日本が独占し、7位に秋田市も入ります。
- 気象庁の最新の平年値で「人口10万人以上の日本の都市」を並べ直すと、弘前市(679cm)・旭川市・小樽市・長岡市・北見市・上越市など、海外の上位都市を上回る街がさらに見つかります。
- 都市を離れれば桁違い。青森市の山あいにある酸ケ湯は年間1,706cm、観測史上の最深積雪は伊吹山の1,182cmで、これは世界記録級です。
- 大雪になる都市の共通点は「気温が低い」「寒波が流れ込みやすい」「暖かい海や湖が風上にある」の3つ。日本海側と北米五大湖周辺は同じ仕組みで雪が降ります。

この記事では、まずAccuWeatherの世界ランキングを紹介したうえで、気象庁のデータで日本の都市を”再ランキング”し、世界と日本の雪の都市を並べて比べられるツール、日本が世界一の雪国になる理由、2025年の記録更新まで、気象予報士の視点でまとめました。
世界で最も雪が降る都市ランキングTOP10(AccuWeather)
世界で最も雪が降る都市ランキングは、アメリカの気象会社AccuWeatherが「人口10万人以上の都市」を対象に、各国の気象機関の観測データから年間降雪量を比較して発表したものです。世界中で雪の観測方法や記録の期間が異なるため、一部の都市はデータが得られなかったと注記されていますが、現在も「世界の雪の都市」の基準として最も広く引用されているランキングです。
| 順位 | 都市 | 国 | 年間降雪量 | 雪が多い理由(地形・気候) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 青森市 | 日本 | 792cm | 日本海からの雪雲+八甲田山系。世界一の雪都市 |
| 2 | 札幌市 | 日本 | 485cm | 石狩湾から入る雪雲。人口197万の大都市で異例 |
| 3 | 富山市 | 日本 | 363cm | 日本海の暖流と立山連峰。里雪型の大雪 |
| 4 | セントジョーンズ | カナダ | 333cm | 北大西洋に面した半島の先端。低気圧の通り道 |
| 5 | ケベック・シティ | カナダ | 315cm | セントローレンス川沿い。低気圧+寒気 |
| 5 | シラキュース | アメリカ | 315cm | オンタリオ湖の風下(湖水効果雪) |
| 7 | サグネー | カナダ | 312cm | サグネー川沿いの内陸。寒気が強い |
| 8 | 秋田市 | 日本 | 272cm | 日本海に面した県庁所在地 |
| 9 | ロチェスター | アメリカ | 251cm | オンタリオ湖の風下(湖水効果雪) |
| 10 | バッファロー | アメリカ | 241cm | エリー湖の風下(湖水効果雪) |

1位青森市、2位札幌市、3位富山市とベスト3を日本が独占し、7位(表では8位相当)に秋田市も入りました。10都市のうち4つが日本、残りはすべてカナダ東部とアメリカ北東部(五大湖周辺)です。ヨーロッパやロシアの都市が1つも入っていないのは意外に思うかもしれませんが、これには明確な理由があります(後述)。
とくに青森市の792cmは2位の札幌に300cm以上の差をつける圧倒的な数字です。ビル3階分の高さの雪が、ひと冬のあいだに降り積もっては解け、また降り積もるということを繰り返しているわけです。日本海側の雪の降り方は、世界的に見ても相当特殊だということがわかります。
注意:AccuWeatherの数値と最新の平年値はズレている
ランキングの青森市792cmは、気象庁の古い平年値(1981〜2010年の669cm)よりもさらに大きい数字で、AccuWeatherが集計に使った期間が異なるためと考えられます。気象庁の最新の平年値(1991〜2020年)では青森市は567cm、札幌市は479cm、富山市は253cm、秋田市は273cmです。青森市の年間降雪量は平年値の更新のたびに減っており、温暖化で「雪ではなく雨として降る」割合が増えていることが背景にあります。それでも世界の上位都市を上回る水準であることは変わりません。
気象庁の平年値で”再ランキング”|人口10万人以上の日本の都市だけで世界TOP10が埋まる
