阿寒・摩周湖の1月は、平年の最高-3.5℃/最低-12.6℃。1月に晴れる確率は14.4%で、12か月中12番目に晴れやすい月です。
気象庁が弟子屈で観測した1978〜2025年の48年分・1,488日を集計しました。「霧の摩周湖」と阿寒湖のマリモ。霧で有名な湖ですが、では実際に霧が出る確率はどれくらいなのか——データで答えます。このページは摩周湖の麓・弟子屈の観測値です。
同じ1月でも、1月3日は晴れ27.1%、1月27日は6.3%——日付でここまで違います。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の北海道の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
阿寒・摩周湖1月の天気|過去48年(1978〜2025年)の日付別データ
日付を選ぶと、その日に過去48年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「1月3日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。
阿寒・摩周湖1月の天気出現率|晴れ14.4%・くもり1.0%・雨1.3%
気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、弟子屈の48年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。1月は12か月中12番目に晴れやすく、雨の多さは12番目です。
| 天気 | 出現率 | ひと月あたり |
|---|---|---|
| 晴れ | 14.4% | 約4.5日 |
| くもり | 1.0% | 約0.3日 |
| 雨 | 1.3% | 約0.4日 |
| 雪 | 83.3% | 約25.8日 |
この数字は気象庁も公表していません。弟子屈の1978年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。なお雪は、天気概況に雪・みぞれ・あられが記録された日を数えています。積もったかどうかは問いません。
阿寒・摩周湖1月は上旬・中旬・下旬でどう違う?
| 時期 | 晴れ | 雨または雪 |
|---|---|---|
| 1月上旬 | 16.9% | 81.9% |
| 1月中旬 | 14.0% | 85.8% |
| 1月下旬 | 12.5% | 86.0% |
同じ1月でも、いちばん晴れやすいのは1月上旬(晴れ16.9%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。
阿寒・摩周湖1月の「晴れやすい日」ランキング|48年分の実績
過去48年の1月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。1月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。
| 順位 | 日付 | 晴れ | 雨・雪 | 集計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1月3日 | 27.1% | 70.8% | 48年 |
| 2 | 1月8日 | 25.0% | 72.9% | 48年 |
| 3 | 1月12日 | 20.8% | 79.2% | 48年 |
| 4 | 1月15日 | 18.8% | 81.2% | 48年 |
| 5 | 1月4日 | 16.7% | 83.3% | 48年 |
| 6 | 1月6日 | 16.7% | 79.2% | 48年 |
| 7 | 1月7日 | 16.7% | 81.2% | 48年 |
| 8 | 1月26日 | 16.7% | 81.2% | 48年 |
| 9 | 1月28日 | 16.7% | 83.3% | 48年 |
| 10 | 1月30日 | 16.7% | 81.3% | 48年 |
1月に雨が多い日
| 日付 | 晴れ | 雨・雪 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 1月27日 | 6.3% | 89.6% |
| 2 | 1月25日 | 6.3% | 93.7% |
| 3 | 1月29日 | 10.4% | 89.6% |
| 4 | 1月24日 | 10.4% | 85.4% |
| 5 | 1月17日 | 10.4% | 89.6% |
ただし、これは48年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。
気象予報士の判断|阿寒・摩周の1月を私ならこう読む
摩周湖はカルデラ湖で、湖面は標高351m、周囲を300〜400mの外輪山に囲まれています。
霧の正体は海霧(かいむ)です。初夏、太平洋の親潮(寒流)の上で冷やされた湿った空気が、南東の風で内陸へ運ばれます。この霧が外輪山を這い上がり、摩周湖のカルデラに流れ込む——これが「霧の摩周湖」の仕組みです。
だから霧は6〜8月に集中します。冬は空気が乾き、晴天率が上がって湖面がくっきり見えます。
冬型の気圧配置は予報が比較的当たりやすい時期です。3日前の予報でもかなり信用できます。日程を決めるならこの季節がいちばんラクです。
もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。1月の阿寒・摩周なら、雨・雪の出現率84.6%を頭に置いて、雨具は最初から持って行く——それがこの月の現実的な備え方です。
阿寒・摩周湖1月の服装|気象予報士が選び方を解説します
日中(最高-3.5℃):真冬装備。ダウン・帽子・手袋・厚手の靴下はすべて必須です。
朝晩:最低気温-12.6℃。氷点下です。肌を出す面積を減らすのが基本になります。
日中と朝晩の差は9.1℃と小さめ。一日を通して同じ服装で過ごせます。
真冬日(最高気温が0℃未満の日)が月27.0日、冬日が月31.0日。日中でも氷点下という前提で装備してください。
阿寒・摩周湖1月の紫外線|UVインデックスは最大1.1(弱い)
北海道の1月は、晴れた日のUVインデックスが最大1.1(12時ごろ)。5段階では「弱い」にあたります。特別な対策なしで戸外で過ごせるレベルです。 阿寒・摩周は標高350m前後なので、平地より約3%強い値にしています(紫外線は標高1,000mごとに約10%強まります)。
| 時刻 | 晴れ | 薄曇り | 曇り | 雨 |
|---|---|---|---|---|
| 9時 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
| 10時 | 0.4 | 0.4 | 0.2 | 0.1 |
| 11時 | 0.8 | 0.7 | 0.5 | 0.2 |
| 12時 | 1.1 | 1.0 | 0.7 | 0.3 |
