こんにちは!のぶやんです。
ディズニーランドに行く予定を立てるときに1か月先・45日先・90日先の天気予報があったりしますがあの天気予報は当たるのか?
解説していきます。
僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士
- 家族だんらんが好き
ディズニーランドの1か月先・45日先・90日先の天気予報って当たるの?
天気予報で1か月先、45日先、90日先を予報しているものがありますが、当たるのでしょうか?
早速結論からいってしまえば、1か月先、45日先、90日先の天気予報は当たらないです。
実際に天気予報の本家本元である気象庁では1か月先の天気予報はやっていなくて、かわりに1か月先大まかな天候についてわかる季節予報っていうのを発表しています。
1か月先の天気予報が当たらないことについて、気象庁HPにはこんな感じで記載があります。
「1か月後に大事な予定があって、その日の天気が知りたい!」という経験をしたことはありませんか? でも、現実には1か月後のある日の天気を「晴れ」、「雨」というように断定して予報することはできません。
気象庁HPより
晴れか雨か断定して予報はできない・・・つまり当たらないのでやっていないってことですね。
1か月先で当たらないのであれば、それよりも先の45日先、90日先の天気予報はもっと当たらないのです。
ただ、次の章で説明する天気予報の仕組み上、1か月先の天気予報にもなると予報自体の精度がかなり悪くなってしまうのでそれよりも先の45日先、90日先の天気予報はもっと当たりにくい、精度が良くないのが現状です。
なんで1か月先・45日先・90日先の予報は当たらないのか?
1か月先の予報は天気予報の本家本元である気象庁もやっていないし、その先の45日先・90日先の天気もさらに当たりにくいと解説してきましたが、なぜ当たらなくなってしまうのでしょうか?
天気予報って、スーパーコンピュータが計算する数値予報によって行われます。
今の実況の天気がこんな風だから、数秒後にはこうなってこうなっての計算を繰り返して積み重ねて、未来の天気を作成されます。
例えば、ボールを投げるとその軌道でこのあと何秒後にはここに落下するのを予測すると理屈としては同じです。
コンピュータの進化や観測精度の向上によって、予測資料もどんどん精度が良くなってきました。
でも、天気予報が外れてしまうのは、現実世界と数値予報によって再現した世界に誤差が生じているからです。
まず、計算する時点で現実世界の気象状況を100%再現するのがが難しいことがいえます。
なんでかというと、今の天気の状況をアメダスや気象衛星ひまわり等によって観測しているといってもすべて実況を網羅しきれないですし、海なんかは観測地点がほとんどありません。
さらに、数値予報にはカオスといって少しのずれ(誤差)が時間とともに大きくなります。
このため、先になればなるほど予報の誤差が大きくなって精度も低くなります。
そもそも明日の予報も外れていたりするから、予報というのは100%適中は現時点の科学技術では難しくて、外れることはあるのです。
明日でも外すことがあるのに、1か月先・45日先・90日先の予報ってなると精度がかなり低くなって、当たらなくしまうっていうのは当然ってことですね。
ってことで気象庁も1か月先の天気は予報できないよ~っていってるわけです。
ちなみに、気象庁は天気予報でいったら7日先までしか発表していませんので、その先の予報は精度が低いと判断していると考えられます。
それでもお天気の時にディズニーに行きたいって時にはどうするの?
1か月先や45日先・90日先のの天気予報は当たらない・・・でも天気の良い時にディズニーに行けるようにしたい!と言う方がいると思います。
その対策としては、かなり先に計画をディズニーに行く計画を立てる場合であれば過去に晴れの出現率の高かった日を狙っていけばディズニーランドに行く日も晴れの可能性が高くなります。
明日・明後日くらいに天気予報精度の高い気象会社3社(気象庁、tenki.jp、ウェザーニュース)の予報を比較して総合的に判断するがベストかなあと考えています。
詳しいやり方は、下の記事で紹介しています。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、「ディズニーの1か月先・45日先・90日先の天気予報って当たるの?解説します」でした。
読んでいただきありがとうございました。