朝お茶が美味しいと晴れっていわれるのはなぜ?

気象

こんにちは!のぶやんです。

天気のことわざに「朝お茶が美味しいと晴れ」っていうのがあります。

そんな風に言われる理由について解説していきます。

のぶやん
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朝お茶が美味しいと晴れと言われる理由

天気のことわざ「朝お茶が美味しいと晴れ」っていわれる理由は何なんでしょう?

朝起きたら喉が渇いたな~と言う時がありますね。

人間って体の約60%が水分と言われていて、寝ている間に350ミリリットルの汗をかくと言われています。

朝起きて喉が渇いたなって思うのはどんな時かと言うと、移動性高気圧に覆われている時です。

移動性高気圧に覆われていると空気が乾燥しているので、寝ている間にカラカラになった喉を潤すお茶は美味しいって感じます。

高気圧に覆われているから大体日中も天気がいいので「朝お茶が美味しいと晴れ」っていわれるようになりました。

ちなみに、移動性高気圧は春や秋に温帯低気圧と周期的に西から東へ交互にやってきて、低気圧が通過した後にさわやかな天気をもたらしてくれます。

春先の天気の良い朝だと、乾燥してる上にまだ寒かったりするので喉を潤すには、お茶でもホットだとなお美味しそうですね。

「朝お茶が美味しいと晴れ」と言えそうな事例

今回紹介したことわざ「朝お茶が美味しいと晴れ」って言えそうな事例を春と秋それぞれ見ていきましょう。

まずは春の移動性高気圧に覆われている時をみてみましょう。

2022年3月10日の天気図をもってきました。

この日は、日本付近は広く移動性高気圧に覆われていて全国的にいい天気で、福岡の観測地点でも朝湿度が60%程度で、気温は、朝5℃くらいまで下がっていたのであったかーいお茶で喉を潤したら美味しかったんじゃないかと思います。

日中の福岡の天気は快晴や晴れで観測されています。

続いて、秋の移動性高気圧に覆われている時の事例です。

2021年10月29日の天気図をもってきました。

この日は高気圧が西から張り出してきて全国的におおむね晴れて天気が良かったところが多くて、福岡の観測地点では、気温が18℃くらいで湿度が50%程度でした。

少し肌寒くて乾燥していたのでこの日も朝の最初のお茶が美味しかったでしょうねえ~。

日中も福岡の天気は快晴か晴れで観測されていました。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 天気のことわざで「朝お茶が美味しいと晴れ」といわれるのは、移動性高気圧に覆われて空気が乾燥してお茶が美味しくて当日は天気も良いから
  • 移動性高気圧は低気圧が通過した後にさわやかな天気をもたらす
  • 移動性高気圧がやってくるのはおもに春と秋

以上が、朝お茶が美味しいと晴れっていわれるのはなぜ?でした。

読んでいただきありがとうございました。

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