AccuWeatherのランキングは「日本の都市は青森・札幌・富山・秋田」だけを取り上げていますが、同じ条件(人口10万人以上)を気象庁の平年値で日本の都市に当てはめると、じつはもっとたくさんの”世界級の雪都市”が見つかります。当ブログの降雪量が多い都道府県・市町村ランキングのデータから、人口10万人以上の市を抜き出したのがこちらです。
| 順位 | 都市(観測所) | 都道府県 | 年間降雪量(平年値) | 最深積雪(平年値) | 人口(万人) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 弘前市 | 青森県 | 679cm | 88cm | 16.8 |
| 2 | 青森市 | 青森県 | 567cm | 101cm | 27.5 |
| 3 | 旭川市 | 北海道 | 557cm | 89cm | 32.9 |
| 4 | 小樽市 | 北海道 | 556cm | 118cm | 11.1 |
| 5 | 札幌市 | 北海道 | 479cm | 97cm | 197.3 |
| 6 | 長岡市 | 新潟県 | 477cm | 89cm | 26.6 |
| 7 | 北見市 | 北海道 | 414cm | 83cm | 11.5 |
| 8 | 上越市 | 新潟県 | 413cm | 96cm | 18.8 |
| 9 | 会津若松市 | 福島県 | 328cm | 59cm | 11.7 |
| 10 | 函館市 | 北海道 | 306cm | 45cm | 25.1 |
| 11 | 山形市 | 山形県 | 285cm | 51cm | 24.8 |
| 12 | 秋田市 | 秋田県 | 273cm | 37cm | 30.5 |
| 13 | 富山市 | 富山県 | 253cm | 51cm | 41.4 |
| 14 | 高岡市 | 富山県 | 238cm | 54cm | 16.6 |
| 15 | 酒田市 | 山形県 | 211cm | 32cm | 10.0 |
| 16 | 盛岡市 | 岩手県 | 209cm | 36cm | 29.0 |
平年値ベースで見ると、青森市よりも弘前市(679cm)の方が多く、旭川市(557cm)・小樽市(556cm)・札幌市(479cm)・長岡市(477cm)・北見市(414cm)・上越市(413cm)と続きます。AccuWeatherの海外1位であるセントジョーンズ(333cm)を上回る日本の都市は、この表だけで8都市。つまり日本の10万都市だけで、世界のトップ10がほぼ埋まってしまう計算です。
弘前市が入っていないのは、AccuWeatherが各都市の代表観測所や集計期間を統一できなかったためでしょう。弘前は津軽平野の内陸にあって日本海からの雪雲がまっすぐ入るうえ、青森市より気温が低いため、降った雪がそのまま積もりやすい街です。長岡市や上越市も「里雪」で有名な新潟県内の都市で、上越市(高田)の観測史上の最深積雪377cm(1945年)は、人口10万人以上の都市としては日本一の記録です。
世界と日本の雪の都市を並べて比べるツール
AccuWeatherの世界TOP10と、気象庁平年値による日本の主要都市(東京・大阪・福岡など雪の少ない都市も含む)を1つの表にまとめました。ボタンで並び順を切り替えたり、「あなたの街」を選ぶと海外の都市と比べて何位かがわかります。
| 順位 | 都市 | 国・都道府県 | 年間降雪量 | 最深積雪(平年値) | 観測史上の最深積雪 | 人口 |
|---|
雪と寒さの季節に
降雪日の多い地域では、スタッドレスタイヤと防滑の靴が「行けるかどうか」を決めます。乾燥する太平洋側の冬は加湿器が風邪予防と体感温度の両方に効きます。
都市を離れれば桁違い|酸ケ湯の1,706cmと世界記録級の伊吹山
ここまでは「人口10万人以上の都市」の話です。都市という条件を外すと、日本の雪はさらに桁が変わります。気象庁の平年値で年間降雪量が最も多い観測地点は、青森市の山あい(八甲田山中)にある酸ケ湯の1,706cm。次いで肘折(山形県大蔵村)1,469cm、津南(新潟県)1,301cm、十日町(新潟県)967cm、小出(新潟県魚沼市)900cmと続きます。酸ケ湯は最深積雪の平年値も373cmで、2013年2月26日には566cmという、平地の観測所では考えられない積雪を記録しています。
