2026年 台風30号の沖縄県の記録

2026年の台風30号(チャンパー)によって、沖縄県で実際に観測された値の記録です。台風が接近している間、気象庁のアメダス10分値を取り続けて、県内の最大値を残しています。予報ではなく、実際に観測された値である点がこのページの中身です。

沖縄県にもっとも近づいたのは 10月22日 6時。中心までの距離はおよそ 513km、そのときの中心気圧は 905 hPaでした。(県内でもっとも近かった観測地点は波照間)

沖縄県で観測された値

最大風速
10分平均
19.8 m/s(北北東の風)
所野 10月22日 7時40分
最大1時間降水量2.5 mm
渡嘉敷 10月22日 6時40分
最大24時間降水量6.0 mm
国頭 10月22日 7時40分
最低海面気圧1,004.5 hPa
宮古島 10月22日 6時40分

この数字が意味すること

最大風速19.8m/sは、10分間の平均風速です。被害をもたらすのは瞬間的な風で、最大瞬間風速は平均風速のおおむね1.5〜2倍になります。つまりこのとき、瞬間的には 30〜40m/s 程度の風が吹いていた可能性があります。この強さになると歩行が困難になり、転倒する人が出ます。

1時間に2.5mmという雨は、それほど強い雨ではありませんでした。

24時間で6.0mmは、河川の増水や土砂災害を考えるときの指標です。同じ雨量でも、短時間に集中したのか一日かけて降ったのかで危険の種類が変わります。1時間降水量とあわせて見ると、どちらのタイプだったかが読めます。

最低海面気圧1,004.5hPaは、台風の中心がどれだけ近づいたかを示します。台風の中心気圧そのものより高い値になるのが普通で、この値が台風の中心気圧に近いほど、中心が真上を通ったことを意味します。気圧を観測しているのは気象官署(各地の気象台)のみで、アメダスでは観測していません。

ここに出ている値は、台風が接近していた期間に沖縄県で観測された最大値です。前線など台風以外の要因による雨や風が含まれている場合があります。台風の中心がどこにあったかは、上の最接近の情報とあわせて判断してください。
また、最大瞬間風速はアメダスの10分値に含まれないため、このページでは扱っていません。正確な最大瞬間風速は気象庁の観測値ランキングをご確認ください。

→ 台風30号の経路と勢力の記録
→ 沖縄県のいまのアメダス実況

データ出典:気象庁「アメダス」10分値および「台風情報」。当サイトが台風の接近中に取得して保存したものです。気象庁が後から公表する確定値とは異なる場合があります。防災上の判断は必ず気象庁の警報・注意報と自治体の避難情報にしたがってください。

タイトルとURLをコピーしました