こんにちは!のぶやんです。
天気のことわざに「お茶碗のご飯粒が綺麗にとれると雨になる」っていうのがあります。
なぜそのようにいわれるのかを解説していきます。
僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士(福岡)
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お茶碗のご飯粒が綺麗にとれると雨といわれる理由
なぜ「お茶碗のご飯粒が綺麗にとれると雨」といわれるようになったのでしょう?
僕たちは、大体ご飯を毎日食べますが、ある日にはお茶碗の最後の一粒がとれないってことありますね。
反対にすっと綺麗に食べられたって時があると思います。
お米は湿り気に非常に敏感です。
お米に含まれるでんぷんは糊(のり)の原料としても使用されます。
小さい頃に、工作なんかで使っていた糊ですね。
小学校でみんな使ってた、「どうぶつのり」はとうもろこしでんぷん100%です。
工作をやっている時を思い出してほしいのですが、中身の糊を容器から取り出したすぐはドロドロしていて取れやすいですが、紙につけたあとしばらく時間を置くと糊は固まります。
この理由は、でんぷんでできた糊というのは水溶性のためです。
お茶碗のご飯粒も同じで湿っていると取れやすくて、空気が乾燥しているとお茶碗にくっつきやすくなります。
湿っている時と言うのは、低気圧が近づいて湿度が高くなってきているときや、すでに雨がふっているときになることになるので、お茶碗のご飯粒が綺麗にとれると雨といわれるようになったんでしょうね~。
反対に、高気圧に覆われている時には、空気が乾燥しているのでお茶碗のご飯が取れにくくなります。
ご飯がくっつきにくいエンボス加工のお茶碗
低気圧が近づけは、湿度が高くなってきているのでご飯粒がとれやすくて、高気圧圏内の時には乾燥しているから取れにくいって話をしました。
でも、そもそも小さい子は食べるのが大人と比べるとゆっくりしているので、ご飯粒は乾燥してきてお椀にくっつきがちですよね。
最近では、ご飯がくっつきにくいお茶碗がありますので紹介しておきます。
エンボス加工で凸凹していて子どもがご飯たべるのに時間がかかっていても取れやすいです。
すみっコぐらしなので幼稚園~小学生くらいの女の子ならきっと気に入いります。
お茶碗が進化していくと今回のことわざもピンとこなくなるかもしれませんね~。
まとめ
今回の内容について、まとめました。
以上が、お茶碗のご飯粒が綺麗にとれると雨になる?でした。
読んでいただきありがとうございました。