横浜市(神奈川県)では、震度1以上の地震を年平均61.4回(2000年以降)観測しています。過去最大は2013年 オホーツク海の地震による震度5強。今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は65.0%(県内33市区町村中10位・全国269位)です。
データ出典: 気象庁 震度データベース(1919年1月〜2026年8月)・J-SHIS 2024年版 | 更新: 2026年8月24日 | 独自の地震予測は行っていません
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(中区(観測期間が市内最長))
(M8.3)
(役所付近)
(役所付近)
(役所付近)
※ 偏差値は「50=平均」からの離れ具合を表す指標です(大きいほど地震回数が多い・揺れやすい側)。県内は神奈川県の58観測地区(震度)/33市区町村(確率・地盤)、全国は1,894観測地区(震度)/1,894地点(確率・地盤)を母集団として算出しています。確率・地盤は役所付近の地点値です。
震度別の観測回数と順位・偏差値
気象庁の震度データベースに残る1910年〜2026年8月の観測記録(中区(観測期間が市内最長))を、震度の階級別に集計しました。
| 震度 | 観測回数 1910年〜 | 頻度 | 県内(58地区中) | 全国(1,894地区中) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 偏差値 | 順位 | 偏差値 | |||
| 震度1以上 | 4,146回 | 35.4回/年 | 1位 | 114.6 | 38位 | 68.9 |
| 震度2以上 | 1,531回 | 13.1回/年 | 1位 | 107.1 | 36位 | 83.4 |
| 震度3以上 | 449回 | 3.8回/年 | 1位 | 112.1 | 29位 | 88.9 |
| 震度4以上 | 79回 | 0.7回/年 | 1位 | 111.6 | 32位 | 84.8 |
| 震度5弱以上 | 9回 | 約13年に1回 | 1位 | 110.4 | 57位 | 74.7 |
※ 順位・偏差値は回数の多い順。観測開始年は地区により異なるため、総回数の比較は観測期間の違いを含みます。
区ごとの観測状況
横浜市内の各区の観測点の記録です。同じ市内でも、観測開始年と観測点の地盤によって回数・最大震度は異なります。
| 区 | 観測開始 | 総回数 | 年平均 2000年〜 | 震度2以上 | 震度3以上 | 震度4以上 | 最大震度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鶴見区 | 1997年〜 | 871回 | 30.4回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 神奈川区 | 1997年〜 | 1,102回 | 38.8回 | 630回 | 159回 | 32回 | 5強 |
| 西区 | 1997年〜 | 737回 | 25.7回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 中区 | 1910年〜 | 4,146回 | 61.4回 | 1,531回 | 449回 | 79回 | 5強 |
| 南区 | 1997年〜 | 715回 | 24.6回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 保土ケ谷区 | 1997年〜 | 986回 | 34.8回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 磯子区 | 1998年〜 | 801回 | 28.3回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 金沢区 | 1998年〜 | 623回 | 22.0回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 港北区 | 1997年〜 | 1,137回 | 40.2回 | 619回 | 149回 | 28回 | 5強 |
| 戸塚区 | 1997年〜 | 667回 | 23.7回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 港南区 | 1997年〜 | 737回 | 26.2回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 旭区 | 1998年〜 | 845回 | 30.1回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 緑区 | 1997年〜 | 1,082回 | 38.4回 | 548回 | 124回 | 22回 | 5弱 |
| 瀬谷区 | 1998年〜 | 865回 | 31.0回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 栄区 | 1998年〜 | 475回 | 16.7回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 泉区 | 1998年〜 | 617回 | 21.6回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 青葉区 | 1997年〜 | 966回 | 34.2回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
| 都筑区 | 1997年〜 | 672回 | 23.5回 | 0回 | 0回 | 0回 | - |
横浜市で観測した主な地震(震度の大きい順)
| 発生日 | 震央 | 規模 | 横浜市での震度 |
|---|---|---|---|
| 2013/05/24 | オホーツク海 | M8.3 | 震度震度1 |
| 2015/05/30 | 小笠原諸島西方沖 | M8.1 | 震度震度4 |
| 2026/04/20 | 三陸沖 | M7.7 | 震度震度3 |
| 2016/07/30 | マリアナ諸島 | M7.7 | 震度震度1 |
| 2024/01/01 | 石川県能登地方 | M7.6 | 震度震度3 |
今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率
地震調査研究推進本部の評価をもとにしたJ-SHIS(地震ハザードステーション)2024年版の、横浜市の役所付近の値です。
| 揺れの強さ | 30年以内の確率 | 県内(33市区町村中) | 全国(1,894地点中) | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 偏差値 | 順位 | 偏差値 | ||
| 震度5弱以上 | 100.0% | 5位 | 55.7 | 118位 | 59.5 |
| 震度5強以上 | 97.0% | 7位 | 58.9 | 99位 | 64.1 |
| 震度6弱以上 | 65.0% | 10位 | 58.2 | 269位 | 64.5 |
| 震度6強以上 | 17.7% | 10位 | 54.0 | 298位 | 57.1 |
地盤の特性 — 揺れやすさを決めるもう一つの要素
表層地盤増幅率とは?
