北海道の年間の紫外線|強い時期・弱い時期はいつ?

気象

こんにちは!のぶやんです。

北海道の年間って紫外線どれくらい強いのか?

紫外線の強い季節・弱い季節はいつなのか?

解説していきます。

のぶやん
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北海道の年間の紫外線は?強い時期・弱い時期は?

北海道の年間の紫外線はどれくらい強いのかみてみましょう。

年間の北海道の紫外線の強さを示すUVインデックスの値と、UVインデックスの紫外線の強さの目安をもってきました。

これで見ていくと、紫外線の最も強い時期は夏(6~8月)になります。

特に、正午付近は紫外線が非常に強く外出を控えるレベルになっています。

また夏は8時~15時くらいまでは紫外線は強い~中程度の強さになっていますので1日紫外線対策が必要な時期といえます。

夏の次に紫外線が強いのは、春(3~5月)や秋(9月~11月)になります。

こちらは夏ほどではないですが、正午付近を中心に紫外線の強さが中程度~強いとなっていますので

最も紫外線が弱いのは冬でUVインデックスに紫外線の強さも日中でも「弱い」ので安心して外で過ごすことができます。

でも、紫外線がないわけではないので気になる方は紫外線対策をしておくことをおススメします。

年間だと夏が強くて、1日でみると正午が紫外線が最も強いのはなぜ?

年間で見ていくと夏が強くなるのはなぜなのでしょう?

年間で夏が最も紫外線が多くなっているのはなんでなのかというと、太陽高度が高いほど強い紫外線が届くのですが、年間で夏が最も太陽の高度が高くなるためです。

図をもってきました。

これで見ると夏がもっとも高度が高くなっていて、冬が高度が低くなっているのがわかります。

このため、紫外線の量も夏が多くなって冬が少なくなるのです。

同じく1日の時間帯でいうとお昼ごろの紫外線が最も強くなるのも強くなっているのでしょうか?

先ほどいったように太陽高度が高いほど強い紫外線が届きます。

このため太陽が1日のうちで一番高くなるのは正午ですので紫外線が最も強まるってわけです。

なので、太陽が出てくる高度がまだ低い朝や、太陽の高度が低くなる夕方は紫外線も相対的に弱くなるのです。

年間とおして夏の正午が外出を一番控えた方がいい時ですね。

紫外線の量は天気や標高にも左右される?

紫外線の量は天気にも左右されます。

紫外線の量を、快晴の時が100%としたら薄曇りだと80~90%、曇りの場合は60%、雨の場合は30%の量になります。

また、積もった雪の場合には、紫外線を80%反射します。

このため晴れた日に新雪でスキーをすると太陽からの直接の紫外線量(100%)プラス新雪に反射した紫外線(80%)で受ける紫外線量は180%になるため冬は紫外線が弱いですが注意が必要です。

また紫外線の量は、標高にも影響していて、標高が1000m上昇するごとに紫外線量は10 ~12%増加します。

日本全体で見ると北海道は紫外線は強いの?弱いの?

日本全体でみると北海道は紫外線量は強いのでしょうか?弱いのでしょうか?

日本全体でみると、北海道は最も紫外線の弱い地域になります

日本の8月と1月のUVインデックスの値の分布をもってきました。

これでみると北にいけばいくほど紫外線量は弱く、南に行けば行くほど紫外線は強くなるっていうのがわかりますね。

先ほどの北海道のUVインデックスの値のほかに、つくばや沖縄ももってきました。

これをみても、北海道からつくばへさらに沖縄へと南にいくほど紫外線の強さが増しているのがよくわかります。

ちなみに、沖縄は冬でもしっかり紫外線対策が必要なくらい紫外線が強いですね。

また、南の地域にいくほど紫外線が強くなる理由ですが、夏至の南中高度の求め方の式で見ていくとよくわかります。

  • 夏至のときの太陽の南中高度(度) = 90 - (その場所の北緯) + 23.4

札幌(北緯43度)と沖縄(北緯26度)を比較してみましょう。

【札幌】夏至のときの太陽の南中高度(度)70.4= 90 - (札幌43) + 23.4

【沖縄】夏至のときの太陽の南中高度(度)84.7 = 90 - (沖縄26) + 23.4

札幌での太陽の高度が70.4度、沖縄のほうが太陽の高度が84.7度とかなり高くなります。

つまり、紫外線は高緯度の地域であるほど紫外線が弱くなり、低緯度の南の地域のほうが強くなるってことですね。

有効な紫外線対策はどうしたらいいの?

北海道の紫外線が強い時期や時間帯などがわかったところで、紫外線対策をどうしたらいいのか?有効な紫外線対策を紹介していきましょう。

まずは、当たり前ですが紫外線の強い時間帯は外出を避けましょう。

今回のように冬場を除いて正午の前後の数時間は避けられるなら外出は避けた方が無難です(特に夏場)。

そんなこといっても、外出しないといけないよ!ということが多々あると思いますので、外出する際の対策としては、まずは帽子が有効です。

当日のコーディネートもあると思いますが、紫外線対策としては幅の広いつばのある帽子がより効果的です。

あと、有効な紫外線対策として、日傘を使用することをおススメしたいです。

遮光日傘暑くなってくると熱中症対策としても有効で、紫外線対策とあわせて熱中症対策の両方で活躍するので一つもっておくと夏場はめちゃくちゃ役立ちます。

最近の日傘は紫外線対策にかなり有効なUVカット100%も多いです。

あと結構男性も使うようになってきているので男女関係なく紫外線対策&熱中症対策として活用してほしいです。

それから、アームカバーも有効です。

肌が露出していると紫外線の影響をもろにうけてしまうので、アームカバーを付けることで肌を紫外線から守ってくれます。

UVカットもしっかりしていて、暑くなりすぎないようにしているものもあります。

車を運転する時なんかは重宝しますよね。

あと最近では、顔を覆うようなフェイスカバーも登場してきていますね。

ここまで、紫外線対策グッズを紹介してきましたが、どうしても肌が露出する部分は、太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中で散乱している紫外線まで防ぐことはできないので、露出する肌の部分はちゃんと日焼け止めを使っておきましょう。

ちなみに、乳児がいる場合には、タオルケットなどで覆ったり工夫すれば、日焼け止めを使わなくても大丈夫です。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 北海道で紫外線が年間で最も強い時期は夏で、最も弱いのは冬
  • 1日のうちで紫外線がもっとも弱いのは正午前後頃
  • 北海道は全国的に見たら最も紫外線の弱い地域で、日本のなかで高緯度の地域のため太陽高度が低くなるから

以上が、「北海道の年間の紫外線は?強い時期・弱い時期はいつ?」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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