京都市の地震リスク|震度別回数・年平均と30年確率・地盤の偏差値【府内・全国順位】

京都市(京都府)では、震度1以上の地震を年平均10.2回(2000年以降)観測しています。過去最大は2011年 三陸沖の地震による震度5強。今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は15.6%(府内26市区町村中9位・全国1,020位)です。

データ出典: 気象庁 震度データベース(1919年1月〜2026年8月)・J-SHIS 2024年版 | 更新: 2026年8月25日 | 独自の地震予測は行っていません

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年平均の地震回数
10.2回/年
震度1以上・2000年以降
(中京区(観測期間が市内最長))
府内 6位/36地区偏差値 61.9全国 959位・偏差値 46.0
総観測回数
1,211
1919年から観測
府内 1位/36地区偏差値 80.0全国 280位・偏差値 52.7
過去の最大震度
5強
2011年 三陸沖
(M9.0)
1919年以降
30年以内に震度6弱以上
15.6%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
府内 9位/26市区町村偏差値 49.5全国 1,020位・偏差値 45.1
30年以内に震度5強以上
59.5%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
府内 9位/26市区町村偏差値 55.2全国 949位・偏差値 51.3
表層地盤増幅率
1.23
地形分類: 扇状地
(役所付近)
府内 10位/26市区町村偏差値 50.9全国 1,020位・偏差値 47.3

偏差値は「50=平均」からの離れ具合を表す指標です(大きいほど地震回数が多い・揺れやすい側)。府内は京都府の36観測地区(震度)/26市区町村(確率・地盤)、全国は1,894観測地区(震度)/1,894地点(確率・地盤)を母集団として算出しています。確率・地盤は役所付近の地点値です。

震度別の観測回数と順位・偏差値

気象庁の震度データベースに残る1919年〜2026年8月の観測記録(中京区(観測期間が市内最長))を、震度の階級別に集計しました。

震度観測回数
1919年〜
頻度府内(36地区中)全国(1,894地区中)
順位偏差値順位偏差値
震度1以上1,211回11.2回/年1位80.0280位52.7
震度2以上398回3.7回/年1位80.0353位53.8
震度3以上99回0.9回/年1位80.0354位53.6
震度4以上19回約6年に1回1位80.0317位53.5
震度5弱以上5回約22年に1回1位80.0178位60.2

※ 順位・偏差値は回数の多い順。観測開始年は地区により異なるため、総回数の比較は観測期間の違いを含みます。

期間と震度を変えて順位・偏差値を見る

「〜年以降」はその年代から現在までの累計、「〜年代」はその10年間だけの観測回数です。震度を「2以上」などに変えると、その震度以上を観測した回数だけで府内順位・全国順位と偏差値を計算し直します。京都市の観測開始は1919年のため、それより前の年代は選択肢に表示していません。

この条件の府内トップ3

京都市の年代別の観測回数

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区ごとの観測状況

京都市内の各区の観測点の記録です。同じ市内でも、観測開始年と観測点の地盤によって回数・最大震度は異なります。

観測開始総回数年平均
2000年〜
震度2以上震度3以上震度4以上最大震度
北区2011年〜69回2.6回22回7回1回4
上京区1998年〜169回6.1回45回12回2回4
左京区2004年〜137回5.2回34回5回1回4
中京区1919年〜1,211回10.2回398回99回19回5強
東山区2011年〜45回1.7回19回2回1回4
下京区2011年〜116回4.4回33回6回1回4
南区2011年〜67回2.5回22回5回1回4
右京区1999年〜287回10.3回76回22回2回4
伏見区2011年〜160回6.0回59回17回4回5強
山科区2004年〜139回5.2回30回7回1回4
西京区2011年〜162回6.1回56回16回1回5強

京都市で観測した主な地震(震度の大きい順)

発生日震央規模京都市での震度
2011/03/11三陸沖M9.0震度2
2015/05/30小笠原諸島西方沖M8.1震度1
2024/01/01石川県能登地方M7.6震度3
2022/03/16福島県沖M7.4震度1
2004/09/05三重県南東沖M7.4震度3

今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率

地震調査研究推進本部の評価をもとにしたJ-SHIS(地震ハザードステーション)2024年版の、京都市の役所付近の値です。

揺れの強さ30年以内の確率府内(26市区町村中)全国(1,894地点中)
順位偏差値順位偏差値
震度5弱以上86.0%8位55.41,003位52.6
震度5強以上59.5%9位55.2949位51.3
震度6弱以上15.6%9位49.51,020位45.1
震度6強以上1.5%13位46.21,130位44.8

地盤の特性 — 揺れやすさを決めるもう一つの要素

表層地盤増幅率とは?

