世界の風・突風ランキング【リアルタイム】いま世界で最も風が強い都市は?|世界779都市

世界の風速分布イメージ

世界245の国・地域779都市の風を、リアルタイムで自動更新してランキング表示します。いまの風速・突風(瞬間風速)・きょうの最大値・風向・気圧を同じ画面で並べ替えられるので、いま世界のどこが荒れているのかがひと目で分かります。

風速の目安(m/s)

風速気象庁の表現状況
10〜15m/sやや強い風傘がさせない。歩きにくい
15〜20m/s強い風転倒する人が出る。看板が外れ始める
20〜25m/s非常に強い風しっかりつかまらないと転倒。屋根瓦が飛ぶ
25〜30m/s非常に強い風樹木が倒れる。走行中のトラックが横転
30m/s以上猛烈な風屋外での行動は極めて危険。木造家屋の被害

気象庁の警報基準や台風の強さの階級も平均風速で表されます。日本で「非常に強い台風」と呼ばれるのは最大風速44m/s以上です。

いま世界のどこが荒れているのか

上位に来るのは、熱帯低気圧(台風・ハリケーン・サイクロン)の圏内中緯度の発達した低気圧の通り道(北大西洋・北太平洋・南極周辺)、そして局地的な強風地帯です。後者にはパタゴニア(プンタアレナス・ウシュアイア)、アイスランドやフェロー諸島、南極の昭和基地やボストーク基地などが含まれます。南半球の偏西風帯(吠える40度)に面した都市は、年間を通じて風速の上位常連です。

「気圧」で並べ替えて低い順に見ると、いま世界のどこに低気圧の中心があるかが推定できます。台風・ハリケーンが接近している都市はここで見つかります。ただし標高の高い都市(ラパス・ラサ・キトなど)は標高の効果で常に低く出るため、沿岸都市に注目してください。

日本の風の実況は今日のアメダスランキング、台風の動向は台風進路予想(マルチモデル比較)台風のたまご最新でご確認ください。世界の空港で強風がどう影響しているかは世界の空港VFR/METARマップで分かります。

よくある質問

風向はどう読めばいいですか?

風が吹いてくる方角を0〜360度で表します。0度(360度)が北、90度が東、180度が南、270度が西です。

「風速」と「突風」の違いは?

風速は10分間の平均、突風(瞬間風速)はその中の最大値です。突風は平均の1.5〜2倍になるのが一般的で、被害はこの瞬間値で発生します。

単位をノットやkm/hに変えられますか?

本ページはm/s固定です。1m/s=約3.6km/h=約1.94ノットで換算できます。航空で使うノット表記の実況は世界の空港METAR/TAFをご覧ください。

この数値は「解析値」です ― 実測値とズレる理由

最初にお断りしておきます。このページの数値は、観測所で測った生の値そのものではありません。世界中の地上観測・高層観測・船舶・航空機・衛星のデータを数値予報モデルに取り込み(データ同化といいます)、地球全体を格子状に区切って計算し直した「解析値」です。ですから、日本のアメダスの実測値と見比べると数値が一致しないことがあります。おかしいわけではなく、そもそも性質の違うものです。

なぜズレるのか

理由内容
点ではなく面の値解析値は数km四方の格子の代表値です。観測所は地面の1点。市街地のど真ん中の観測所と、田畑や海を含む格子の平均値が違うのは当然です。
標高の違い格子の標高はその範囲の平均です。観測所が谷底や山腹にあると実際の標高と食い違い、気温はおおむね標高100mにつき0.6℃ずれます。山沿いの地点では数℃の差になることがあります。
局地的な現象を再現しきれない海風の入り込み、盆地にたまる冷気、フェーン、都市のヒートアイランド、山越えの吹きおろし。数km格子では表現できない細かさの現象ほど差が出ます。
雨は特に局地的にわか雨や雷雨は数百m単位で降り方が変わります。格子平均の降水量と、実際にその1点で降った量は大きく違って当たり前です。
時間のずれ解析は一定間隔で計算されます。観測が取り込まれてから反映されるまでに時間差があり、急変時ほど追随が遅れます。
モデルの癖どの数値予報モデルにも系統的なズレ(バイアス)があります。とくに雪面・砂漠・沿岸など、地表の扱いが難しい場所で目立ちます。

どのくらいズレるのか

気温なら平地でおおむね1〜2℃以内に収まることが多く、地形が複雑な場所や極端な気象条件ではそれ以上になります。降水量はもっと差が出ますし、風速も地形の影響を強く受けます。順位や分布の傾向をつかむには十分ですが、「その地点の正確な値」としては使えません。

それでも解析値を使う理由

世界を同じものさしで比べるには、これしかないからです。各国の観測所は密度も測器も公開の仕方もバラバラで、そもそも観測所が無い地域も広大にあります。解析値なら地球上のどこでも同じ基準で数値が得られるので、779都市を横一列に並べて比較できます。世界気象機関(WMO)や各国気象機関が気候監視に再解析データを使っているのも同じ理由です。

正確な実測値を見たいときは

  • 日本国内:気象庁アメダスの実測値をそのまま使った今日のアメダスランキングアメダス観測所マップをご覧ください。全国約1,300地点の生の観測値です。
  • 世界の主要都市:空港では実際の観測電文が公開されています。世界の空港 METAR / TAFで同じ都市の空港を開くと、生の観測値と解析値を突き合わせられます。両方を見比べると、その土地でどちら向きにズレやすいかの見当がつきます。
  • 過去の正確な値過去の天気検索(全国936地点・明治〜今日)で気象庁の確定値を確認できます。

データについて

出典:数値はOpen-MeteoのAPI経由で取得しています。気象庁(JMA)・アメリカ海洋大気庁(NOAA)・ドイツ気象局(DWD)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)・フランス気象局・カナダ気象局など各国公的機関が公開する観測データと数値モデルを統合したオープンデータです(CC BY 4.0)。地点はGeoNames(CC BY 4.0)をもとに当サイトで整理した世界245の国・地域779都市です。

注意:速報値のため後日修正されることがあります。防災上の判断は気象庁および各国気象機関の公式発表をご確認ください。

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