六甲山に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは12月(晴れ70.7%)、いちばん晴れにくいのは6月(39.4%)です。
1000万ドルの夜景・六甲山牧場・有馬温泉への入口。市街地から30分で標高900m——この近さが六甲山の魅力であり、服装を間違える原因でもあります。このページは麓・神戸の観測値です。
気象庁が神戸で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の兵庫県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
六甲山のベストシーズンはいつ?|月別データ総まとめ
晴れやすさ・雨や雪の少なさ・気温の快適さだけで機械的に選ぶと、六甲山のベストシーズンは11月(晴れ70.2%・平年最高17.2℃)です。次点は12月・8月。ただし桜や紅葉、海、イベントなど「見たいもの」がある場合はその時期が正解です——下の表で天気の条件を確かめて、行きたい月のページで日付まで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 61.9% | 27.3% | 9.1℃ | 2.5℃ | — |
| 2月 | 53.5% | 36.3% | 9.7℃ | 2.6℃ | — |
| 3月 | 57.6% | 33.8% | 13.2℃ | 5.3℃ | — |
| 4月 | 59.2% | 31.4% | 18.9℃ | 10.7℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 54.9% | 30.2% | 23.3℃ | 15.4℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 6月 | 39.4% | 36.3% | 26.5℃ | 19.8℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 50.6% | 32.4% | 30.3℃ | 24.0℃ | 真夏日が多い |
| 8月 | 62.4% | 21.9% | 32.0℃ | 25.3℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 51.8% | 31.0% | 28.4℃ | 21.7℃ | 真夏日が多い |
| 10月 | 60.3% | 25.8% | 22.8℃ | 15.6℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 11月 ★ | 70.2% | 18.8% | 17.2℃ | 9.9℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 12月 | 70.7% | 20.6% | 11.8℃ | 4.9℃ | — |
六甲山の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 61.9% | 27.3% | 9.1℃ | 2.5℃ | 38.5mm |
| 2月 | 53.5% | 36.3% | 9.7℃ | 2.6℃ | 55.6mm |
| 3月 | 57.6% | 33.8% | 13.2℃ | 5.3℃ | 93.4mm |
| 4月 | 59.2% | 31.4% | 18.9℃ | 10.7℃ | 115.3mm |
| 5月 | 54.9% | 30.2% | 23.3℃ | 15.4℃ | 141.6mm |
| 6月 | 39.4% | 36.3% | 26.5℃ | 19.8℃ | 188.0mm |
| 7月 | 50.6% | 32.4% | 30.3℃ | 24.0℃ | 168.1mm |
| 8月 | 62.4% | 21.9% | 32.0℃ | 25.3℃ | 110.3mm |
| 9月 | 51.8% | 31.0% | 28.4℃ | 21.7℃ | 159.0mm |
| 10月 | 60.3% | 25.8% | 22.8℃ | 15.6℃ | 108.1mm |
| 11月 | 70.2% | 18.8% | 17.2℃ | 9.9℃ | 65.6mm |
| 12月 | 70.7% | 20.6% | 11.8℃ | 4.9℃ | 43.4mm |
数値は神戸の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
六甲山はいつ行くのがいい?58年データで見るベストシーズン