| 13時 | 1.1 | 1.0 | 0.7 | 0.3 |
| 14時 | 0.9 | 0.8 | 0.6 | 0.3 |
| 15時 | 0.6 | 0.5 | 0.4 | 0.2 |
| 16時 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.1 |
| 17時 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 18時 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
数値はUVインデックス。 弱い(〜2) 中程度(3〜5) 強い(6〜7) 非常に強い(8〜10) 極端に強い(11〜)
表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。
▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。北海道が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。
阿寒・摩周湖1月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる
「1月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。
| 時期 | 平均最高 | 平均最低 | 晴れ | 服装の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1月上旬 | -2.7℃ | -12.0℃ | 16.9% | 真冬装備(ダウン・手袋・帽子) |
| 1月中旬 | -3.8℃ | -12.9℃ | 14.0% | 真冬装備(ダウン・手袋・帽子) |
| 1月下旬 | -4.1℃ | -12.9℃ | 12.5% | 真冬装備(ダウン・手袋・帽子) |
アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)
| アイテム | 1月の阿寒・摩周での目安 |
|---|---|
| トップス | 厚手ニット+あったかインナー |
| アウター | ダウン+風を通さないコート |
| ボトムス | 厚手・裏起毛+防寒タイツ |
| 足元 | 防水・滑り止めのある靴(スノーブーツクラス推奨) |
| 小物 | 手袋・マフラー・カイロ、折りたたみ傘またはレインウェア |
平年の最高-3.5℃・最低-12.6℃(気象庁弟子屈の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。
阿寒・摩周湖1月に持っていくもの
データから見て、1月の阿寒・摩周で効くものを4つに絞りました。この月は雨・雪の出現率が84.6%あるので、雨具は必需品です。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。
「霧の摩周湖」は本当か|霧が出る季節と、見える季節
「摩周湖は霧で見えない」というイメージが定着していますが、年間を通して見えないわけではありません。霧には明確な季節があります。
原因は海霧です。夏、太平洋側は親潮(冷たい海流)の上を暖かく湿った空気が流れます。空気は下から冷やされて飽和し、霧になる——これが釧路や根室の夏の霧です。
この霧が南東の風に乗って内陸へ運ばれ、標高500〜800mの外輪山を越えて摩周湖のカルデラへ流れ込みます。
だから霧のピークは6〜7月。逆に秋から冬は霧がほとんど出ません。空気が乾き、海霧の材料がなくなるためです。
つまり「摩周湖を確実に見たいなら、9月下旬〜3月」。とくに厳冬期(1〜2月)の晴れた日は、湖面が青黒く沈んで、外輪山が白い——夏とはまったく別の絶景になります。
時間帯も効きます。朝は霧が残りやすく、日が高くなると解消しやすい。夏に行くなら午前10時以降〜午後のほうが確率が上がります。
そして霧そのものを目的にするという手もあります。展望台から見下ろす雲海状の霧は、晴れた湖面とは違う価値があります。
周辺には阿寒湖(マリモ・アイヌコタン)、屈斜路湖(砂湯・御神渡り)、川湯温泉、硫黄山が集まっています。屈斜路湖の御神渡り(氷の隆起)は1〜2月の冷え込みが強い年に見られます。
装備の注意。弟子屈の冬は氷点下20℃を下回る日があります。展望台は風が抜けるので、完全な防寒装備で。夏でも朝晩は10℃前後まで下がるので上着は必須です。
霧・雨の日の阿寒摩周|屋内と温泉
この月の雨・雪の出現率は84.6%。ひと月あたり約26.2日です。
- 摩周湖第一展望台は霧だと真っ白。無理せず時間をずらすか、翌日に回してください
- 阿寒湖のマリモ展示観察センター(遊覧船で行く)・阿寒湖アイヌシアター イコロは屋内
- 川湯エコミュージアムセンター・摩周湖カムイテラスは屋内の休憩先です
- 硫黄山(アトサヌプリ)は雨でも噴気が見られます。風向きによってはガスに注意
- 川湯温泉・阿寒湖温泉は雨の日の切り替え先として最適です
- 冬は道路の凍結・地吹雪。レンタカーは無理をしないでください
阿寒・摩周 12か月の天気を比べる|1月は何番目?
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 14.4% | 84.6% | -3.5℃ | -12.6℃ | 48.4mm |
| 2月 | 16.2% | 82.4% | -3.1℃ | -12.5℃ | 39.1mm |
| 3月 | 25.8% | 70.8% | 1.2℃ | -7.8℃ | 65.5mm |
| 4月 | 40.1% | 48.9% | 8.1℃ | -1.8℃ | 85.1mm |
| 5月 | 40.1% | 35.6% | 14.4℃ | 3.2℃ | 89.1mm |
| 6月 | 30.5% | 30.7% | 17.8℃ | 8.2℃ | 78.5mm |
| 7月 | 26.0% | 34.6% | 21.1℃ | 13.0℃ | 102.8mm |
| 8月 | 27.4% | 39.6% | 22.3℃ | 14.7℃ | 154.0mm |
| 9月 | 42.2% | 37.5% | 19.4℃ | 10.5℃ | 146.0mm |
| 10月 | 53.2% | 33.3% | 13.7℃ | 3.5℃ | 117.2mm |
| 11月 | 37.2% | 55.5% | 6.7℃ | -3.0℃ | 80.5mm |
| 12月 | 23.5% | 75.1% | -0.2℃ | -9.3℃ | 63.0mm |
いちばん晴れやすいのは10月(53.2%)、いちばん晴れにくいのは1月(14.4%)です。1月は12番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。
