文京区(東京都)では、震度1以上の地震を年平均45.7回(2000年以降)観測しています。過去最大は2011年 三陸沖の地震による震度5弱。今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は64.7%(都内62市区町村中6位・全国272位)です。
データ出典: 気象庁 震度データベース(1919年1月〜2026年8月)・J-SHIS 2024年版 | 更新: 2026年8月24日 | 独自の地震予測は行っていません
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(文京区の観測点)
(M9.0)
(役所付近)
(役所付近)
(役所付近)
※ 偏差値は「50=平均」からの離れ具合を表す指標です(大きいほど地震回数が多い・揺れやすい側)。都内は東京都の62観測地区(震度)/62市区町村(確率・地盤)、全国は1,894観測地区(震度)/1,894地点(確率・地盤)を母集団として算出しています。確率・地盤は役所付近の地点値です。
震度別の観測回数と順位・偏差値
気象庁の震度データベースに残る1999年〜2026年8月の観測記録(文京区の観測点)を、震度の階級別に集計しました。
| 震度 | 観測回数 1999年〜 | 頻度 | 都内(62地区中) | 全国(1,894地区中) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 偏差値 | 順位 | 偏差値 | |||
| 震度1以上 | 1,241回 | 44.3回/年 | 15位 | 49.2 | 272位 | 52.8 |
| 震度2以上 | 407回 | 14.5回/年 | 19位 | 50.5 | 314位 | 56.1 |
| 震度3以上 | 86回 | 3.1回/年 | 20位 | 49.7 | 333位 | 54.3 |
| 震度4以上 | 8回 | 約4年に1回 | 26位 | 47.9 | 365位 | 50.1 |
| 震度5弱以上 | 1回 | 約28年に1回 | 13位 | 48.4 | 309位 | 49.6 |
※ 順位・偏差値は回数の多い順。観測開始年は地区により異なるため、総回数の比較は観測期間の違いを含みます。
文京区で観測した主な地震(震度の大きい順)
| 発生日 | 震央 | 規模 | 文京区での震度 |
|---|---|---|---|
| 2011/03/11 | 三陸沖 | M9.0 | 震度震度5弱 |
| 2015/05/30 | 小笠原諸島西方沖 | M8.1 | 震度震度4 |
| 2010/12/22 | 父島近海 | M7.8 | 震度震度1 |
| 2026/04/20 | 三陸沖 | M7.7 | 震度震度2 |
| 2024/01/01 | 石川県能登地方 | M7.6 | 震度震度2 |
今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率
地震調査研究推進本部の評価をもとにしたJ-SHIS(地震ハザードステーション)2024年版の、文京区の役所付近の値です。
| 揺れの強さ | 30年以内の確率 | 都内(62市区町村中) | 全国(1,894地点中) | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 偏差値 | 順位 | 偏差値 | ||
| 震度5弱以上 | 100.0% | 6位 | 53.7 | 91位 | 59.5 |
| 震度5強以上 | 97.6% | 6位 | 58.6 | 83位 | 64.3 |
| 震度6弱以上 | 64.7% | 6位 | 61.8 | 272位 | 64.4 |
| 震度6強以上 | 16.5% | 7位 | 59.4 | 315位 | 56.2 |
地盤の特性 — 揺れやすさを決めるもう一つの要素
表層地盤増幅率とは?
地表近くの柔らかい地層が、地震の揺れをどれだけ大きくするかを表す倍率です。同じ地震でも、硬い地盤より柔らかい地盤の場所のほうが強く揺れます。数値が大きいほど揺れが増幅されやすく、おおむね1.6以上で「揺れやすい」、2.0以上で「特に揺れやすい」地盤とされます。
文京区の役所付近の増幅率は1.78。都内62市区町村中6位(偏差値60.6)、全国1,894地点中308位(偏差値60.7)です。
揺れにくい1.72.6
揺れやすい
地形分類とは?
