尾瀬8月は雨が多い?天気を47年データで(雨42.7%・晴れ31.3%)

尾瀬の8月は、平年の最高26.1℃/最低16.0℃。8月に晴れる確率は31.3%で、12か月中4番目に晴れやすい月です。

気象庁が桧枝岐で観測した1979〜2025年の47年分・1,455日を集計しました。水芭蕉・木道・燧ヶ岳と至仏山。標高1400mの高層湿原は、平地より季節が1か月半遅れて動きます。このページは福島県側の入口・桧枝岐の観測値です。
同じ8月でも、8月19日は晴れ44.7%、8月30日は19.1%——日付でここまで違います

出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)

このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の福島県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。

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尾瀬8月の天気|過去47年(1979〜2025年)の日付別データ

日付を選ぶと、その日に過去47年で実際どんな天気だったかが年ごとに出ます。「8月19日に行くと、どれくらい晴れるのか」にその日付の実データで答えるためのツールです。

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尾瀬8月の天気出現率|晴れ31.3%・くもり26.0%・雨42.7%

気象庁の各管区気象台が公表している「天気の出現率」と同じ定義で、桧枝岐の47年分を分類しました。判定は雪>雨(日降水量1.0mm以上)>くもり>晴れの優先順位です。8月は12か月中4番目に晴れやすく、雨の多さは4番目です。

天気出現率ひと月あたり
晴れ31.3%約9.7日
くもり26.0%約8.1日
42.7%約13.2日
0.0%約0.0日

この数字は気象庁も公表していません。桧枝岐の1979年から2025年までの日ごとの観測値を1日ずつ判定し、当サイトが集計したものです。

尾瀬8月は上旬・中旬・下旬でどう違う?

時期晴れ雨または雪
8月上旬35.7%37.0%
8月中旬30.0%45.5%
8月下旬28.4%45.5%

同じ8月でも、いちばん晴れやすいのは8月上旬(晴れ35.7%)です。日程に幅があるなら、ここを狙ってください。

尾瀬8月の「晴れやすい日」ランキング|47年分の実績

過去47年の8月を1日ずつ集計し、晴れた回数が多い順に並べました。8月に行く日を選べるなら、この上位から選ぶのがいちばん確実です。

順位日付晴れ雨・雪集計
18月19日44.7%36.2%47年
28月18日42.6%46.8%47年
38月1日41.3%34.8%46年
48月3日41.3%32.6%46年
58月6日38.3%31.9%47年
68月10日38.3%36.2%47年
78月27日38.3%38.3%47年
88月8日36.2%38.3%47年
98月25日36.2%44.7%47年
108月29日36.2%40.4%47年

8月に雨が多い日

日付晴れ雨・雪
18月30日19.1%53.2%
28月22日19.1%55.3%
38月31日23.4%51.1%
48月15日23.4%44.7%
58月14日23.4%44.7%

ただし、これは47年ぶんの実績であって予報ではありません。1日ずれれば結果は変わります。数字は「どの週を選ぶか」の材料として使ってください。

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気象予報士の判断|尾瀬の8月を私ならこう読む

尾瀬ヶ原は標高約1400mの盆地状の湿原です。周囲を2000m級の山に囲まれ、豪雪地帯のただ中にあります。
冬の積雪は数メートル。だから春が遅い——平地で桜が散る4月末になっても、尾瀬はまだ雪の下です。
そして夏でも涼しい。標高1400mでは平地よりおよそ8℃低く、真夏日はまず出ません。朝は8月でも10℃を切ることがあり、これが湿原に朝霧を生みます。

台風と、局地的な雷雨の季節です。この時期の予報は「一日の天気」より「時間帯」で見てください。朝の予報が晴れでも午後に急変します。

もうひとつ。降水確率30%は「3割の面積で降る」ではなく「10回に3回降る」という意味です。8月の尾瀬なら、雨・雪の出現率42.7%を頭に置いて、雨具は最初から持って行く——それがこの月の現実的な備え方です。

