こんにちは!のぶやんです。
今回は、気象でいうしぐれ(時雨)とはどんなものなのか解説していきます。
のぶやん
僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士
- 福岡あたりの気象のこと中心になりがち
しぐれ(時雨)ってどんなの?
しぐれっていうのは、大体晩秋(10月半ば)から初冬(11月末)にみられます。
晴れたかと思ったらまた曇り、曇ったかと思うとまた晴れるような空模様で、時折断続して降る雨のことを言います。
日本海側の地域で大陸からの北西季節風によって積雲が流れて行くときに降ります。
季節を限定せず、断続的に降る雨も「しぐれ」とよぶことがあるみたいです。
しぐれ(時雨)ていた時の気象状況
実際に、僕は福岡県に住んでいて肌で体感した、ぐれていた時の事例を紹介します。
この時の天気図はこんな感じです。
日本全体を低気圧から伸びる寒冷前線が通過した後に、シーズン一番の寒気が流入したときのものです。
天気図的には西高東低冬型の気圧配置ですね。
この気圧配置になると、日本海側のしぐれるのに対して、太平洋側ではよく晴れます。
アメダスの日照データをみるとわかりやすいです。
日本海側はほとんど日が差してないですねえ。
衛星画像をみると、筋状の雲が福岡県に流れ込んできていました。
雨雲レーダーでみると筋状雲に対応する雨域がみられます。
これが住んでいるところにあたると雨、雨雲域が抜けると曇りだったり、晴れ間も見えたりします。
この日の天気について、うちの娘(4歳)は「晴れのちくもりのち雨だねえ~」といっていました。
実際、雨が抜けて晴れ間が見えると虹が見えることもあります(特に朝や夕方)。
この時も虹がでていましたので、写真におさめていました。
夕方、ざーっと雨が降ってその雨が抜けたら日が差してきたときに見えてました^^
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、しぐれ(時雨)とは何か解説します。でした。
読んでいただきありがとうございました。