富士山(登山)の7月は、平年の最高26.7℃/最低17.5℃。7月に晴れる確率は37.6%で、12か月中11番目に晴れやすい月です。
気象庁が河口湖で観測した1968〜2025年の58年分・1,798日を集計しました。標高3776m、日本一高い場所。山頂の8月の平均気温は約6℃——真夏に真冬の装備が要る、日本でいちばん「気温を間違えると危ない」山です。このページは麓の河口湖の観測値です。
同じ7月でも、7月22日は晴れ53.4%、7月5日は20.7%——日付でここまで違います。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の山梨県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
富士山(登山)7月の天気|過去58年(1968〜2025年)の日付別データ
日付を選ぶと、その日に過去58年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「7月22日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。
富士山(登山)7月の天気出現率|晴れ37.6%・くもり25.1%・雨37.3%
気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、河口湖の58年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。7月は12か月中11番目に晴れやすく、雨の多さは3番目です。
| 天気 | 出現率 | ひと月あたり |
|---|---|---|
| 晴れ | 37.6% | 約11.7日 |
| くもり | 25.1% | 約7.8日 |
| 雨 | 37.3% | 約11.6日 |
| 雪 | 0.0% | 約0.0日 |
この数字は気象庁も公表していません。河口湖の1968年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。
富士山(登山)7月は上旬・中旬・下旬でどう違う?
| 時期 | 晴れ | 雨または雪 |
|---|---|---|
| 7月上旬 | 27.8% | 42.9% |
| 7月中旬 | 35.5% | 37.1% |
| 7月下旬 | 48.4% | 32.4% |
同じ7月でも、いちばん晴れやすいのは7月下旬(晴れ48.4%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。
富士山(登山)7月の「晴れやすい日」ランキング|58年分の実績
過去58年の7月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。7月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。
| 順位 | 日付 | 晴れ | 雨・雪 | 集計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7月22日 | 53.4% | 29.3% | 58年 |
| 2 | 7月25日 | 53.4% | 24.1% | 58年 |
| 3 | 7月31日 | 53.4% | 36.2% | 58年 |
| 4 | 7月24日 | 51.7% | 29.3% | 58年 |
| 5 | 7月19日 | 50.0% | 22.4% | 58年 |
| 6 | 7月28日 | 50.0% | 29.3% | 58年 |
| 7 | 7月26日 | 48.3% | 34.5% | 58年 |
| 8 | 7月30日 | 48.3% | 37.9% | 58年 |
| 9 | 7月23日 | 46.6% | 29.3% | 58年 |
| 10 | 7月27日 | 46.6% | 29.3% | 58年 |
7月に雨が多い日
| 日付 | 晴れ | 雨・雪 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 7月5日 | 20.7% | 51.7% |
| 2 | 7月9日 | 22.4% | 39.7% |
| 3 | 7月1日 | 22.4% | 46.6% |
| 4 | 7月7日 | 24.1% | 46.6% |
| 5 | 7月2日 | 24.1% | 43.1% |
ただし、これは58年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。
気象予報士の判断|富士登山の7月を私ならこう読む
富士山は独立峰で、風を遮るものが何もありません。気温は標高100mにつき約0.6℃下がるので、河口湖(標高860m)から山頂(3776m)までの2916m差で、単純計算17〜18℃低いことになります。
そして天気が変わるのが速い。麓が晴れていても、日中の上昇気流で午後には山頂付近に雲が湧き、雷雨になることがあります。登山道に逃げ場はありません。
登山期間は例年7月上旬〜9月上旬。それ以外の時期は山小屋も救護所も閉まり、完全な冬山になります。
この時期は前線の位置で天気が決まるので、予報が2日前まで当てにならない日があります。宿の予約はキャンセル無料の期限を確認してから取ってください。
もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。7月の富士登山なら、雨・雪の出現率37.3%を頭に置いて、雨具は最初から持って行く——それがこの月の現実的な備え方です。
富士山(登山)7月の服装|気象予報士が選び方を解説します
日中(最高26.7℃):半袖、または薄手の長袖1枚。動くと汗ばみます。
朝晩:最低気温17.5℃。夜は羽織りが1枚あると快適です。
日中と朝晩の差は9.2℃と小さめ。一日を通して同じ服装で過ごせます。
真夏日が月6.9日あります。日陰の少ない場所では、帽子の有無で疲れ方がまったく違います。
富士山(登山)7月の紫外線|UVインデックスは最大12.4(極端に強い)
山梨県の7月は、晴れた日のUVインデックスが最大12.4(12時ごろ)。5段階では「極端に強い」にあたります。気象庁が「日中の外出をできるだけ控える」としているレベルです。外に出るなら日焼け止め・帽子・長袖は必須です。 富士登山は標高3776m前後なので、平地より約38%強い値にしています(紫外線は標高1,000mごとに約10%強まります)。
| 時刻 | 晴れ | 薄曇り | 曇り | 雨 |
|---|---|---|---|---|
| 9時 | 6.6 | 5.6 | 4.0 | 2.0 |
| 10時 | 9.6 | 8.2 | 5.8 | 2.9 |
| 11時 | 11.7 | 10.0 | 7.0 | 3.5 |
| 12時 | 12.4 | 10.5 | 7.4 | 3.7 |
| 13時 | 11.3 | 9.6 | 6.8 | 3.4 |
| 14時 | 8.8 | 7.5 | 5.3 | 2.6 |
