大雪山・旭岳の7月は、平年の最高24.6℃/最低14.4℃。7月に晴れる確率は38.9%で、12か月中4番目に晴れやすい月です。
気象庁が上川で観測した1978〜2025年の48年分・1,488日を集計しました。北海道の最高峰・旭岳(2291m)と大雪山。日本でいちばん早く紅葉が始まり、日本でいちばん早く雪が降る山です。このページは麓・上川の観測値です。
同じ7月でも、7月1日は晴れ50.0%、7月12日は29.2%——日付でここまで違います。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の北海道の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
大雪山・旭岳7月の天気|過去48年(1978〜2025年)の日付別データ
日付を選ぶと、その日に過去48年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「7月1日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。
大雪山・旭岳7月の天気出現率|晴れ38.9%・くもり21.4%・雨39.7%
気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、上川の48年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。7月は12か月中4番目に晴れやすく、雨の多さは4番目です。
| 天気 | 出現率 | ひと月あたり |
|---|---|---|
| 晴れ | 38.9% | 約12.1日 |
| くもり | 21.4% | 約6.6日 |
| 雨 | 39.7% | 約12.3日 |
| 雪 | 0.0% | 約0.0日 |
この数字は気象庁も公表していません。上川の1978年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。
大雪山・旭岳7月は上旬・中旬・下旬でどう違う?
| 時期 | 晴れ | 雨または雪 |
|---|---|---|
| 7月上旬 | 38.5% | 37.1% |
| 7月中旬 | 37.7% | 42.9% |
| 7月下旬 | 40.3% | 39.2% |
同じ7月でも、いちばん晴れやすいのは7月下旬(晴れ40.3%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。
大雪山・旭岳7月の「晴れやすい日」ランキング|48年分の実績
過去48年の7月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。7月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。
| 順位 | 日付 | 晴れ | 雨・雪 | 集計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7月1日 | 50.0% | 35.4% | 48年 |
| 2 | 7月20日 | 50.0% | 33.3% | 48年 |
| 3 | 7月7日 | 47.9% | 33.3% | 48年 |
| 4 | 7月26日 | 47.9% | 43.8% | 48年 |
| 5 | 7月29日 | 47.9% | 27.1% | 48年 |
| 6 | 7月8日 | 45.8% | 41.7% | 48年 |
| 7 | 7月21日 | 45.8% | 25.0% | 48年 |
| 8 | 7月14日 | 41.7% | 39.6% | 48年 |
| 9 | 7月28日 | 41.7% | 35.4% | 48年 |
| 10 | 7月9日 | 39.6% | 37.5% | 48年 |
7月に雨が多い日
| 日付 | 晴れ | 雨・雪 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 7月12日 | 29.2% | 52.1% |
| 2 | 7月5日 | 31.3% | 37.5% |
| 3 | 7月4日 | 31.3% | 39.6% |
| 4 | 7月25日 | 33.3% | 45.8% |
| 5 | 7月23日 | 33.3% | 41.7% |
ただし、これは48年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。
気象予報士の判断|旭岳の7月を私ならこう読む
大雪山は北緯43度に立つ2000m級の山群です。緯度が高い×標高が高い——この2つが重なるため、本州の3000m級に匹敵する厳しさになります。
体感の目安として、旭岳の気温は本州の富士山五合目〜山頂に近いと考えてください。
上川(標高240m)から旭岳山頂(2291m)までは約2050m。気温差は単純計算で約12℃です。
この時期は前線の位置で天気が決まるので、予報が2日前まで当てにならない日があります。宿の予約はキャンセル無料の期限を確認してから取ってください。
もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。7月の旭岳なら、雨・雪の出現率39.7%を頭に置いて、雨具は最初から持って行く——それがこの月の現実的な備え方です。
大雪山・旭岳7月の服装|気象予報士が選び方を解説します
日中(最高24.6℃):長袖シャツ1枚がちょうどいい気温です。
朝晩:最低気温14.4℃。朝晩はしっかり冷えます。上着は必ず。
日中と朝晩の差が10.2℃あります。脱ぎ着で調整できる重ね着が唯一の正解です。
大雪山・旭岳7月の紫外線|UVインデックスは最大8.7(非常に強い)
北海道の7月は、晴れた日のUVインデックスが最大8.7(12時ごろ)。5段階では「非常に強い」にあたります。気象庁が「日中の外出をできるだけ控える」としているレベルです。外に出るなら日焼け止め・帽子・長袖は必須です。 旭岳は標高2291m前後なので、平地より約23%強い値にしています(紫外線は標高1,000mごとに約10%強まります)。
| 時刻 | 晴れ | 薄曇り | 曇り | 雨 |
|---|---|---|---|---|
| 9時 | 5.3 | 4.5 | 3.2 | 1.6 |
| 10時 | 7.3 | 6.2 | 4.4 | 2.2 |
| 11時 | 8.6 | 7.3 | 5.2 | 2.6 |
| 12時 | 8.7 | 7.4 | 5.2 | 2.6 |