その土地が「どうやってできた地形か」の分類です。地盤の柔らかさは地形の成り立ちでほぼ決まるため、揺れやすさの目安になります。主な分類と揺れやすさは次のとおりです。
| 地形分類 | 揺れやすさの目安 | 説明 |
|---|---|---|
| 山地・山麓地 | ◎ 揺れにくい | 岩盤が浅く、揺れが増幅されにくい |
| 丘陵 | ◎ 揺れにくい | 古い地層で比較的引き締まっている |
| 砂礫質台地・ローム台地 | ○ やや揺れにくい | 高台の安定した地盤。増幅率はおおむね小さめ |
| 扇状地 | ○〜△ 中程度 | 川が運んだ砂礫が堆積。締まりは比較的良い |
| 砂州・砂礫州 | △ 中程度 | 海沿いに砂が堆積してできた地形 |
| 自然堤防 | △ やや揺れやすい | 川沿いの微高地。砂質で揺れが増幅しやすい |
| 谷底低地 | △ やや揺れやすい | 谷を埋めた柔らかい堆積物。文京区の役所周辺はこの分類(谷底低地) |
| 三角州・海岸低地 | ▲ 揺れやすい | 河口や海沿いの柔らかい地盤 |
| 後背湿地 | ▲ 揺れやすい | 川の周囲に泥が溜まってできた軟弱地盤 |
| 旧河道 | ▲ 特に揺れやすい | 昔の川の跡。軟弱で液状化のリスクも高い |
| 埋立地・干拓地 | ▲ 特に揺れやすい | 人工の地盤。液状化への注意が特に必要 |
※ 揺れやすさの目安はJ-SHISの地形分類と増幅率の一般的な傾向によるものです。同じ市区町村内でも場所によって地形・増幅率は変わります。ご自宅の住所単位の値はJ-SHISの地図で確認できます。
確率と地盤を確認したら、備えの点検を。持ち家の方は、地震保険が今の補償内容・保険料で妥当かを見直す価値があります。地震保険は火災保険とセットでしか加入できず、保険料や補償は会社によって異なるため、無料の一括診断で比較しておくと安心です。
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周辺市区町村との比較
| 市区町村 | 30年以内に 震度6弱以上 | 地盤増幅率 | 地形分類 |
|---|---|---|---|
| 千代田区 | 54.4% | 1.57 | 谷底低地 |
| 台東区 | 48.7% | 1.46 | 三角州・海岸低地 |
| 豊島区 | 44.2% | 1.41 | 火山灰台地 |
| 荒川区 | 80.4% | 2.20 | 三角州・海岸低地 |
| 墨田区 | 57.0% | 1.61 | 砂州・砂礫州 |
| 中央区 | 50.5% | 1.48 | 干拓地 |
| 新宿区 | 49.5% | 1.49 | 谷底低地 |
| 北区 | 63.2% | 1.78 | 谷底低地 |
よくある質問
Q. 文京区は地震が多い?
A. 震度1以上の観測回数は年平均45.7回(2000年以降)で、東京都内62観測地区中15位、全国1,894観測地区中249位(偏差値57.6)です。
Q. 文京区で過去最大の揺れは?
A. 2011/03の三陸沖の地震(M9.0)で震度5弱を観測しました(1999年以降の記録)。
Q. 文京区の地盤は揺れやすい?
A. 役所付近の表層地盤増幅率は1.78で、都内62市区町村中6位(偏差値60.6)、全国では308位(偏差値60.7)です。地形分類は谷底低地。同じ市区町村内でも場所により地盤は変わるため、住所単位の確認はJ-SHISの地図がおすすめです。
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データの出典と注意点
- 過去の震度: 気象庁 震度データベース検索(1919年1月〜2026年8月22日、2026年8月24日取得)
- 30年確率・地盤: 防災科研 J-SHIS(2024年版・役所付近の250mメッシュ値)
- 観測回数は各観測点の設置以降の値であり、観測開始年は地区によって異なります。
- 本ページは公表データを整理したものであり、独自の地震予測は行っていません。最新の防災情報は気象庁・自治体の発表をご確認ください。
