小笠原・父島の7月は、平年の最高30.1℃/最低25.4℃。7月に晴れる確率は64.2%で、12か月中1番目に晴れやすい月です。
気象庁が父島で観測した1969〜2025年の57年分・1,767日を集計しました。船で24時間。東京都でありながら、東京から1000km南にある世界自然遺産の島です。行くこと自体が旅程の半分を占めます。
同じ7月でも、7月11日は晴れ78.9%、7月18日は50.9%——日付でここまで違います。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の東京都の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
小笠原・父島7月の天気|過去57年(1969〜2025年)の日付別データ
日付を選ぶと、その日に過去57年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「7月11日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。
小笠原・父島7月の天気出現率|晴れ64.2%・くもり10.1%・雨25.7%
気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、父島の57年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。7月は12か月中1番目に晴れやすく、雨の多さは12番目です。
| 天気 | 出現率 | ひと月あたり |
|---|---|---|
| 晴れ | 64.2% | 約19.9日 |
| くもり | 10.1% | 約3.1日 |
| 雨 | 25.7% | 約8.0日 |
| 雪 | 0.0% | 約0.0日 |
この数字は気象庁も公表していません。父島の1969年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。
小笠原・父島7月は上旬・中旬・下旬でどう違う?
| 時期 | 晴れ | 雨または雪 |
|---|---|---|
| 7月上旬 | 70.0% | 19.5% |
| 7月中旬 | 64.4% | 23.7% |
| 7月下旬 | 58.9% | 33.2% |
同じ7月でも、いちばん晴れやすいのは7月上旬(晴れ70.0%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。
小笠原・父島7月の「晴れやすい日」ランキング|57年分の実績
過去57年の7月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。7月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。
| 順位 | 日付 | 晴れ | 雨・雪 | 集計 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7月11日 | 78.9% | 14.0% | 57年 |
| 2 | 7月12日 | 78.9% | 14.0% | 57年 |
| 3 | 7月7日 | 77.2% | 19.3% | 57年 |
| 4 | 7月2日 | 75.4% | 14.0% | 57年 |
| 5 | 7月5日 | 75.4% | 15.8% | 57年 |
| 6 | 7月4日 | 71.9% | 15.8% | 57年 |
| 7 | 7月1日 | 70.2% | 14.0% | 57年 |
| 8 | 7月6日 | 70.2% | 19.3% | 57年 |
| 9 | 7月3日 | 68.4% | 12.3% | 57年 |
| 10 | 7月10日 | 68.4% | 21.1% | 57年 |
7月に雨が多い日
| 日付 | 晴れ | 雨・雪 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 7月18日 | 50.9% | 35.1% |
| 2 | 7月31日 | 52.6% | 35.1% |
| 3 | 7月26日 | 54.4% | 29.8% |
| 4 | 7月16日 | 54.4% | 24.6% |
| 5 | 7月24日 | 56.1% | 31.6% |
ただし、これは57年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。
気象予報士の判断|小笠原の7月を私ならこう読む
父島は北緯27度、亜熱帯海洋性気候。周囲を海に囲まれた小さな島なので、気温の年較差・日較差がきわめて小さいのが最大の特徴です。
真夏日は多いが猛暑日はほとんど出ない。海が温度を安定させるためで、本土のような酷暑にはなりません。冬も最低気温が15℃を下回る日は少なく、冬日・真冬日はゼロ。
降水は年間1300mm前後と、亜熱帯としては多くありません。台風は通りますが、島が小さいぶん地形性の雨は限られます。
この時期は前線の位置で天気が決まるので、予報が2日前まで当てにならない日があります。宿の予約はキャンセル無料の期限を確認してから取ってください。
もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。7月の小笠原なら、雨・雪の出現率25.7%を頭に置いて、雨具は折りたたみ1本で足りる——それがこの月の現実的な備え方です。
小笠原・父島7月の服装|気象予報士が選び方を解説します
日中(最高30.1℃):半袖。屋外にいる時間が長いなら、汗を吸う素材を選んでください。
朝晩:最低気温25.4℃。夜になっても下がりません。屋内の冷房のほうが寒く感じます。
日中と朝晩の差は4.7℃と小さめ。一日を通して同じ服装で過ごせます。
真夏日が月17.9日あります。日陰の少ない場所では、帽子の有無で疲れ方がまったく違います。
小笠原・父島7月の紫外線|UVインデックスは最大8.7(非常に強い)
東京都の7月は、晴れた日のUVインデックスが最大8.7(12時ごろ)。5段階では「非常に強い」にあたります。気象庁が「日中の外出をできるだけ控える」としているレベルです。外に出るなら日焼け止め・帽子・長袖は必須です。
| 時刻 | 晴れ | 薄曇り | 曇り | 雨 |
|---|---|---|---|---|
| 9時 | 4.8 | 4.1 | 2.9 | 1.4 |
| 10時 | 6.9 | 5.9 | 4.1 | 2.1 |
| 11時 | 8.3 | 7.1 | 5.0 | 2.5 |
| 12時 | 8.7 | 7.4 | 5.2 | 2.6 |
| 13時 | 7.8 | 6.6 | 4.7 | 2.3 |