尾瀬8月の服装|気象予報士が選び方を解説します

日中(最高26.1℃):半袖、または薄手の長袖1枚。動くと汗ばみます。

朝晩:最低気温16.0℃。夜は羽織りが1枚あると快適です。

日中と朝晩の差が10.1℃あります。脱ぎ着で調整できる重ね着が唯一の正解です。

尾瀬8月の紫外線|UVインデックスは最大8.7(非常に強い)

福島県の8月は、晴れた日のUVインデックスが最大8.7(12時ごろ)。5段階では「非常に強い」にあたります。気象庁が「日中の外出をできるだけ控える」としているレベルです。外に出るなら日焼け止め・帽子・長袖は必須です。 尾瀬は標高1400m前後なので、平地より約14%強い値にしています(紫外線は標高1,000mごとに約10%強まります)。

時刻晴れ薄曇り曇り
9時4.84.12.91.4
10時7.05.94.22.1
11時8.37.15.02.5
12時8.77.45.22.6
13時7.66.54.62.3
14時5.74.83.41.7
15時3.42.92.11.0
16時1.61.41.00.5
17時0.50.40.30.1
18時0.00.00.00.0

数値はUVインデックス。 弱い(〜2)  中程度(3〜5)  強い(6〜7)  非常に強い(8〜10)  極端に強い(11〜)

表の見かたで大事なのは曇りの列です。曇りでも晴れの約6割、雨でも約3割の紫外線が届きます(気象庁)。「今日は曇りだから大丈夫」がいちばん焼けます。さらに尾瀬は雪面の照り返しがあります。新雪の反射率は約80%で、上からと下からの二重で浴びることになります。ゲレンデ焼けと同じ理屈です。

▶ 同じ計算を47都道府県すべて・天気・標高を切り替えて試せるツールを別ページに置いています:「【都道府県別】紫外線の強さがわかるツール|月別グラフ・時間帯別・年間量」。福島県が全国で何番目に紫外線が強いかは「日本の紫外線の強さランキング(都道府県別・偏差値つき)」でどうぞ。

尾瀬8月の服装早見表|上旬・中旬・下旬でこう変わる

「8月」とひとことで言っても、上旬と下旬では気温が違います。服装指数のような感覚で使えるように、旬ごとの平年気温と晴れやすさ、服装の目安を1つの表にまとめました。

時期平均最高平均最低晴れ服装の目安
8月上旬26.8℃16.2℃35.7%半袖(朝晩用に薄手の羽織りを)
8月中旬26.2℃16.2℃30.0%半袖(朝晩用に薄手の羽織りを)
8月下旬25.4℃15.6℃28.4%半袖(朝晩用に薄手の羽織りを)

アイテム別の目安(メンズ・レディース共通)

アイテム8月の尾瀬での目安
トップス半袖+薄手の羽織り
アウター基本不要(冷房・日除けに薄手を1枚)
ボトムス涼しい素材のパンツ・スカート
足元濡れてもよい靴・防水スニーカー
小物日焼け止め、折りたたみ傘またはレインウェア