さらに観測史上の記録まで広げると、滋賀県・岐阜県境の伊吹山で1927年2月14日に観測された最深積雪1,182cmが日本記録で、これは長らく「世界記録」として紹介されてきた数字です(オーストリア・ゾンブリック山の1,190cm(1944年)という記録もあり、国際的な認定制度がないため”世界一”には諸説あります)。歴代の記録は毎月自動更新している【歴代】最深積雪ランキングで確認できます。
| 順位 | 地点(都道府県・市町村) | 記録 | 観測日 | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 伊吹山(滋賀県) | 1182cm | 1927年2月14日 | 149.6 |
| 2位 | 酸ケ湯(青森県・青森市) | 566cm | 2013年2月26日 | 91.0 |
| 3位 | 守門(新潟県・魚沼市) | 463cm | 1981年2月9日 | 81.2 |
| 4位 | 肘折(山形県・大蔵村) | 445cm | 2018年2月13日 | 79.5 |
| 5位 | 津南(新潟県・津南町) | 419cm | 2022年2月24日 | 77.0 |
| 6位 | 十日町(新潟県・十日町市) | 391cm | 1981年2月28日 | 74.3 |
| 7位 | 高田(新潟県・上越市) | 377cm | 1945年2月26日 | 73.0 |
| 8位 | 小出(新潟県・魚沼市) | 363cm | 1981年2月28日 | 71.7 |
| 9位 | 関山(新潟県・妙高市) | 362cm | 1984年3月1日 | 71.6 |
| 10位 | 湯沢(新潟県・湯沢町) | 358cm | 2006年1月28日 | 71.2 |
雪の量は「降雪量(降った雪の合計)」と「積雪(積もっている深さ)」で見方が変わります。降雪量のランキングは降雪量が多い都道府県・市町村ランキング、積雪の深さは積雪量(最深積雪)が多い都道府県・市町村ランキング、雪が降る日数は雪の日数ランキングにまとめています。
首都で比べると世界一はどこ?|193か国の年間降雪量
都市ランキングは人口10万人以上が条件でしたが、「国」の代表として首都で比べるとどうなるでしょうか。当ブログの世界の年間降雪量ランキング【国連加盟193か国】では、各国の首都の年間降雪量を再解析データ(ERA5)で比較しています。1位はリヒテンシュタイン(ファドゥーツ)の334cm、2位アイスランド(レイキャビク)235cm、3位フィンランド(ヘルシンキ)172cm、4位カナダ(オタワ)159cm。日本は首都の東京で比べるとわずか20cm前後で、193か国中では中位です。「国としての日本」は雪が少なく、「都市としての青森・札幌」は世界一という、日本の気候の南北差の大きさがよくわかります。
下のツールでは、降雪量のほかに年平均気温・最低気温の記録・降水量など11の指標を切り替えて193か国を比べられます。
日本は世界有数の豪雪地帯|国土の半分が「豪雪地帯」

日本は世界でも有数の雪国で、国土のおおよそ半分にあたる51%の地域が「豪雪地帯」(豪雪地帯対策特別措置法にもとづく指定)になっています。豪雪地帯とは、積雪が特に多く、住民の生活や産業に支障が出る地域として国が指定した地域のことで、北海道・東北・北陸を中心に24道府県に広がっています。
そして、その豪雪地帯に約2,000万人、日本の人口の6人に1人が暮らしています。世界を見渡すと、これだけの雪が降る地域にこれだけ多くの人が住み、しかも札幌のような人口200万人の大都市が機能しているのは非常に珍しいことです。カナダやロシア、北欧の雪の多い地域は人口密度が低く、アメリカ五大湖周辺の雪都市も人口は数十万規模にとどまります。除雪・融雪・耐雪の技術と、雪と暮らす文化が発達したのも、この人口の多さがあってこそです。
なぜ日本海側の都市に世界一の雪が降るのか?大雪になる都市の3つの条件
ランクインした都市の気候には、共通する3つの特徴があります。
- 気温が低い(緯度が高い、または内陸・盆地)