| 13時 | 7.9 | 6.7 | 4.7 | 2.4 |
| 14時 | 6.0 | 5.1 | 3.6 | 1.8 |
| 15時 | 3.9 | 3.3 | 2.4 | 1.2 |
| 16時 | 2.1 | 1.8 | 1.3 | 0.6 |
| 17時 | 0.9 | 0.7 | 0.5 | 0.3 |
| 18時 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
数値はUVインデックス。 弱い(〜2) 中程度(3〜5) 強い(6〜7) 非常に強い(8〜10) 極端に強い(11〜)
表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。さらに旭岳は雪面の照り返しがあります。新雪の反射率は約80%で、上からと下からの二重で浴びることになります。ゲレンデ焼けと同じ理屈です。
▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。北海道が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。
大雪山・旭岳7月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる
「7月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。
| 時期 | 平均最高 | 平均最低 | 晴れ | 服装の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 7月上旬 | 23.7℃ | 13.0℃ | 38.5% | 長袖シャツ1枚 |
| 7月中旬 | 24.2℃ | 14.2℃ | 37.7% | 長袖シャツ1枚 |
| 7月下旬 | 25.7℃ | 15.9℃ | 40.3% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)
| アイテム | 7月の旭岳での目安 |
|---|---|
| トップス | 半袖+薄手の羽織り |
| アウター | 薄手カーディガン・シャツジャケット |
| ボトムス | ロングパンツ(普段どおりでOK) |
| 足元 | 濡れてもよい靴・防水スニーカー |
| 小物 | 日焼け止め、折りたたみ傘またはレインウェア |
平年の最高24.6℃・最低14.4℃(気象庁上川の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。
大雪山・旭岳7月に持っていくもの
データから見て、7月の旭岳で効くものを4つに絞りました。この月は雨・雪の出現率が39.7%あるので、雨具は必需品です。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。
日本一早い紅葉と初雪|旭岳の秋は9月に終わる
「日本一早い紅葉」は大雪山の代名詞です。平年で9月中旬に旭岳・黒岳の山頂付近が色づき始めます。本州の平地が11月なのに比べて、2か月早い計算です。
理由は紅葉のスイッチが気温だからです。カエデやナナカマドは最低気温がおおむね8℃を下回ると色づき始め、5〜6℃で一気に進むとされます。北緯43度・標高1600m以上の大雪山では、この条件が8月末〜9月上旬に訪れます。
そして紅葉は山の上から下へ降りてきます。目安は9月中旬に旭岳ロープウェイ姿見の池(1600m)→9月下旬に山麓(1100m)→10月上旬に層雲峡。つまり「どの標高が見頃か」で行き先を変えるのが大雪山の楽しみ方です。
同時に日本一早い初雪も来ます。旭岳では9月中に初冠雪する年が珍しくありません。紅葉と雪が同時に見られるのは、日本ではここくらいです。
だから9月の装備は秋ではなく冬で考えてください。姿見の池は標高1600m、上川より約8℃低い。9月下旬の朝なら氷点下もあり得ます。ダウン・手袋・防水の靴を。
もうひとつ。旭岳は活火山です。姿見の池周辺には噴気孔があり、風向きによっては火山ガスに注意が必要です。散策路の指示に従ってください。
紫外線は標高2291mで平地の約2割増し、残雪期は雪面反射で大幅に増えます。このページのデータは補正済みです。
悪天候の旭岳|ロープウェイが動くかどうか
この月の雨・雪の出現率は39.7%。ひと月あたり約12.3日です。
- 旭岳ロープウェイは強風・雷で運休します。当日朝の公式運行状況を必ず確認してください
- 姿見の池の散策路は完全に屋外。霧が出ると視界が数十mになります
- 層雲峡の大函・小函、銀河の滝・流星の滝は雨でも見られます(落石注意区間あり)
- 層雲峡ビジターセンター・大雪山写真ミュージアムは屋内
- 黒岳ロープウェイ・リフトも強風運休あり。両方止まると山に上がれません
- 雨の日は層雲峡温泉・旭岳温泉に切り替えるのが現実的です
旭岳 12か月の天気を比べる|7月は何番目?
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 1.7% | 97.6% | -4.7℃ | -13.7℃ | 41.1mm |
| 2月 | 3.2% | 95.9% | -3.6℃ | -13.6℃ | 33.3mm |
| 3月 | 9.9% | 89.1% | 1.0℃ | -8.7℃ | 47.3mm |
| 4月 | 32.4% | 59.3% | 8.7℃ | -2.1℃ | 57.8mm |
| 5月 | 40.5% | 40.1% | 16.4℃ | 3.6℃ | 82.4mm |
| 6月 | 37.6% | 37.4% | 21.1℃ | 9.5℃ | 81.7mm |
| 7月 | 38.9% | 39.7% | 24.6℃ | 14.4℃ | 140.1mm |
| 8月 | 39.9% | 41.6% | 24.8℃ | 14.8℃ | 170.7mm |
| 9月 | 41.9% | 44.4% | 20.1℃ | 8.8℃ | 140.9mm |
| 10月 | 34.4% | 55.6% | 12.8℃ | 2.2℃ | 131.6mm |
| 11月 | 15.8% | 79.1% | 4.6℃ | -3.0℃ | 113.3mm |
| 12月 | 2.2% | 96.6% | -2.1℃ | -9.3℃ | 66.5mm |
いちばん晴れやすいのは9月(41.9%)、いちばん晴れにくいのは1月(1.7%)です。7月は4番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。