晴れやすさだけで選ぶなら12月(70.7%)、11月(70.2%)、8月(62.4%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすいではありません。8月は最高32.0℃、1月は最低2.5℃。真夏は猛暑日が月2.8日あります。晴れやすさと気温の両方で選んでください。
六甲山の天気を左右するもの
六甲山は神戸の市街地のすぐ背後に立つ山塊です。海から3km、標高931m——この距離の近さが六甲山の特徴です。
気温は山上で神戸市街より約5℃低い。神戸が10℃なら六甲山上は5℃前後、風があれば体感はさらに下がります。
冬には六甲おろし——山から市街地へ吹き下ろす冷たい北風——が吹きます。そして山上は神戸市街では雪がなくても積雪することがあり、路面が凍結します。
夜景が「1000万ドル」に見える夜の条件|湿度・風・雲底
六甲山からの夜景は日本三大夜景のひとつ。ただし「上がれば見える」ものではありません。同じ晴れの夜でも、透明度はまるで違います。
決め手は3つです。
①空気が乾いていること。夜景の輪郭をぼかすのは大気中の水蒸気です。湿度が高い夜は光が散乱してにじみます。冬の乾いた夜が最高、夏の蒸した夜は同じ場所でも別物になります。
②適度な風があること。風はちりを吹き払います。狙い目は寒冷前線が通過した翌日や冬型が少し緩んだ日。ただし強すぎるとロープウェーが止まります。
③雲底が高いこと。展望台は標高700〜900m。雲が低い日は展望台自体が雲の中に入ります。とくに暖かく湿った空気が入る春先や梅雨時は、山上だけ霧ということが頻繁に起こります。
結論は「11月〜2月の、冬型が緩んで風の弱い夜」。この記事の日付別データで晴れやすい日を選んでください。
時間帯は日没後20〜30分の「ブルーアワー」が最も美しい——空の青が残り、街の灯りと釣り合う時間です。
そして服装。山上は市街地より約5℃低いのに、多くの人が「神戸観光の服装」のまま上がります。展望台は風の通り道で、冬は体感氷点下。ダウン・手袋・マフラーを持って行ってください。
アクセスは六甲ケーブル・六甲有馬ロープウェー・摩耶ケーブル+ロープウェー。いずれも強風・点検で運休があり、曜日による運休日も設定されています。夜景目当てなら営業時間と最終便を必ず確認してください。
雨の日の六甲山|山上は雲の中
- 雨の日の六甲山上は、たいてい雲の中。夜景は期待できません
- ケーブル・ロープウェーは強風で運休。曜日運休もあるので事前確認を
- 六甲山サイレンスリゾート・六甲高山植物園(屋外)・ROKKO森の音ミュージアムなど、屋内施設もあります
- 有馬温泉へ抜けるのが雨の日の王道。金の湯・銀の湯があります
- 冬は山上道路が凍結。表六甲・裏六甲ドライブウェイはチェーン規制がかかります
- 市街地側なら北野異人館・神戸市立博物館が屋内の切り替え先です
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
六甲山の天気 よくある質問
六甲山はいつ行くのがおすすめですか?
六甲山で雨が多いのは何月ですか?
六甲山の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
六甲山 各月の詳細ページ
- 六甲山1月の服装と天気|58年データで(晴れ61.9%・最高9.1℃)
- 六甲山2月の服装と天気|58年データで(晴れ53.5%・最高9.7℃)
- 六甲山3月の服装と天気|58年データで(晴れ57.6%・最高13.2℃)
- 六甲山4月の服装と天気|58年データで(晴れ59.2%・最高18.9℃)
- 六甲山5月の服装と天気|58年データで(晴れ54.9%・最高23.3℃)
- 六甲山6月の服装と天気|58年データで(晴れ39.4%・最高26.5℃)
- 六甲山7月の暑さ対策|猛暑日1.0日・熱帯夜11.7日を58年データで
- 六甲山8月の暑さ対策|猛暑日2.8日・熱帯夜18.2日を58年データで
- 六甲山9月の服装|真夏日10.0日の暑さを58年データで(最高28.4℃)
- 六甲山10月の服装と天気|58年データで(晴れ60.3%・最高22.8℃)
- 六甲山11月の服装と天気|58年データで(晴れ70.2%・最高17.2℃)
- 六甲山12月の服装と天気|58年データで(晴れ70.7%・最高11.8℃)
六甲山の紫外線対策|屋外で過ごすなら月別ページの時間別UVを
六甲山は屋外で過ごす時間が長いスポットです。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと対策が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:新雪は約80%、砂浜は10〜25%、水面は10〜20%を照り返します。水辺や開けた場所では反射も加わります。
各月のページに、六甲山の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