- 寒波が流れ込みやすい場所にある(東アジアと北米東部)
- 暖かい海や湖が風上にある(日本海・五大湖・大西洋)
① 気温が低い
ベスト10の都市はどこも緯度の高いところにあります。日本でいうと北日本から東日本にかけての地域で、冬の平均気温が0℃前後まで下がります。ただし「寒いほど雪が多い」わけではありません。シベリアや南極は世界で最も寒い場所ですが、空気が乾いているため降雪量はそれほど多くありません。雪をたくさん降らせるには、寒さに加えて大量の水蒸気が必要なのです。
② 寒波が流れ込みやすい
気象庁の資料によると、冬に高緯度でたまった寒気は、寒波となって日本のある東アジアと、北アメリカ東海岸のあたりに流れ出しやすい傾向があります。偏西風の蛇行の「谷」がこの2か所にできやすいためです。ランキングを見ると、日本以外の都市がすべてカナダ東部〜アメリカ北東部に集中しているのはこのためで、ヨーロッパの都市が入っていないのは、大西洋の暖流のおかげでヨーロッパの冬が緯度のわりに暖かく、寒波が来ても長続きしないからです。寒波の仕組みは冬の寒波はどうやってやってくる?で詳しく解説しています。
③ 暖かい海や湖が風上にある

3つ目が最も重要な条件です。日本海には、黒潮から分かれた暖流(対馬暖流)が流れていて、真冬でも海面水温は10℃前後あります。そこへシベリアからマイナス30℃級の寒気が吹き出してくると、お風呂の湯船から湯気が立つように、海面から大量の水蒸気が立ちのぼり、次々と雪雲が発生します。この雪雲が季節風に乗って日本海側の平野や山にぶつかり、大雪を降らせるのです。

北米の都市も同じ仕組みです。シラキュース・ロチェスター・バッファローはオンタリオ湖・エリー湖の風下にあり、湖の上を渡ってきた寒気が雪雲をつくる「湖水効果雪(lake-effect snow)」で有名な街です。バッファローでは2022年11月に、わずか数日で2m近い雪が降ったことが世界的なニュースになりました。セントジョーンズとケベックは、北大西洋やセントローレンス川の水蒸気を含んだ低気圧が次々に通過します。北欧のスカンジナビア半島やアンデス山脈の南部も、同じように暖かい海の風下で雪が多くなる地域です。日本海側の雪のメカニズムは冬に日本海側で雪が多いのはなぜ?でさらに詳しく解説しています。
雪の都市の記録は今も更新されている|2025年2月の記録的大雪
温暖化で年間降雪量の平年値は減る傾向にある一方、一度に降る雪(ドカ雪)はむしろ極端になっているのが最近の特徴です。2025年2月には強い寒波が繰り返し流れ込み、弘前市で2月23日に最深積雪160cm、会津若松市で2月7日に121cmと、いずれも観測史上1位の記録を更新しました。青森市の観測史上1位は1945年2月21日の209cm、札幌市は1939年2月13日の169cmですが、数十年に一度の大雪はこれからも起こりえます。
いま現在、世界のどの都市でいちばん雪が積もっているかは世界の積雪・降雪ランキング【リアルタイム】で、日本国内の今日の積雪トップ300は今日のアメダスランキングで毎日確認できます。過去の特定の日にどれだけ雪が降ったかは過去の天気検索で、青森市や札幌市など地点ごとの平年値・記録・全国順位は地点別の気候データ(例:青森・弘前・札幌・酸ケ湯)で見られます。
あなたの県の雪は全国何位?|47都道府県 指標切替ランキングツール
年間降雪量のほか、雪の日数・気温・冬日・日照時間・湿度など20の指標を切り替えて47都道府県を比べられるツールです。都道府県名を選ぶと、順位・偏差値・全国平均との差が出ます。「月」を切り替えると、1月や2月だけの降雪量でも比べられます。
世界の雪の都市に関するよくある質問
世界で一番雪が降る都市はどこ?
AccuWeatherの「世界で最も雪の多い都市(人口10万人以上)」ランキングで1位は青森市(年間降雪量792cm)です。2位は札幌市(485cm)、3位は富山市(363cm)で、トップ3を日本が独占しています。気象庁の最新の平年値(1991〜2020年)では青森市は567cmで、それでも海外の上位都市(セントジョーンズ333cm、ケベック315cmなど)を大きく上回ります。
青森市はなぜそんなに雪が多いの?