地表近くの柔らかい地層が、地震の揺れをどれだけ大きくするかを表す倍率です。同じ地震でも、硬い地盤より柔らかい地盤の場所のほうが強く揺れます。数値が大きいほど揺れが増幅されやすく、おおむね1.6以上で「揺れやすい」、2.0以上で「特に揺れやすい」地盤とされます。

京都市の役所付近の増幅率は1.23。府内26市区町村中10位(偏差値50.9)、全国1,894地点中1,020位(偏差値47.3)です。

京都市 1.23
0.8
揺れにくい
1.72.6
揺れやすい

地形分類とは?

その土地が「どうやってできた地形か」の分類です。地盤の柔らかさは地形の成り立ちでほぼ決まるため、揺れやすさの目安になります。主な分類と揺れやすさは次のとおりです。

地形分類揺れやすさの目安説明
山地・山麓地◎ 揺れにくい岩盤が浅く、揺れが増幅されにくい
丘陵◎ 揺れにくい古い地層で比較的引き締まっている
砂礫質台地・ローム台地○ やや揺れにくい高台の安定した地盤。増幅率はおおむね小さめ
扇状地○〜△ 中程度川が運んだ砂礫が堆積。締まりは比較的良い。京都市の役所周辺はこの分類(扇状地)
砂州・砂礫州△ 中程度海沿いに砂が堆積してできた地形
自然堤防△ やや揺れやすい川沿いの微高地。砂質で揺れが増幅しやすい
谷底低地△ やや揺れやすい谷を埋めた柔らかい堆積物
三角州・海岸低地▲ 揺れやすい河口や海沿いの柔らかい地盤
後背湿地▲ 揺れやすい川の周囲に泥が溜まってできた軟弱地盤
旧河道▲ 特に揺れやすい昔の川の跡。軟弱で液状化のリスクも高い
埋立地・干拓地▲ 特に揺れやすい人工の地盤。液状化への注意が特に必要

※ 揺れやすさの目安はJ-SHISの地形分類と増幅率の一般的な傾向によるものです。同じ市区町村内でも場所によって地形・増幅率は変わります。ご自宅の住所単位の値はJ-SHISの地図で確認できます。

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    周辺市区町村との比較

    市区町村30年以内に
    震度6弱以上
    地盤増幅率地形分類
    向日市9.9%1.01丘陵
    長岡京市19.9%1.27扇状地
    大山崎町53.1%2.06後背湿地
    久御山町57.8%2.12後背湿地
    宇治市10.5%0.92砂礫質台地
    八幡市54.9%2.06後背湿地
    亀岡市3.8%0.87砂礫質台地
    城陽市26.1%1.28扇状地

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    よくある質問

    Q. 京都市は地震が多い?

    A. 震度1以上の観測回数は年平均10.2回(2000年以降)で、京都府内36観測地区中6位、全国1,894観測地区中959位(偏差値46.0)です。

    Q. 京都市で過去最大の揺れは?

    A. 2011/03の三陸沖の地震(M9.0)で震度5強を観測しました(1919年以降の記録)。

    Q. 京都市の地盤は揺れやすい?

    A. 役所付近の表層地盤増幅率は1.23で、府内26市区町村中10位(偏差値50.9)、全国では1,020位(偏差値47.3)です。地形分類は扇状地。同じ市区町村内でも場所により地盤は変わるため、住所単位の確認はJ-SHISの地図がおすすめです。

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    データの出典と注意点

    • 過去の震度: 気象庁 震度データベース検索(1919年1月〜2026年8月22日、2026年8月24日取得)
    • 30年確率・地盤: 防災科研 J-SHIS(2024年版・役所付近の250mメッシュ値)
    • 被害記録: 災害履歴データベース(内閣府・消防庁・自治体資料等の公的記録を整理、判明分のみ)
    • 観測回数は各観測点の設置以降の値であり、観測開始年は地区によって異なります。
    • 本ページは公表データを整理したものであり、独自の地震予測は行っていません。最新の防災情報は気象庁・自治体の発表をご確認ください。
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