梅雨前線は前線南側で大雨になりやすい!梅雨明けの目安ってある?

気象

こんにちは!のぶやんです。

今回は、梅雨についての様々なことについて解説したいと思います。

  • 前線付近の天気分布
  • 入梅と梅雨入り
  • 梅雨入りから梅雨明けまでのスケジュール
  • 前線の南側と北側で雨の降り方 などなど…

僕の簡単なプロフィールです。

のぶやん
・気象予報士(福岡あたりの気象のこと中心)
・マラソン(サブ3.5)
・家族との時間が一番好き

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梅雨前線の天気の分布について

梅雨前線がある時の天気の分布について紹介します。

前線からの距離が遠ざかるについて天気が良くなっていきます。

天気分布の目安
  • 前線から300キロ以内 雨
  • 前線から500キロ以内 曇
  • 前線から700キロ以上 晴

図にするとこんな感じです。

実際きっちりこうなのか?といわれたら大体の目安ととらえてもらうのが良いです。

梅雨前線の南側~前線付近は雨の降り方に要注意!

前線の南側と北側で雨の降り方が違います。

前線の南側北側の雨の降り方
  • 北側 しとしと雨が降ることが多いです。
  • 南側 ザーザー雨(激しい雨・非常に激しい雨・猛烈な雨)が局所的に降ります
  • 前線付近 南側と同じくザーザー雨が局所的に降ります。

なぜ南側~前線付近が雨が強くなるのかというと、南側から暖かく湿った空気が流れ込むため活発な対流活動が起きやすくなるためです。

前線の南側~前線付近で大雨だった過去事例を紹介します。

2020年(令和2年)7月6日 の福岡県に特別警報が発表された事例です。

この時、福岡県は前線の南側でした。

福岡県に特別警報が出たすべての事例を調べましたが、すべて前線の南側~前線付近になっていました。

福岡県に限らず、前線の南側になったら大雨に注意しくださいね!

入梅と梅雨入り

「入梅」という言葉がありますが、梅雨の時期になったことを示すために江戸時代ごろにはじめられた暦の一つです。毎年6月11日が入梅にあたります。

一方、梅雨入りは気象庁が各地方ごとに発表しています。

地方平年
沖縄5月10日ごろ
奄美5月12日ごろ
九州南部5月30日ごろ
九州北部6月4日ごろ
四国6月5日ごろ
中国6月6日ごろ
近畿6月6日ごろ
東海6月6日ごろ
関東甲信6月7日ごろ
北陸6月11日ごろ
東北南部6月12日ごろ
東北北部6月15日ごろ

梅雨入りの平年値をもってきました、沖縄や奄美地方を除いて、季節の移り変わりを考慮すると入梅と梅雨入りは近いですね。昔の人もよく考えたものですね。

梅雨入り梅雨明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があるよ by気象庁

ちなみに、気象庁は梅雨入り・梅雨明け発表していますが、それは速報値で

秋ぐらいに確定値として改めて発表しています。

梅雨入りから梅雨明けまでのスケジュール

大体の梅雨入りから梅雨明けまでの流れです。

梅雨入りから梅雨明けの大体の流れ
  • 6月上旬
    梅雨入り

  • 6月中~下旬
    前線が近づいて大雨警報になるくらいの大雨
    (前線も長く停滞しない)

  • 6月中~下旬
    梅雨の中休み
    (前線南下)

  • 7月上旬~中旬
    梅雨末期
    前線が停滞し続けて大雨が続く一番大雨に注意するとき!

  • 7月中旬
    梅雨明け(夏本番!)

梅雨入りしてもは、最初雨があまり降らないことが割とあります。これを梅雨の中休みといいます。

たまに前線が北上してきて大雨を降らせても、一時的で梅雨前線も停滞しません。

梅雨入りしても、一時的な大雨はあるけど停滞はしにくいです。

梅雨末期と呼ばれる7月上旬~中旬になると、前線が九州北部付近に停滞していることが多く、一番災害に気を付けるべき時期です。

梅雨時期の特別警報は梅雨末期に集中しています!この頃は特に注意が必要です!

サブハイに覆われるようになると梅雨明けの目安

サブハイとは500hpa天気図の5880mの等高度線に対応していて、太平洋高気圧に対応すると言われています。

予想資料でサブハイに覆われるようになってくると、地上でも太平洋高気圧に覆われるようになり、梅雨明けの目安とされます。

2021年の九州北部地方の梅雨明け時の500hpaの天気図ですが、サブハイに覆われています。

梅雨明けしたら今度は熱中症に注意!

梅雨明けしたら、大雨のおそれは少なくなって一安心ですが、熱中症に警戒が必要になってきます。

特に梅雨明け直後は要注意!

梅雨明け直後はまだ体がしっかり暑さに慣れていないため熱中症発生リスクが高くなります。

熱中症警戒アラートが発表されている場合は、要注意です。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 梅雨前線の天気分布は、前線の南北300キロで雨、500キロで曇、700キロ以上で晴
  • 入梅は、今の梅雨入りをわかるようにした江戸時代にできた暦
  • 梅雨前線の南側~前線付近はザーザー雨が降るので大雨に要警戒!
  • 梅雨明け直後は熱中症にも注意しよう

以上が梅雨前線は前線南側で大雨になりやすい!梅雨明けの目安ってある?でした。

読んでいただきありがとうございました。

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