日本海の暖流(対馬暖流)の上をシベリアからの寒気が渡るときに大量の雪雲ができ、それが青森市の南にそびえる八甲田山系にぶつかって降り積もるためです。緯度が高く気温が低いこと、日本海に面していること、山が近いことの3つがそろった「地形的に雪が降りやすい街」で、市街地の山あいにある酸ケ湯では年間1,706cmもの雪が降ります。
日本には青森市より雪の多い都市はある?
気象庁の平年値で人口10万人以上の都市を比べると、弘前市(679cm)が青森市(567cm)を上回ります。ほかにも旭川市(557cm)・小樽市(556cm)・札幌市(479cm)・長岡市(477cm)・北見市(414cm)・上越市(413cm)など、海外の上位都市を上回る都市がいくつもあります。都市以外では酸ケ湯(1,706cm)・肘折(1,469cm)・津南(1,301cm)が日本のトップ3です。
世界で最も雪が積もった記録は?
日本記録は伊吹山(滋賀県)の1,182cm(1927年2月14日)で、長く「世界記録」として紹介されてきました。オーストリアのゾンブリック山で1,190cm(1944年)という記録もあり、積雪には国際的な公式認定制度がないため世界一には諸説あります。アメリカではカリフォルニア州タマラックの1,146cm(1911年)が有名です。日本の都市では上越市(高田)の377cm(1945年)、青森市の209cm(1945年)が観測史上1位です。
ヨーロッパやロシアの都市がランキングに入っていないのはなぜ?
ヨーロッパは大西洋の暖流(北大西洋海流)の影響で緯度のわりに冬が暖かく、寒気が来ても長続きしないため、都市部の降雪量は日本海側ほど多くなりません。ロシアやシベリアは非常に寒いものの、内陸で空気が乾燥しているため雪の「量」は意外と少ないのです。雪をたくさん降らせるには「強い寒気」と「暖かい海からの水蒸気」の両方が必要で、その条件がそろうのが日本海側と北米五大湖周辺というわけです。
雪の多い都市に旅行するならいつがいい?
青森市・札幌市とも降雪量のピークは1月で、積雪が最も深くなるのは2月です。雪景色や雪まつり(さっぽろ雪まつりは2月上旬)を楽しむなら1月下旬〜2月中旬、雪道の運転や交通の乱れを避けたいなら12月上旬か3月中旬以降がおすすめです。旅行先の月別の天気・気温・服装は当ブログのおでかけ・服装の天気 総合案内で確認できます。
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雪のランキングシリーズと、世界・日本の気象データを調べられるツールです。
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- 世界の積雪・降雪ランキング【リアルタイム】
- 世界の気温ランキング【リアルタイム】いま世界一寒い都市はどこ?
- 世界の気象データベース(245の国・地域の天気・実況)
- 地点別の気候データ(全国936地点の平年値・観測記録・全国順位)
- 過去の天気検索(○年○月○日の天気・気温・降雪を全国936地点で)
まとめ
- 世界で最も雪が降る都市ランキング(AccuWeather)は1位青森市792cm・2位札幌市・3位富山市で、ベスト3を日本が独占。7位に秋田市も入る
- 気象庁の最新平年値で人口10万人以上の都市を並べ直すと、弘前市679cmが青森市567cmを上回り、旭川・小樽・長岡・北見・上越なども海外の上位都市より多い
- 都市を離れると酸ケ湯の年間1,706cm、観測史上の最深積雪は伊吹山1,182cmと世界記録級。一方、首都・東京で比べると日本は193か国中で中位
- 日本は国土の51%が豪雪地帯で、そこに約2,000万人が暮らす世界でも珍しい雪国
- 大雪になる都市の条件は「気温が低い」「寒波が流れ込みやすい」「暖かい海や湖が風上にある」の3つ。日本海側と北米五大湖周辺は同じ仕組み
- 平年値の降雪量は減少傾向だが、2025年2月には弘前市160cm・会津若松市121cmと観測史上1位を更新。ドカ雪は今も起きている
以上が、「世界で最も雪が降る都市ランキングTOP10」でした。あなたの街や旅行先の雪の量は、記事内のツールと地点別の気候データで確認してみてください。読んでいただきありがとうございました。
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