朝虹は雨、夕虹は晴れって言われるのはなぜ?科学的根拠は?

気象

こんにちは!のぶやんです。

天気のことわざに「朝虹は雨、夕虹は晴れ」っていうのがあります。

なんでそんな風にいわれるのか?解説していきます。

のぶやん
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虹ってどうやってできる?

天気のことわざ「朝虹は雨、夕虹は晴れ」を解説していく前に、そもそも虹ってどうやってできるのか知っていますか?

虹は、空の一部に雨が降っていて空の別の部分で太陽が照っているときにあらわれます。

虹を見るには、太陽を背にして、雨に向き合う必要があります。

例えば、目の前に虹を見ているとすれば、背中の方向から太陽の光が差して、虹の方向に雨が降っているということになります。

図にするとこんな感じです。

もう少し詳しく説明すると、太陽の光が雨粒に入射すると大部分はまっすぐ水滴を透過していきます。

でもある角度になると水滴が太陽の光を水滴内で反射させます。

雨滴の内壁に当たった太陽の光はそこで反射して、僕たちの眼に向けて反射します。

赤い光だと42度、紫色だと40度になります。

一つの水滴からは一つの色しか見えないので虹の色彩を作り出すには沢山の雨粒が必要になります。

それぞれ異なる角度で光の屈折が起こって、反射して僕たちの眼に向けて光を届けてくれているんです。

朝虹は雨、夕虹は晴れって言われるのはなぜ?根拠は?

虹が発生する仕組みについて説明してきました。

では、天気のことわざの「朝虹は雨、夕虹は晴れ」って言われるのはなぜなんでしょう?

日本がある中緯度帯では、天気は西から東に変化します。

夕虹を見た場合だと、西には沈んでいく太陽があって晴れていて、東に雨があるのでそのまま雨は東に雨雲は抜けて天気は回復するってことを示唆していることになります。

なので、夕虹は晴れって言われるんです。

図にするとこんな感じです。

反対に朝虹を見ると、東から太陽が昇ってきていて西に雨があるということになります。

西側が雨ってことは、これからどんどん天気が下り坂になりそうだというのを示唆していることになります。

なので朝虹は雨っていわれるんですね。

図にするとこんな感じです。

「朝虹は雨、夕虹は晴れ」は、中緯度帯の天気が西から東に変化していくことを利用した気象的な根拠があってのことわざってことになります。

ちなみに、同じ中緯度帯に位置しているアメリカでも似た天気のことわざがあって

「朝の虹は船乗りが警戒し、夕方の虹は船乗りが喜ぶ(Rainbow in morning – sailor take warning, rainbow at night – sailor’s delight)」っていうのがあります。

アメリカの人たちも同じように考えてたってことですね~。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 虹をみるには、太陽を背にして雨と向き合う必要がある
  • 夕虹は晴れは、西には沈んでいく太陽があって晴れていて、東に雨があってそのまま東に進むんでくので天気は回復していくってことを示唆している
  • 朝虹は雨は、西側が雨ってことはこれからどんどん天気が下り坂になりそうだというのを示唆している
  • このことわざは中緯度帯の天気が西から東に変化していく気象的な根拠に基づいてる

以上が、「朝虹は雨、夕虹は晴れって言われるのはなぜ?科学的根拠は?」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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