| 14時 | 6.0 | 5.1 | 3.6 | 1.8 |
| 15時 | 3.9 | 3.3 | 2.3 | 1.2 |
| 16時 | 2.0 | 1.7 | 1.2 | 0.6 |
| 17時 | 0.7 | 0.6 | 0.4 | 0.2 |
| 18時 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
数値はUVインデックス。 弱い(〜2) 中程度(3〜5) 強い(6〜7) 非常に強い(8〜10) 極端に強い(11〜)
表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。さらに砂浜の反射率は10〜25%、水面は10〜20%。海辺では下からの照り返しが加わります。
▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。東京都が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。
小笠原・父島7月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる
「7月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。
| 時期 | 平均最高 | 平均最低 | 晴れ | 服装の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 7月上旬 | 29.9℃ | 25.2℃ | 70.0% | 半袖(朝晩用に薄手の羽織りを) |
| 7月中旬 | 30.2℃ | 25.5℃ | 64.4% | 半袖+日差し対策(帽子・日焼け止め) |
| 7月下旬 | 30.3℃ | 25.6℃ | 58.9% | 半袖+日差し対策(帽子・日焼け止め) |
アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)
| アイテム | 7月の小笠原での目安 |
|---|---|
| トップス | 半袖(汗を吸う素材) |
| アウター | 基本不要(冷房・日除けに薄手を1枚) |
| ボトムス | 涼しい素材のパンツ・スカート |
| 足元 | 歩きやすいスニーカー |
| 小物 | 帽子・サングラス、日焼け止め |
平年の最高30.1℃・最低25.4℃(気象庁父島の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。
小笠原・父島7月に持っていくもの
データから見て、7月の小笠原で効くものを4つに絞りました。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。
24時間の船旅|「おがさわら丸」が揺れる日と、その読み方
小笠原には空港がありません。行く手段は「おがさわら丸」(竹芝桟橋〜父島、約24時間)のみ。しかもおおむね6日に1便——つまり最短でも5泊6日の旅程になります。ここを理解しないと計画が立ちません。
そして最大の関門が船酔いです。
揺れを決めるのは波の高さで、その波を作るのは風です。実務的には次の3つを見てください。
①冬(12〜3月)は北西の季節風が強く、波が高い。冬型が強い日の関東南方海上は、波3〜4mになることも。この時期は覚悟が要ります。
②夏(6〜9月)は比較的穏やかですが、台風のうねりが入ると、台風が遠くても波が高くなります。台風は数日先まで見えるので、出航3日前から進路を確認してください。
③低気圧の通過——春と秋、日本の南岸を低気圧が通ると波が上がります。
対策は現実的なものが有効です。①酔い止めを乗船1時間前に飲む(酔ってからでは効きが落ちます)。②船室は船の中央・低い位置ほど揺れが小さい。③横になる——頭を固定すると三半規管への刺激が減ります。④外の水平線を見るのも有効です。
島に着いてからの天気は、実は心配が少ない。父島は年間を通して極端な天気が少なく、真夏日はあっても猛暑日はまれ。ホエールウォッチング(ザトウクジラ)は2〜4月、ミナミハンドウイルカは通年——ただしこれらのツアーは波で欠航します。ここでも見るべきは雨ではなく波です。
紫外線は日本国内で最も強い部類。北緯27度で、海と白砂の反射が加わります。このページの紫外線データを必ず確認してください。
雨の日の父島|屋内はほとんどありません
この月の雨・雪の出現率は25.7%。ひと月あたり約8.0日です。
- 父島に大規模な屋内施設はほぼありません。雨の日は「待つ」か「濡れる前提で動く」かの二択です
- 小笠原ビジターセンター・小笠原水産センターが数少ない屋内施設です
- スコールは短時間で上がることが多く、半日つぶれることは多くありません
- 海のツアー(ドルフィンスイム、ホエールウォッチング、南島上陸)は波と風で中止。雨そのものより波高を見てください
- 南島は上陸人数・時期の制限があります。事前に最新の規則を確認してください
- おがさわら丸が荒天で出港延期になると、滞在が数日延びます。帰りの予定に余裕を
小笠原 12か月の天気を比べる|7月は何番目?
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 56.0% | 28.6% | 20.5℃ | 15.6℃ | 72.5mm |
| 2月 | 58.8% | 27.0% | 20.3℃ | 15.3℃ | 59.2mm |
| 3月 | 58.3% | 26.2% | 21.5℃ | 16.6℃ | 71.3mm |
| 4月 | 52.7% | 27.7% | 23.4℃ | 18.8℃ | 107.9mm |
| 5月 | 44.1% | 32.6% | 25.6℃ | 21.3℃ | 154.4mm |
| 6月 | 54.3% | 25.8% | 28.3℃ | 24.2℃ | 121.4mm |
| 7月 | 64.2% | 25.7% | 30.1℃ | 25.4℃ | 80.3mm |
| 8月 | 57.4% | 30.5% | 30.2℃ | 25.9℃ | 110.6mm |
| 9月 | 60.6% | 33.0% | 29.9℃ | 25.5℃ | 128.4mm |
| 10月 | 54.8% | 36.9% | 28.5℃ | 24.2℃ | 142.4mm |
| 11月 | 54.6% | 34.7% | 25.6℃ | 21.4℃ | 142.2mm |
| 12月 | 54.0% | 31.3% | 22.5℃ | 17.8℃ | 110.0mm |
いちばん晴れやすいのは7月(64.2%)、いちばん晴れにくいのは5月(44.1%)です。7月は1番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。
