尾道・しまなみ海道の7月は、平年の最高30.8℃/最低22.7℃。7月に晴れる確率は52.9%で、12か月中11番目に晴れやすい月です。
気象庁が福山で観測した1968〜2025年の58年分・1,798日を集計しました。坂の街・千光寺・そしてしまなみ海道70km。サイクリングで敵になるのは雨ではありません。風です。このページは近隣の福山の観測値です。
同じ7月でも、7月30日は晴れ77.6%、7月12日は32.8%——日付でここまで違います。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の広島県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
尾道・しまなみ海道7月の天気|過去58年(1968〜2025年)の日付別データ
日付を選ぶと、その日に過去58年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「7月30日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。
尾道・しまなみ海道7月の天気出現率|晴れ52.9%・くもり17.1%・雨29.9%
気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、福山の58年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。7月は12か月中11番目に晴れやすく、雨の多さは2番目です。
| 天気 | 出現率 | ひと月あたり |
|---|---|---|
| 晴れ | 52.9% | 約16.4日 |
| くもり | 17.1% | 約5.3日 |
| 雨 | 29.9% | 約9.3日 |
| 雪 | 0.0% | 約0.0日 |
この数字は気象庁も公表していません。福山の1968年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。
尾道・しまなみ海道7月は上旬・中旬・下旬でどう違う?
| 時期 | 晴れ | 雨または雪 |
|---|---|---|
| 7月上旬 | 39.5% | 41.0% |
| 7月中旬 | 47.6% | 33.3% |
| 7月下旬 | 70.1% | 16.8% |
同じ7月でも、いちばん晴れやすいのは7月下旬(晴れ70.1%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。
尾道・しまなみ海道7月の「晴れやすい日」ランキング|58年分の実績
過去58年の7月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。7月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。
| 順位 | 日付 | 晴れ | 雨・雪 | 集計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7月30日 | 77.6% | 15.5% | 58年 |
| 2 | 7月22日 | 75.9% | 15.5% | 58年 |
| 3 | 7月28日 | 74.1% | 13.8% | 58年 |
| 4 | 7月26日 | 72.4% | 15.5% | 58年 |
| 5 | 7月31日 | 72.4% | 13.8% | 58年 |
| 6 | 7月27日 | 70.7% | 13.8% | 58年 |
| 7 | 7月29日 | 67.2% | 17.2% | 58年 |
| 8 | 7月21日 | 65.5% | 17.2% | 58年 |
| 9 | 7月24日 | 65.5% | 17.2% | 58年 |
| 10 | 7月25日 | 65.5% | 22.4% | 58年 |
7月に雨が多い日
| 日付 | 晴れ | 雨・雪 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 7月12日 | 32.8% | 41.4% |
| 2 | 7月2日 | 32.8% | 37.9% |
| 3 | 7月1日 | 32.8% | 48.3% |
| 4 | 7月11日 | 34.5% | 39.7% |
| 5 | 7月5日 | 34.5% | 51.7% |
ただし、これは58年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。
気象予報士の判断|尾道の7月を私ならこう読む
尾道・しまなみ海道は瀬戸内海式気候のど真ん中。中国山地と四国山地に挟まれ、年間降水量が少なく、晴れが多い——サイクリングに向いた気候です。
ただし海峡と橋の上は別の世界。瀬戸内は島と島の間を風が通り抜ける地形で、橋の上は地上の予報より風が強くなります。
夏は凪(なぎ)——瀬戸内特有の、風が止まって蒸し暑くなる時間帯があります。朝凪・夕凪と呼ばれ、これがあるから瀬戸内の夏は体感がつらい。
※ このページのデータは福山の観測値です。福山は2000年代に無人の特別地域気象観測所になり、「晴一時雨」といった天気概況の記述は残っていません(気温・降水量・日照時間・風などの観測は現在も続いています)。そのため以降の年は、日降水量・日照率・気温から、気象庁と同じ優先順位(雪>雨>くもり>晴)で判定しています。
この時期は前線の位置で天気が決まるので、予報が2日前まで当てにならない日があります。宿の予約はキャンセル無料の期限を確認してから取ってください。
もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。7月の尾道なら、雨・雪の出現率29.9%を頭に置いて、雨具は折りたたみ1本で足りる——それがこの月の現実的な備え方です。
尾道・しまなみ海道7月の服装|気象予報士が選び方を解説します
日中(最高30.8℃):半袖。屋外にいる時間が長いなら、汗を吸う素材を選んでください。
朝晩:最低気温22.7℃。夜も半袖で歩けます。
日中と朝晩の差は8.1℃と小さめ。一日を通して同じ服装で過ごせます。
この月は猛暑日が月1.6日、真夏日が月19.9日。熱帯夜も月2.8日あります。服装より先に、水分と休憩の計画を立ててください。
尾道・しまなみ海道7月の紫外線|UVインデックスは最大9.2(非常に強い)
広島県の7月は、晴れた日のUVインデックスが最大9.2(12時ごろ)。5段階では「非常に強い」にあたります。気象庁が「日中の外出をできるだけ控える」としているレベルです。外に出るなら日焼け止め・帽子・長袖は必須です。
| 時刻 | 晴れ | 薄曇り | 曇り | 雨 |
|---|---|---|---|---|
| 9時 | 4.0 | 3.4 | 2.4 | 1.2 |
| 10時 | 6.3 | 5.4 | 3.8 | 1.9 |
