こんにちは!のぶやんです。
日本の夏って湿度が高くて蒸し蒸ししますよね。
今回はなぜ日本の夏が蒸し暑いのか?を解説していきます。
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日本の夏は湿度が高くて蒸し暑い理由
日本の夏は湿度が高くて蒸し暑いのはなぜなのでしょう?
これは、日本の夏に影響を及ぼす太平洋高気圧が原因で、この太平洋高気圧が日本に高温多湿をもたらします。
じゃあなぜ太平洋高気圧が高温多湿をもたらすのでしょう?
太平洋高気圧ができる理由をまず説明していきます。
地球規模の話になりますが、赤道付近では強い太陽からの日射の影響によって、強い上昇気流が発生します。
この赤道付近の積乱雲が発達している地域を「熱帯収束帯」と言います。
赤道付近で上昇した空気は、緯度30度付近で下降します。
この緯度30度付近の下降気流となっている地域を「亜熱帯高圧帯」といいます。
亜熱帯高圧帯の中にできる、夏頃に日本を覆ってしまう高気圧が「太平洋高気圧(またの名を北太平洋高気圧)」です。
太平洋高気圧ができる緯度30度あたりって地図でみると海上です。
太平洋高気圧の中心は海上ってのがわかるかなあと思います。
地球規模の下降気流によってできた高気圧のため高温になって、さらに海上でできた高気圧であることから湿度が高くなり、太平洋高気圧は高温多湿の性質になるのです。
夏になると日本は高温多湿な太平洋高気圧に覆われることになるので日本の夏は湿度が高くて蒸し暑くなるってことになります。
鯨の尾っぽみたいな天気図になるとさらに暑い夏になる
日本の夏が湿度が高くて、蒸し暑くなるのは太平洋高気圧の性質が高温多湿だからってのがわかってもらえたかと思います。
太平洋高気圧の勢力が強まっている時の天気図を紹介しておきます。
2013年8月12日の天気図です。
太平洋高気圧が鯨の尾っぽみたいになっているのが典型的な夏の天気図です。
この時、高知は最高気温41.0℃で当時歴代1位で話題になりました。
現在は、浜松(静岡県)や熊谷(埼玉県)で41.1℃が観測されていてこちらが歴代1位になっています(2022年8月現在)。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
以上が、日本の夏が湿度が高い(蒸し暑い)のはなぜ?でした。
読んでいただきありがとうございました。