こんにちは!のぶやんです。
天気のことわざの「梅雨明け十日」って言葉について解説していきます。
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梅雨明け十日とは?
梅雨明け十日という天気のことわざがあります。
これってどういう意味なのでしょう?
梅雨の間は梅雨前線が日本付近を停滞していますが梅雨が明ける時には、太平洋高気圧の勢力が強まって、梅雨前線は北に押し上げられたり消滅したりします。
太平洋高気圧が日本付近を覆うようになると、梅雨明けとなって日本付近は夏の空気に覆われるってことですね。
太平洋高気圧の勢力って大体強弱があったりしますが梅雨が明けた時は、梅雨前線をぐいっと北に押し上げるのでその後の10日間は安定した夏空が続くことが多いので「梅雨明け十日」といわれています。
登山される方は、良い天気が続きから登山するのに絶好のねらい目とされたりするみたいです。
実際の天気図で梅雨明け十日をみてみよう
梅雨が明けると、天気のことわざどおり「梅雨明け十日」になるのか実際の天気図を見ていきましょう。
福岡県の地点から見ていきたいと思います。
2018年の九州北部地方の梅雨明けは7月9日でした。
9日~11日かけて太平洋高気圧が梅雨前線をぐいっと北側に押し上げてしまっています。
12日くらいになると、太平洋高気圧にしっかり覆われるようになっていい天気が続きます。
13日はいわゆる鯨の尾型の天気図になっていい天気を通り越して厳しい暑さとなっていました。
15日も引き続き高気圧に覆われて、福岡は大体は快晴か晴の天気が続いていました。
全国的にも暑くて15日はアメダス200地点で猛暑日になってたみたいです。
その後も福岡は引き続いて安定した夏空と猛暑が続いていました。
台風がやってくることによって天気の場が変わっていきました。
ことわざのとおり2018年の福岡は梅雨明け十日になってましたね。
最初に説明しましたが、太平洋高気圧には勢力の強弱があったりするので梅雨明け十日にならないってこともあります。
天気図をみて今年はどうかな~と確認してみてくださいね。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、梅雨明け十日ってなに?でした。
読んでいただきありがとうございました。