| 11時 | 8.2 | 7.0 | 4.9 | 2.5 |
| 12時 | 9.2 | 7.8 | 5.5 | 2.8 |
| 13時 | 8.9 | 7.6 | 5.3 | 2.7 |
| 14時 | 7.4 | 6.3 | 4.4 | 2.2 |
| 15時 | 5.2 | 4.4 | 3.1 | 1.6 |
| 16時 | 3.0 | 2.6 | 1.8 | 0.9 |
| 17時 | 1.3 | 1.1 | 0.8 | 0.4 |
| 18時 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.1 |
数値はUVインデックス。 弱い(〜2) 中程度(3〜5) 強い(6〜7) 非常に強い(8〜10) 極端に強い(11〜)
表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。水面の反射率は10〜20%。水辺では下からの照り返しが加わります。
▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。広島県が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。
尾道・しまなみ海道7月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる
「7月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。
| 時期 | 平均最高 | 平均最低 | 晴れ | 服装の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 7月上旬 | 29.1℃ | 21.5℃ | 39.5% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
| 7月中旬 | 30.7℃ | 22.7℃ | 47.6% | 半袖+日差し対策(帽子・日焼け止め) |
| 7月下旬 | 32.6℃ | 23.7℃ | 70.1% | 半袖+日差し対策(帽子・日焼け止め) |
アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)
| アイテム | 7月の尾道での目安 |
|---|---|
| トップス | 半袖(汗を吸う素材) |
| アウター | 基本不要(冷房・日除けに薄手を1枚) |
| ボトムス | 涼しい素材のパンツ・スカート |
| 足元 | 歩きやすいスニーカー |
| 小物 | 帽子・サングラス、日焼け止め |
平年の最高30.8℃・最低22.7℃(気象庁福山の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。
尾道・しまなみ海道7月に持っていくもの
データから見て、7月の尾道で効くものを4つに絞りました。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。
しまなみ海道サイクリングの敵は「風」|橋の上で起きること
しまなみ海道は尾道から今治まで約70km、6つの島を7つの橋で結ぶルートです。初心者でも走れると言われますが、それは風が穏やかな日に限った話です。
なぜ橋の上で風が強くなるのか。理由は2つあります。
①地形の効果——島と島の間の海峡は、風の通り道です。周囲を陸に挟まれた狭い水路では、空気が絞られて流速が上がります。川幅が狭くなると流れが速くなるのと同じ理屈です。
②高さ——橋の桁は海面から数十m。地表付近の摩擦の影響が小さくなるぶん、風速は上がります。気象台の観測は地上約10m。橋の上はそれより強いと考えてください。
実務的な目安。風速5m/sを超えると向かい風で明らかに重くなり、8m/sを超えると横風でハンドルを取られます。10m/s以上なら、自転車での橋の通行は避ける判断が要ります(車両規制がかかることもあります)。
季節で言えば、冬(北西季節風)と、春の低気圧通過時が風の強い時期。もっとも走りやすいのは4〜5月と10〜11月——気温も風も条件がそろいます。
もうひとつ。海面の反射です。水面の反射率は10〜20%(気象庁)。海の上の橋を7つ渡るのですから、日焼けは陸上の比ではありません。アームカバーと日焼け止め、そしてサングラス——これはファッションではなく装備です。
そして夏は避けたほうがいい。橋の上に日陰はなく、瀬戸内の凪は蒸します。どうしても夏なら早朝スタート、11時までに走り終える計画にしてください。
雨の日の尾道|坂の街は滑ります
この月の雨・雪の出現率は29.9%。ひと月あたり約9.3日です。
- 尾道の坂道と石段は雨で滑ります。千光寺への参道はとくに注意してください
- 千光寺山ロープウェイは強風で運休します。雨より風です
- おのみち映画資料館・尾道市立美術館・尾道商店街(アーケード)は雨でも回れます
- 雨の日のしまなみサイクリングは推奨しません——橋の路面が滑り、視界も落ちます。レンタサイクルは乗り捨て可なので、途中でバス・船に切り替える判断を
- 向島・因島・生口島へのフェリーは小型船。波が高いと欠航します
- 猫の細道は屋外・石畳。雨の日は猫も出てきません
尾道 12か月の天気を比べる|7月は何番目?
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 67.1% | 21.0% | 9.4℃ | -0.3℃ | 36.2mm |
| 2月 | 61.2% | 28.8% | 10.0℃ | 0.0℃ | 47.8mm |
| 3月 | 62.1% | 29.7% | 13.4℃ | 2.8℃ | 79.1mm |
| 4月 | 60.7% | 29.8% | 19.0℃ | 8.0℃ | 99.1mm |
| 5月 | 57.8% | 28.1% | 23.6℃ | 12.9℃ | 115.7mm |
| 6月 | 41.0% | 36.3% | 26.8℃ | 18.2℃ | 182.3mm |
| 7月 | 52.9% | 29.9% | 30.8℃ | 22.7℃ | 182.9mm |
| 8月 | 64.7% | 21.4% | 32.5℃ | 23.6℃ | 103.5mm |
| 9月 | 54.4% | 28.5% | 28.5℃ | 19.7℃ | 145.3mm |
| 10月 | 64.7% | 21.4% | 22.9℃ | 12.7℃ | 89.0mm |
| 11月 | 72.3% | 18.0% | 17.2℃ | 6.7℃ | 52.7mm |
| 12月 | 73.3% | 16.9% | 11.9℃ | 1.7℃ | 34.6mm |
いちばん晴れやすいのは12月(73.3%)、いちばん晴れにくいのは6月(41.0%)です。7月は11番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。
