福岡の冬が意外と寒いのはなぜ?理由は?解説します

気象

こんにちは!のぶやんです。

福岡って日本の中じゃ結構南の方だから冬あったかいんじゃない?って思われてる方もいるかもしれませんが意外と寒いんです。

その理由について解説していきます。

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福岡の冬が意外と寒い理由

福岡って南国だから冬も暖かいんでしょ?って言われることがあります。

ずっと福岡に住んでる僕からしたらそんなことは全然ありません。

福岡の冬が意外と寒い理由を解説していきます。

まず、福岡の冬が寒い理由の一つとして天気が曇りがちなことが挙げられます。

日差しがないって結構寒いんです。

福岡のアメダスデータをもってきました。

日照時間をみてみると冬が1年間で一番少なくなっています。

梅雨時期6月~7月頃も梅雨前線が停滞して日照時間は少ないんですが、それよりも冬は少ないんです。

なぜ福岡の冬が曇りがちになってしまうのかというと、大陸から寒気が流れ込んできますが、暖かい日本海を渡ってくるときに水蒸気を補給して雲がどんどん発生します。

この雲が福岡県に断続的に入ってくることで曇りがちな天気になります。

図にしたらこんな感じです。

ちなみに、同じ日本海側に面している北陸・北日本では大雪になりますが、福岡で大雪になりにくいのは朝鮮半島により日本海を渡る距離が短くなっているためです。

図にするとこんな感じです。

北陸や北日本で大雪でも福岡では雪がちらつく程度だったとか高い山だけ雪が降ったとかは割とあります。

寒気の程度とか風向とかにもよりますけどね。

続いて福岡の冬が寒い理由としては、西高冬型の気圧配置になると風が強まって体感温度が下がることが挙げられます。

寒気が流れ込む時には、天気図の等圧線が混んできて風が強まります。

大体風が1メートル強くなるごとに1℃体感温度が下がると言われています。

このため、例えば気温が10℃でも風が6メートル吹けば体感温度は4℃になるのです。

最後の理由としては、上の2つの条件(くもりがち、風強い)がそろう時は大陸からの寒気が流れ込んできているので寒気流れ込んでくること自体によって寒くなるっていうのもあります。

このトリプルパンチがあるので福岡にやって来た人は寒いやんけ!ってなるのかもしれません。

実際の事例をみてみよう

典型的な福岡が寒くなる事例を紹介します。

天気図をみるとこんな感じで西高東低の冬型の気圧配置となっていました。

衛星画像でみると寒気による雲域が日本海で発生して福岡県に流れ込んでいました。

福岡の観測データをみても曇りで雪がちらついているような天気でした。

気温をみても、寒気が入ってきていたので9時で1.6℃となっていました。

北西の風が5メートル程度吹いていたので体感的には‐3℃くらいでしょうか。

この時の寒波はそこまで寒気の流れ込みの強いものではなかったので、さらに寒くて風も強くなります。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 福岡の冬が寒くなる理由は、大陸からの寒気の流れ込みにより雲が発生して流れ込んできて日差しがなくなるため
  • 西高東低冬型の気圧配置になって風が強まり体感温度が下がるため
  • 上記2つが発生してるときは大陸からの寒気が流れ込んでいて寒気自体の冷え込みもあるため

以上が、「福岡の冬が意外と寒いのはなぜ?理由は?解説します」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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