平年の最高26.1℃・最低16.0℃(気象庁桧枝岐の観測値)から作成した目安です。体感には個人差があるので、脱ぎ着で調整できる組み合わせを基本にしてください。

尾瀬8月に持っていくもの

データから見て、8月の尾瀬で効くものを4つに絞りました。この月は雨・雪の出現率が42.7%あるので、雨具は必需品です。※ 以下はアフィリエイトリンクを含みます。

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1. 日焼け止め

屋外にいる時間が長いなら、2〜3時間おきの塗り直しが要ります。

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2. 冷感タオル

首の後ろを冷やすのが、体温を下げるいちばんの近道です。

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3. 携帯扇風機

行列と屋外の待ち時間で効きます。

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4. UVカット帽子

日陰が少ない場所では、帽子の有無で疲れ方が変わります。

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水芭蕉の見頃は「雪解け」で決まる|尾瀬の季節が動く順番

尾瀬の水芭蕉は暦ではなく雪解けで咲きます。だから「毎年5月20日ごろ」と決め打ちできません。
順番はこうです。①雪が消える→②地温が上がる→③芽が動く→④開花。つまりその年の積雪量と春の気温が見頃を決めます。
平年の目安は尾瀬ヶ原で5月下旬〜6月上旬、標高の高い尾瀬沼で6月上旬〜中旬雪の多い年は1週間ほど遅れ、少雪・暖春の年は早まります。この記事の12〜3月の降雪データと、3〜5月の気温を見れば、その年が早いか遅いかの見当がつきます。
そして尾瀬の季節はリレーで進みます。5月下旬〜6月:水芭蕉7月中旬〜8月上旬:ニッコウキスゲ9月下旬〜10月上旬:草紅葉(くさもみじ)。湿原全体が黄金色になる草紅葉は、実は水芭蕉と並ぶ尾瀬の名物です。
もうひとつ、尾瀬ならではの現象が朝霧です。晴れて風のない朝、放射冷却で冷えた湿原に霧が広がります。山小屋に泊まった人だけが見られる景色で、日帰りでは間に合いません。
装備の注意。木道は濡れると非常に滑ります。とくに霜が降りた朝と雨の日。グリップのある靴が必須です。そして山小屋泊なら夏でも防寒着——8月の朝でも10℃を切ります。
なお尾瀬は環境保護のため入山期間が限られます(例年5月下旬〜10月下旬、山小屋の営業期間に準じる)。冬季は入れません。

雨の日の尾瀬|木道と増水に注意

この月の雨・雪の出現率は42.7%。ひと月あたり約13.2日です。

  • 尾瀬に屋根はありません。山小屋とビジターセンター以外は完全に屋外です
  • 木道は雨と霜で驚くほど滑ります。転倒事故が最も多い原因です
  • 雨の湿原は霧が出て幻想的。晴天とは別の魅力があります
  • 大雨のあとは木道が冠水することがあります。増水した沢は渡らないでください
  • 鳩待峠・沼山峠へのアクセス道は悪天候で通行止めになることがあります
  • 入山口の尾瀬御池ロッジ・尾瀬沼ビジターセンターで最新の状況を確認してから入ってください

尾瀬 12か月の天気を比べる|8月は何番目?

晴れ雨・雪最高最低降水量
1月6.9%90.4%-0.2℃-7.6℃117.2mm
2月6.4%92.3%0.5℃-7.7℃104.5mm
3月8.1%90.2%4.5℃-4.4℃85.9mm
4月25.2%67.7%11.5℃0.7℃78.1mm
5月38.7%39.3%18.1℃5.7℃93.7mm
6月22.9%46.0%21.5℃10.8℃122.4mm
7月24.7%50.8%24.9℃15.3℃196.8mm
8月31.3%42.7%26.1℃16.0℃165.9mm
9月31.3%44.3%21.5℃12.2℃156.6mm
10月37.2%41.7%15.4℃5.5℃143.2mm
11月34.8%52.5%9.5℃0.2℃102.3mm
12月13.2%81.3%3.0℃-4.7℃127.4mm

いちばん晴れやすいのは5月(38.7%)、いちばん晴れにくいのは2月(6.4%)です。8月は4番目。月名をクリックすると、その月の日付別データが開きます。

尾瀬8月の天気 よくある質問

尾瀬の8月の気温は?
桧枝岐の8月の平年値は、最高26.1℃・最低16.0℃です(1979〜2025年の47年平均)。
尾瀬は8月にどれくらい晴れますか?
晴れの出現率は31.3%です。くもり26.0%、雨42.7%。12か月中4番目に晴れやすい月です。
8月で尾瀬がいちばん晴れやすい日はいつですか?
過去47年の実績では8月19日で、晴れた年が44.7%でした。次いで8月18日(42.6%)、8月1日(41.3%)です。
尾瀬の8月の服装は?
半袖、または薄手の長袖1枚。動くと汗ばみます。 最低気温16.0℃。夜は羽織りが1枚あると快適です。
このデータはどこのものですか?
気象庁が桧枝岐で観測した1979〜2025年の日ごとの値を、当サイトが集計しました。天気の分類は気象庁の「天気出現率」と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)です。

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