こんにちは!のぶやんです。
天気のことわざで「霜が降りると晴れる」って言われたりします。
霜が降りたら晴れるって言われる理由を解説していきます。
僕の簡単なプロフィールです。
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霜がおりると晴れるって本当?理由は?
晴れた日には、朝霜がおりていることから「霜がおりると晴れる」って天気のことわざがあります。
このことわざって本当なんでしょうか?
結論からいうと、このことわざが正しいことが多いので本当って言っていいです。
なんでそう言えるのかというと、霜がおりるときの気象条件が関係しているからです。
霜がおりるときの気象条件
霜がおりるときの気象状況ってどんなときなのでしょう。
晴れた風もほとんど吹かない夜は、放射冷却がよく聞いて地表面付近は良く冷えます。
地表面が良く冷えると、冷えた地表面に接する空気が冷やされます。
冷えた空気が冷やされて、露点温度が氷点下になると空気中の水蒸気が昇華によって、氷の結晶ができます。
これが霜なのです。
つまり、霜が降りるときの気象条件は、朝に霜がおりるときは、高気圧圏内で良く晴れてて、風のない夜に放射冷却がきいたときってことですね。
霜が降りるときは、高気圧圏内なことが多くて、日中も大体晴れることが多いためことわざも正しいことが多いんです。
霜がおりたときの実際の事例をみてみよう
実際に霜がおりた時に天気がが良かったのか?事例をみてみましょう。
2022年1月8日の朝に霜がおりていました。
朝散歩をしていると、霜が地面の草に沢山おりていました。
こんな感じです。
天気図もみてみましょう。
高気圧に覆われていて等圧線の間隔も広いため風も弱くて前日の夜から天気がよくて放射冷却がしっかり効いたことによって霜が発生したようです。
日中も天気がよかったので、ことわざのとおり霜が降りたら晴れていました。
実際に朝に霜をみかけたら、今日は天気良いかなあ~と観天望気してみてくださいね。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、霜がおりると晴れるって本当?理由は?でした。
読んでいただきありがとうございました。