さいたま市の地震リスク|震度別回数・年平均と30年確率・地盤の偏差値【県内・全国順位】

さいたま市(埼玉県)では、震度1以上の地震を年平均49.0回(2000年以降)観測しています。過去最大は2011年 三陸沖の地震による震度5弱。今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は60.5%(県内63市区町村中18位・全国317位)です。

データ出典: 気象庁 震度データベース(1919年1月〜2026年8月)・J-SHIS 2024年版 | 更新: 2026年8月24日 | 独自の地震予測は行っていません

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年平均の地震回数
49.0回/年
震度1以上・2000年以降
(浦和区(観測期間が市内最長))
県内 10位/72地区偏差値 58.5全国 223位・偏差値 58.7
総観測回数
1,408
1996年から観測
県内 8位/72地区偏差値 57.5全国 227位・偏差値 53.8
過去の最大震度
5弱
2011年 三陸沖
(M9.0)
1996年以降
30年以内に震度6弱以上
60.5%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
県内 18位/63市区町村偏差値 57.7全国 317位・偏差値 62.8
30年以内に震度5強以上
96.8%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
県内 18位/63市区町村偏差値 58.3全国 103位・偏差値 64.0
表層地盤増幅率
1.83
地形分類: 火山灰台地
(役所付近)
県内 21位/63市区町村偏差値 55.3全国 279位・偏差値 61.9

偏差値は「50=平均」からの離れ具合を表す指標です(大きいほど地震回数が多い・揺れやすい側)。県内は埼玉県の72観測地区(震度)/63市区町村(確率・地盤)、全国は1,894観測地区(震度)/1,894地点(確率・地盤)を母集団として算出しています。確率・地盤は役所付近の地点値です。

震度別の観測回数と順位・偏差値

気象庁の震度データベースに残る1996年〜2026年8月の観測記録(浦和区(観測期間が市内最長))を、震度の階級別に集計しました。

震度観測回数
1996年〜
頻度県内(72地区中)全国(1,894地区中)
順位偏差値順位偏差値
震度1以上1,408回45.4回/年8位57.5227位53.8
震度2以上463回14.9回/年15位57.8273位57.4
震度3以上118回3.8回/年16位57.0270位57.3
震度4以上15回約2年に1回17位53.2309位53.5
震度5弱以上1回約31年に1回15位50.0309位49.6

※ 順位・偏差値は回数の多い順。観測開始年は地区により異なるため、総回数の比較は観測期間の違いを含みます。

区ごとの観測状況

さいたま市内の各区の観測点の記録です。同じ市内でも、観測開始年と観測点の地盤によって回数・最大震度は異なります。

観測開始総回数年平均
2000年〜
震度2以上震度3以上震度4以上最大震度
西区2011年〜603回37.7回0回0回0回
北区2011年〜804回50.3回0回0回0回
大宮区2006年〜1,144回54.5回442回104回22回5強
見沼区2011年〜765回47.8回0回0回0回
中央区1997年〜1,147回40.5回511回133回23回5強
桜区2011年〜403回25.2回0回0回0回
浦和区1996年〜1,408回49.0回463回118回15回5弱
南区2011年〜590回36.9回0回0回0回
緑区2011年〜754回47.1回0回0回0回
岩槻区1997年〜942回34.2回0回0回0回

さいたま市で観測した主な地震(震度の大きい順)

発生日震央規模さいたま市での震度
2011/03/11三陸沖M9.0震度震度5弱
2015/05/30小笠原諸島西方沖M8.1震度震度3
2010/12/22父島近海M7.8震度震度1
2026/04/20三陸沖M7.7震度震度2
2016/07/30マリアナ諸島M7.7震度震度1

今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率

地震調査研究推進本部の評価をもとにしたJ-SHIS(地震ハザードステーション)2024年版の、さいたま市の役所付近の値です。

揺れの強さ30年以内の確率県内(63市区町村中)全国(1,894地点中)
順位偏差値順位偏差値
震度5弱以上100.0%19位55.9105位59.5
震度5強以上96.8%18位58.3103位64.0
震度6弱以上60.5%18位57.7317位62.8
震度6強以上13.9%18位54.2367位54.3

地盤の特性 — 揺れやすさを決めるもう一つの要素

表層地盤増幅率とは?

