こんにちは!のぶやんです。
天気予報で荒れた天気とか大荒れの天気って言われる時があります。
どんな気象状況の時なのかを解説していきます。
のぶやん
僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士
- 福岡あたりの気象のこと中心になりがち
荒れた天気ってどんな気象状況の時?
荒れた天気とは、強風注意報を超えるような風が吹いて、雨または雪が一緒に降っている時です。
低気圧の中心が通過したり、寒冷前線が通過時などに使われます。
実際に事例を見て見ましょう。
2021年11月8日~9日にかけて中国東北区あたりに中心をもつ低気圧から伸びる寒冷前線が日本の広い範囲を通過していきました。
その時の天気図はこんな感じです。
僕が住んでいる福岡でも寒冷前線通過の時には、雨風が強まって、一時的に荒れた天気になりました。
大荒れの天気ってどんな気象状況の時?
大荒れの天気は、暴風警報クラスの風が吹いて、雨または雪が一緒に降っている時です。
暴風警報が発表されるのが各県によってことなりますが大体風速20メートル以上くらいです。
気圧配置としては、発達した低気圧や台風が通過する時が多いです。
実際に大荒れの天気だった時をみてみましょう。
2017年12月25日~26日の北海道に発達した低気圧が通過した事例です。
25日と26日の天気図をもってきました。
気象庁ホームページの日々の天気図から引用しました。
25日は、日本海を北東へ進む低気圧と、本州の南岸から三陸沖を進む低気圧がともに急速に発達してオホーツク海でひとつにまとまって、もう台風やん・・・ってくらいの勢力まで発達しました。
非常に強い風が吹いて、猛ふぶきとなり、海は大しけだったでしょうねえ・・・。
気象庁の解説でも北日本は大荒れだって書いてますね。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、「荒れた天気・大荒れの天気ってどんな時?」でした。
読んでいただきありがとうございました。