こんにちは!のぶやんです。
令和4年6月から線状降水帯の予測が始まりましたが的中率はどうだったのか?解説していきます。
のぶやん
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線状降水帯予測の的中率はどうだったのか?
気象庁は令和4年6月から線状降水帯による大雨の可能性がある程度高い場合には、半日程度前から「線状降水帯」が発生しそうだよとい予測を行うようになりました。
この線状降水帯予測の的中率はどうだったのでしょうか?
結果が、気象庁HPに資料が掲載されていましたのでもってきました。
令和4年度の結果はこんな感じになりました。
- 線状降水帯の呼びかけ「あり」のときに線状降水帯発生「あり」の確率が23%(13回中3回)
- 線状降水帯のよびかけ「なし」のときに線状降水帯「あり」の確率が73%(11回中8回)
予測を開始する当初の想定も掲載しておきますが、当初想定したのとほぼ同程度の予測精度だったようです。
- 線状降水帯の呼びかけ「あり」のときに線状降水帯発生「あり」の確率が25%(4回に1回程度)
- 線状降水帯のよびかけ「なし」のときに線状降水帯「あり」の確率が67%(3回に2回程度)
あとは令和4年度線状降水帯の予測・発生の一覧表ももってきました。
これでみると、九州での予測的中率が高そうですね。
でも予測してても4回に1回くらいしか発生せずに、何も予測してないときにかなり発生しているので線状降水帯の予測ってかなり難しいことがわかります。
今後も線状降水帯予測が充実してくる予定
線状降水帯の予測が始まりましたが、今後数年かけて予測が充実させるような動きがあるようです。
気象庁の資料によれば、今後は線状降水帯の予測の範囲が現在は地域単位ですが、県単位や市町村単位に細かく発表するようになるみたいです。
また、線状降水帯が発生する30分前までに線状降水帯が発生しそうだよって情報発表するようになるみたいです。
また、気象庁の発表によると線状降水帯予測のためのスーパーコンピュータも稼働するようですので予測の精度が向上することを期待したいですね!
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、線状降水帯予測の的中率はどれくらいなの?でした。
読んでいただきありがとうございました。