空港の巨大サッカーボールの正体は何?解説します

気象

こんにちは!のぶやんです。

福岡空港には巨大サッカーボールが乗った建物がありますよね。

あの巨大サッカーボールの正体とはなんなのか?解説していきます。

のぶやん
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福岡空港にある巨大サッカーボールの正体は?

都市高速を車で走ってたりすると福岡空港の国際線の所に巨大サッカーボールが乗った塔が見えます。

写真だとこんな感じです。

見た目完全に巨大サッカーボールで間違いないですね~。

あれって何なのでしょうか?

実はあの巨大サッカーボールは、空港気象ドップラーレーダーと言われるもので、飛行機が安全に運行ができるように空港周辺の気象状況を把握するために設置されているものです。

空港気象ドップラーレーダーはどんなことをやっている?

この空港にある巨大なサッカーボールが空港気象ドップラーレーダーだとわかりました。

でも空港気象ドップラーレーダーって何をやっているのでしょう?

まずは、急激な気流な変化を把握することができます。

これが空港の安全運航に個人的に一番重要なのかなと思いますが、具体的にみていきましょう。

空港周辺域で局所的に風向や風速の急激な変化が起きている場所(ウインドシアー)があることがある場合、安全に飛行機は離着陸することができません。

図でみるとこんな感じです。

普通に離着陸できるのがこんな感じです。

もし、ウインドシアーが空港周辺にあった場合、危険な空路を回避できたり場合によっては着陸回避をしたりできるのです。

なんでこんな風に、風の流れがわかるのか?というとドップラー速度といって雨などの降水粒子が近づいているのか?遠ざかっているのか?把握することができます。

動いている降水粒子から反射されて戻ってきた電波(受信波)の周波数は、送信した際の周波数からずれて観測されます。

受信波の周波数は、降水粒子がレーダーに近づくときには高くなり、逆に遠ざかるときには低くなります。

この現象をドップラー効果と呼ばれます。

救急車が近づいてくる時には高い音で、通りすぎると低い音になるのと同じですね~。

この雨などの降水粒子の動きは大気の動き(風)によるものなので結果として、降水粒子が位置する地点の風の流れを観測することができてウインドシアーを検知することができるんです。

続いてのレーダーの機能として、雨雲からの雨の強さを把握することができます。

雲の中に含まれる降水粒子(雨、雪、あられ、ひょう)の数が多かったり粒子が大きいほど、反射されて戻ってくる電波の強さは大きくなります。

この電波の強さの情報を「反射強度」(単位はdBZ)と呼びます。

反射強度が大きい場合は雨が強い場合に相当します。雨の強さである降水強度を求めるには、厳密には粒子の数と大きさを知る必要がありますが、経験的な関係式を用いることで、反射強度から「降水強度」(単位はmm/h)が推定できます。

レーダー観測では、このようにして「降水強度」の分布を観測することができます。

福岡空港以外にも巨大サッカーボールの設置してる空港があるよ

実は、福岡空港以外にも巨大サッカーボール(空港気象ドップラーレーダー)が設置してある空港があります。

一覧で見て見るとこんな感じで、主要都市の大きな空港には設置されています。

地点名所在地
新千歳空港北海道千歳市
成田国際空港千葉県成田市
東京国際空港東京都大田区
中部国際空港愛知県常滑市
関西国際空港大阪府泉佐野市
大阪国際空港大阪府池田市
福岡空港福岡県福岡市
鹿児島空港鹿児島県霧島市
那覇空港沖縄県那覇市

成田空港のドップラーレーダーについてつぶやいている方がいたので載せておきます。

やっぱりサッカーボールに見えますよね。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 空港の巨大なサッカーボールは空港気象ドップラーレーダーのこと
  • 空港気象ドップラーレーダーは飛行機が安全に運行ができるように空港周辺の気象状況を把握するために設置されている
  • 国内の主要都市の空港には空港気象ドップラーレーダーが設置されている

以上が、「空港の巨大サッカーボールの正体は何?解説します」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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