驟雨と地雨の違いってなに?意味や読み方は?解説します

気象

こんにちは!のぶやんです。

雨には驟雨(しゅうう)と地雨(じあめ)という種類があります。

ふたつの違いや意味について解説していきます。

のぶやん
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驟雨とは?意味や読み方は?

驟雨とはどんな雨のことをいうのでしょう?

読み方は「しゅうう」と読みます。

驟雨は、比較的大粒の雨が断続的にざーざー降るような雨のことを言い雲の種類としては、積雲や積乱雲から降る雨です。

驟雨は別名だと、にわか雨とか村雨とかとかいったりします。

「積」がつく雲はモコモコした雲なので、ザーザー雨になるってことですね。

このような雲を対流性の雲といったりします。

主に、夏の夕立や、寒冷前線、台風が接近する時に降らせる雨のことです。

夏の夕立とか入道雲ができてイメージしやすいですよね。

寒冷前線の図ももってきました。

寒気と暖気がぶつかる場所なのでざーざー降るんですね。

地雨とは?意味や読み方は?

地雨とはどんな雨のことをいうのでしょう?

読み方は「じあめ」と読みます。

地雨は、しとしと一様な降り方で何時間も続いて降る雨のことをいい、主に層状性の雲から降ります。

一様に降る雨は主に雲の種類としては「高層雲」と「高積雲」あるいは「乱層雲」から降ります。

ちなみに、雲で「層」がつく雲は水平方向にぺたーっとと広がった雲のイメージです。

雲がぺたーっとしてるので、ざーっとした雨ではなくて一様にしとしと雨になるんですね。

層状性の雲は、主に温暖前線面にできる雲で、緩やかに寒気の上を上昇する中で発生する雲により降る雨です。

あとは停滞前線(梅雨前線とか)の前線から少し離れた北側で地雨が降ったりします。

ちなみに気象庁HPをみてみると地雨と言う言葉が一般的じゃないので予報や解説では使わないようになっています。

実際に、驟雨と地雨が降った事例をみてみよう

実際に、驟雨と地雨はどんな雨の降り方をするのかみていきましょう。

2023年2月6日の事例をもってきました。

天気図をみてみるとこんな感じで、九州の西海上には低気圧があって温暖前線寒冷前線が伸びていました。

この時(18時)のレーダー画像はこんな感じで温暖前線による雨雲が九州本土にかかっていて、寒冷前線に伴う雨雲が沖縄県付近にかかっていました。

衛星画像でもざっくりこの辺が地雨、この辺が驟雨を示してみました。

うえの地雨・驟雨の紹介で使った雲の模式図と形が大体似ているかなあと思います。

実際に地雨と驟雨は観測されていたのでしょうか?

鹿児島県のデータをもってきました。

これで見ると鹿児島県は18時は地雨を観測しています(黒丸マーク)。

一方寒冷前線が近づいていた沖縄県の那覇のデータをみると驟雨を観測しています(黒点に逆三角のマーク)。

ということで、実際の驟雨と地雨の例を紹介しました。

ただ、教科書的にいえば寒冷前線は通過時の驟雨は結構強いことが多いのですが、今回の寒冷前線はそこまで強い雨を降らせなかった事例でした(そこまで寒気と暖気のぶつかりが激しくなかったんでしょうね~)。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 驟雨は、比較的大粒の雨が断続的にざーざー降るような雨のことをいう
  • 地雨は、しとしと一様な降り方で何時間も続いて降る雨のことをいう
  • 驟雨は積乱雲や積雲から降る雨で、地雨は主に層状性の雲から降る雨

以上が、「驟雨と地雨の違いってなに?意味や読み方は?解説します」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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