冬に沖縄の天気が悪いのはなぜ?解説します

気象

こんにちは!のぶやんです。

沖縄って青い空、キレイな海ってイメージですが実は冬って天気があんまり良くなくてどんよりしていることが多いです。

その理由について解説していきます。

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冬の沖縄はあんまり太陽を見れない

冬の沖縄はあんまり天気が良くありません。

沖縄の首都那覇の1年間の日照時間(1990年~2020年までの30年間の平均)をもってきました。

1年間を通してみると冬(12月~2月)の時間は日照時間が一番少ないのがわかるかと思います。

実際データをみても沖縄の冬はどんよりしていることがわかりましたが、なぜ冬だけどんよりしているのでしょうか?

沖縄の冬の天気が悪い理由とは?

沖縄の冬の天気が悪くなってしまう理由は何なのでしょう?

冬になると大陸から日本海~東シナ海へ冷たく乾いた寒気が流れ込んできます。

イメージだとこんな感じです。

この寒気が沖縄近海の東シナ海を通る時には、暖かい海水の上をめっちゃ冷たい空気が通ることによって、水蒸気を補給して雲が発生発達するのです。

このため沖縄の海上では雲がもくもく発生して天気が悪くなるのです。

この雲の発達の仕方は露天風呂の湯気をイメージしてもらえればいいのかなと思います。

実際の寒気の流れ込みと、沖縄に流れ込んでくる雲のイメージを図にしてみるとこんな感じです。

原理としては、冬に北陸や北日本の日本海側で大雪になるのと同じになります。

沖縄だと日本海ほど冷たい寒気が流れ込んでこないため雨や曇りになることがほとんどですが過去の事例をみてみると強烈な寒波がやって来た時には雪が降ったという事例もあります。

実際に冬の沖縄のすっきりしない時の天気をみてみよう

実際に、冬の沖縄が天気悪くなった事例をみてみましょう。

2023年1月28日の事例です。

この時の天気図は典型的な冬型の気圧配置になっていて大陸から寒気が流れ込んできていました。

等圧線が縦じまですね。

衛星画像をみるとこんな感じで雲が東シナ海一面にびっしり発生しています。

海上にこれだけ雲が発生しているとなかなか晴れなさそうですね…。

海水温もみてみると沖縄周辺は20度くらいあるので寒気が海上に流れ込んできて雲が発達する理由がわかります。

最後に那覇の観測データをもってきました。

日差しのある時間帯もありましたが、断続的に雨が一日続いて全体的にすっきりしない天気でした。

曇りや雨が多い沖縄の冬の天気って感じの事例でした。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 沖縄の冬は日照時間が1年を通じて一番短い(晴れ間が少ない)
  • 沖縄の冬の天気が悪いのは大陸からの寒気が沖縄近海の東シナ海を通る時に、暖かい海水の上を冷たい空気が通ることによって、水蒸気を補給して雲が発生発達するため
  • 原理としては北陸や北日本の日本海側で大雪になるのと同じになります。

以上が、「冬に沖縄の天気が悪いのはなぜ?解説します」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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