| 15時 | 5.8 | 4.9 | 3.5 | 1.7 |
| 16時 | 3.0 | 2.6 | 1.8 | 0.9 |
| 17時 | 1.1 | 0.9 | 0.7 | 0.3 |
| 18時 | 0.3 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
数値はUVインデックス。 弱い(〜2) 中程度(3〜5) 強い(6〜7) 非常に強い(8〜10) 極端に強い(11〜)
表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。
▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。山梨県が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。
富士山(登山)7月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる
「7月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。
| 時期 | 平均最高 | 平均最低 | 晴れ | 服装の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 7月上旬 | 25.2℃ | 16.7℃ | 27.8% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
| 7月中旬 | 26.8℃ | 17.7℃ | 35.5% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
| 7月下旬 | 27.9℃ | 18.1℃ | 48.4% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)
| アイテム | 7月の富士登山での目安 |
|---|---|
| トップス | 半袖+薄手の羽織り |
| アウター | 基本不要(冷房・日除けに薄手を1枚) |
| ボトムス | 涼しい素材のパンツ・スカート |
| 足元 | 濡れてもよい靴・防水スニーカー |
| 小物 | 日焼け止め、折りたたみ傘またはレインウェア |
平年の最高26.7℃・最低17.5℃(気象庁河口湖の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。
富士山(登山)7月に持っていくもの
データから見て、7月の富士登山で効くものを4つに絞りました。この月は雨・雪の出現率が37.3%あるので、雨具は必需品です。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。
山頂の気温は「河口湖マイナス17℃」|富士登山の体感を数字にする
富士登山の遭難で最も多い原因のひとつが低体温症です。「夏だから」という感覚のまま登ると、体温を奪われます。
数字で見てみましょう。気温減率は標高100mあたり約0.6℃。このページの河口湖(標高860m)の平年値から引き算すると、
五合目(2305m)=河口湖マイナス約8.7℃
山頂(3776m)=河口湖マイナス約17.5℃
8月の河口湖の平年最高気温は26℃前後ですから、山頂の日中は8℃前後、明け方は0℃近く。これに風が加わります。風速1m/sごとに体感温度は約1℃下がるので、山頂で風速10m/sなら体感は氷点下です。
さらに濡れ。雨やガスで衣類が濡れると、気化熱で体温が急激に奪われます。綿のシャツは絶対に避ける——乾かないからです。
装備の結論はシンプルです。①化繊かウールのベースレイヤー、②フリースなどの中間着、③上下セパレートのレインウェア(防風着を兼ねる)、④手袋とニット帽。これが真夏の富士山の標準装備です。
もうひとつ、紫外線。標高3776mでは空気の層が薄く、平地より4割近く強くなります。このページの紫外線データは山頂の標高で補正してあります。日焼け止め・サングラス・帽子は装備の一部だと考えてください。
そして雷。夏の午後は上昇気流で積乱雲が発達します。稜線と山頂は逃げ場がありません。「弾丸登山」を避け、山小屋に泊まって早朝に山頂へ——これが天気の面からも最も安全な登り方です。
悪天候の富士登山|「引き返す」を決めておく
この月の雨・雪の出現率は37.3%。ひと月あたり約11.6日です。
- 雨+風+低温は低体温症の三点セット。この3つが揃ったら、標高を上げないのが原則です
- 雷が鳴ったら即下山。稜線・山頂は落雷の危険が最も高い場所です
- 五合目まではバスで行けます。天候不良の日は五合目観光(富士山世界遺産センターなどは麓・屋内)に切り替える判断を
- 山小屋は完全予約制が基本。天候で日程を動かすなら早めに連絡を
- 登山道の閉鎖・規制情報(各県の公式サイト)を出発前に必ず確認してください
- 下山後のふじやま温泉・紅富士の湯などは、濡れて冷えた体を戻すのに最適です
富士登山 12か月の天気を比べる|7月は何番目?
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.9% | 20.5% | 5.5℃ | -6.3℃ | 51.5mm |
| 2月 | 67.5% | 28.0% | 6.2℃ | -5.4℃ | 58.9mm |
| 3月 | 57.7% | 35.1% | 9.9℃ | -1.7℃ | 100.5mm |
| 4月 | 57.2% | 30.0% | 15.8℃ | 3.5℃ | 108.0mm |
| 5月 | 49.4% | 30.3% | 20.1℃ | 8.4℃ | 120.4mm |
| 6月 | 26.6% | 38.4% | 22.7℃ | 13.3℃ | 167.1mm |
| 7月 | 37.6% | 37.3% | 26.7℃ | 17.5℃ | 172.9mm |
| 8月 | 44.5% | 33.9% | 27.7℃ | 18.2℃ | 222.0mm |
| 9月 | 39.2% | 38.6% | 23.4℃ | 14.6℃ | 234.7mm |
| 10月 | 50.3% | 31.3% | 17.9℃ | 8.0℃ | 185.3mm |
| 11月 | 68.1% | 21.8% | 13.6℃ | 1.7℃ | 75.0mm |
| 12月 | 78.8% | 15.7% | 8.5℃ | -3.6℃ | 44.9mm |
いちばん晴れやすいのは12月(78.8%)、いちばん晴れにくいのは6月(26.6%)です。7月は11番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。
富士山(登山)7月の天気 よくある質問
富士山(登山)の7月の気温は?
富士山(登山)は7月にどれくらい晴れますか?
7月で富士登山がいちばん晴れやすい日はいつですか?
富士山(登山)の7月の服装は?
このデータはどこのものですか?
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