地表近くの柔らかい地層が、地震の揺れをどれだけ大きくするかを表す倍率です。同じ地震でも、硬い地盤より柔らかい地盤の場所のほうが強く揺れます。数値が大きいほど揺れが増幅されやすく、おおむね1.6以上で「揺れやすい」、2.0以上で「特に揺れやすい」地盤とされます。

さいたま市の役所付近の増幅率は1.83。県内63市区町村中21位(偏差値55.3)、全国1,894地点中279位(偏差値61.9)です。

さいたま市 1.83
0.8
揺れにくい
1.72.6
揺れやすい

地形分類とは?

その土地が「どうやってできた地形か」の分類です。地盤の柔らかさは地形の成り立ちでほぼ決まるため、揺れやすさの目安になります。主な分類と揺れやすさは次のとおりです。

地形分類揺れやすさの目安説明
山地・山麓地◎ 揺れにくい岩盤が浅く、揺れが増幅されにくい
丘陵◎ 揺れにくい古い地層で比較的引き締まっている
砂礫質台地・ローム台地○ やや揺れにくい高台の安定した地盤。増幅率はおおむね小さめ。さいたま市の役所周辺はこの分類(火山灰台地)
扇状地○〜△ 中程度川が運んだ砂礫が堆積。締まりは比較的良い
砂州・砂礫州△ 中程度海沿いに砂が堆積してできた地形
自然堤防△ やや揺れやすい川沿いの微高地。砂質で揺れが増幅しやすい
谷底低地△ やや揺れやすい谷を埋めた柔らかい堆積物
三角州・海岸低地▲ 揺れやすい河口や海沿いの柔らかい地盤
後背湿地▲ 揺れやすい川の周囲に泥が溜まってできた軟弱地盤
旧河道▲ 特に揺れやすい昔の川の跡。軟弱で液状化のリスクも高い
埋立地・干拓地▲ 特に揺れやすい人工の地盤。液状化への注意が特に必要

※ 揺れやすさの目安はJ-SHISの地形分類と増幅率の一般的な傾向によるものです。同じ市区町村内でも場所によって地形・増幅率は変わります。ご自宅の住所単位の値はJ-SHISの地図で確認できます。

さいたま市で被害が出た主な地震(記録上)

地震死者・不明全壊半壊
1923年関東大震災13人229棟171棟
1923年関東大震災8人20棟21棟
1923年関東大震災4人24棟
1923年関東大震災2人72棟63棟
1923年関東大震災1人167棟83棟

※ 災害履歴データベース(公的7資料)より。被害数値は判明分のみで、実際の被害はこれより多い可能性があります。

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役所付近だけでなく、お住まいの場所の地盤・確率を確認できます。

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役所周辺だけでなく、お住まいの場所の値を確認できます。町名まででOK(例: 志免町別府、博多区住吉)。入力内容は国土地理院・防災科研の公開APIに直接送信され、当サイトには保存されません。

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周辺市区町村との比較

市区町村30年以内に
震度6弱以上
地盤増幅率地形分類
蕨市78.1%2.25自然堤防
戸田市77.6%2.23後背湿地
志木市63.2%1.90後背湿地
朝霞市45.9%1.51火山灰台地
富士見市64.0%1.95後背湿地
川口市78.9%2.23自然堤防
和光市46.7%1.51火山灰台地
新座市38.7%1.38火山灰台地

よくある質問

Q. さいたま市は地震が多い?

A. 震度1以上の観測回数は年平均49.0回(2000年以降)で、埼玉県内72観測地区中10位、全国1,894観測地区中223位(偏差値58.7)です。

Q. さいたま市で過去最大の揺れは?

A. 2011/03の三陸沖の地震(M9.0)で震度5弱を観測しました(1996年以降の記録)。

Q. さいたま市の地盤は揺れやすい?

A. 役所付近の表層地盤増幅率は1.83で、県内63市区町村中21位(偏差値55.3)、全国では279位(偏差値61.9)です。地形分類は火山灰台地。同じ市区町村内でも場所により地盤は変わるため、住所単位の確認はJ-SHISの地図がおすすめです。

関連ページ・関連ツール

データの出典と注意点

  • 過去の震度: 気象庁 震度データベース検索(1919年1月〜2026年8月22日、2026年8月24日取得)
  • 30年確率・地盤: 防災科研 J-SHIS(2024年版・役所付近の250mメッシュ値)
  • 観測回数は各観測点の設置以降の値であり、観測開始年は地区によって異なります。
  • 本ページは公表データを整理したものであり、独自の地震予測は行っていません。最新の防災情報は気象庁・自治体の発表をご確認ください。
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