地表近くの柔らかい地層が、地震の揺れをどれだけ大きくするかを表す倍率です。同じ地震でも、硬い地盤より柔らかい地盤の場所のほうが強く揺れます。数値が大きいほど揺れが増幅されやすく、おおむね1.6以上で「揺れやすい」、2.0以上で「特に揺れやすい」地盤とされます。
横浜市の役所付近の増幅率は1.69。県内33市区町村中7位(偏差値59.1)、全国1,894地点中446位(偏差値58.5)です。
揺れにくい1.72.6
揺れやすい
地形分類とは?
その土地が「どうやってできた地形か」の分類です。地盤の柔らかさは地形の成り立ちでほぼ決まるため、揺れやすさの目安になります。主な分類と揺れやすさは次のとおりです。
| 地形分類 | 揺れやすさの目安 | 説明 |
|---|---|---|
| 山地・山麓地 | ◎ 揺れにくい | 岩盤が浅く、揺れが増幅されにくい |
| 丘陵 | ◎ 揺れにくい | 古い地層で比較的引き締まっている |
| 砂礫質台地・ローム台地 | ○ やや揺れにくい | 高台の安定した地盤。増幅率はおおむね小さめ |
| 扇状地 | ○〜△ 中程度 | 川が運んだ砂礫が堆積。締まりは比較的良い |
| 砂州・砂礫州 | △ 中程度 | 海沿いに砂が堆積してできた地形 |
| 自然堤防 | △ やや揺れやすい | 川沿いの微高地。砂質で揺れが増幅しやすい |
| 谷底低地 | △ やや揺れやすい | 谷を埋めた柔らかい堆積物 |
| 三角州・海岸低地 | ▲ 揺れやすい | 河口や海沿いの柔らかい地盤 |
| 後背湿地 | ▲ 揺れやすい | 川の周囲に泥が溜まってできた軟弱地盤 |
| 旧河道 | ▲ 特に揺れやすい | 昔の川の跡。軟弱で液状化のリスクも高い |
| 埋立地・干拓地 | ▲ 特に揺れやすい | 人工の地盤。液状化への注意が特に必要。横浜市の役所周辺はこの分類(干拓地) |
※ 揺れやすさの目安はJ-SHISの地形分類と増幅率の一般的な傾向によるものです。同じ市区町村内でも場所によって地形・増幅率は変わります。ご自宅の住所単位の値はJ-SHISの地図で確認できます。
横浜市で被害が出た主な地震(記録上)
| 年 | 地震 | 死者・不明 | 全壊 | 半壊 |
|---|---|---|---|---|
| 1984年 | - | 1人 | - | - |
| 1998年 | 平成10年東京湾の地震 | 1人 | - | - |
| 1924年 | 丹沢地震 | - | 7棟 | 149棟 |
| 1999年 | 平成11年千葉県北西部の地震 | - | - | - |
※ 災害履歴データベース(公的7資料)より。被害数値は判明分のみで、実際の被害はこれより多い可能性があります。
あなたの住所の揺れやすさを調べる
役所付近だけでなく、お住まいの場所の地盤・確率を確認できます。
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役所周辺だけでなく、お住まいの場所の値を確認できます。町名まででOK(例: 志免町別府、博多区住吉)。入力内容は国土地理院・防災科研の公開APIに直接送信され、当サイトには保存されません。
確率と地盤を確認したら、備えの点検を。持ち家の方は、地震保険が今の補償内容・保険料で妥当かを見直す価値があります。地震保険は火災保険とセットでしか加入できず、保険料や補償は会社によって異なるため、無料の一括診断で比較しておくと安心です。
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周辺市区町村との比較
| 市区町村 | 30年以内に 震度6弱以上 | 地盤増幅率 | 地形分類 |
|---|---|---|---|
| 川崎市 | 69.2% | 1.85 | 自然堤防 |
| 鎌倉市 | 51.9% | 1.36 | 三角州・海岸低地 |
| 大和市 | 53.9% | 1.49 | 火山灰台地 |
| 逗子市 | 70.5% | 1.76 | 砂州・砂礫州 |
| 藤沢市 | 59.8% | 1.53 | 後背湿地 |
| 横須賀市 | 49.4% | 1.32 | 埋立地 |
| 綾瀬市 | 54.9% | 1.48 | 火山灰台地 |
| 葉山町 | 30.0% | 0.96 | 山麓地 |
よくある質問
Q. 横浜市は地震が多い?
A. 震度1以上の観測回数は年平均61.4回(2000年以降)で、神奈川県内58観測地区中1位、全国1,894観測地区中151位(偏差値62.8)です。
Q. 横浜市で過去最大の揺れは?
A. 2013/05のオホーツク海の地震(M8.3)で震度5強を観測しました(1910年以降の記録)。
Q. 横浜市の地盤は揺れやすい?
A. 役所付近の表層地盤増幅率は1.69で、県内33市区町村中7位(偏差値59.1)、全国では446位(偏差値58.5)です。地形分類は干拓地。同じ市区町村内でも場所により地盤は変わるため、住所単位の確認はJ-SHISの地図がおすすめです。
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データの出典と注意点
- 過去の震度: 気象庁 震度データベース検索(1919年1月〜2026年8月22日、2026年8月24日取得)
- 30年確率・地盤: 防災科研 J-SHIS(2024年版・役所付近の250mメッシュ値)
- 観測回数は各観測点の設置以降の値であり、観測開始年は地区によって異なります。
- 本ページは公表データを整理したものであり、独自の地震予測は行っていません。最新の防災情報は気象庁・自治体の発表をご確認ください。
