こんにちは!のぶやんです。
天気のことわざに「モズの高鳴き七十五日」っていうのがあります。
この意味って何なのか?を解説していきます。
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モズの高鳴き七十五日の意味ってなに?
天気のことわざの一つに、モズを使った「モズの高鳴き七十五日」というのがあります。
このことわざの意味は、モズの高鳴きが聞こえるようになったら75日後には霜が降りるという意味で昔から農作業の目安とされてきました。
モズってわりと都市部でもみかけますよね。
モズ高鳴きってどんな感じかというと動画でみたらこんな感じです。
モズがなんで高鳴きをするのかというと、繁殖期に入る9月から10月頃に縄張り宣言をするために鳴いています。
モズは冬を越すための食糧を獲得するため、1羽1羽縄張りを確保しているんです。
ちなみに、モズといえば「モズのはやにえ(早贄)」も有名です。
モズって捕まえた獲物を枝や有刺鉄線などに串刺しにすることから、生贄のようだから「モズのはやにえ」っていわれてます。
動画でみたらこんな感じです。
モズの高鳴き七十五日のことわざは今でも正しい?
この「モズの高鳴き75日」ってことわざは昔の人は、モズが高鳴きしたら霜が降りるって目安にしてたけど地球温暖化といわれている現在でも使えることわざなんでしょうか?
実際に確認してみました。
気象庁では生物季節観測のなかでモズがその年に初めて鳴いた(初鳴)日というのを観測していました。
残念ながら、2021年1月から観測の見直しが行われてモズの初鳴は観測されなくなったんですがそれまでの観測データと初霜が観測された日を比較してみましょう。
福岡のデータでみるとモズの初鳴の平年の観測日が9月21日、初霜の平年の観測日が12月13日でした。
モズが高鳴きから、83日後に鳴いたことになります。
ほかの県でも調べてみましたが、西日本中心に同じような結果になりました。
ことわざは今でも大体正しくて、現在でも使っていいことわざってことですね。
昔の人たちは、日常をよく見てて考えられたことわざだな~と感心しました。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、モズの高鳴き七十五日ってなに?でした。
読んでいただきありがとうございました。