富士芝桜まつりに行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは12月(晴れ78.8%)、いちばん晴れにくいのは6月(26.6%)です。
約50万株の芝桜のピンクの絨毯と、正面にそびえる富士山。開催は4月中旬〜5月下旬。ただしこの時期の富士山は「見えないほうが多い」——見える確率の読み方をここで解説します。
気象庁が河口湖で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の山梨県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
富士芝桜まつりのベストシーズンはいつ?|月別データ総まとめ
晴れやすさ・雨や雪の少なさ・気温の快適さだけで機械的に選ぶと、富士芝桜のベストシーズンは12月(晴れ78.8%・平年最高8.5℃)です。次点は11月・1月。ただし桜や紅葉、海、イベントなど「見たいもの」がある場合はその時期が正解です——下の表で天気の条件を確かめて、行きたい月のページで日付まで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.9% | 20.5% | 5.5℃ | -6.3℃ | — |
| 2月 | 67.5% | 28.0% | 6.2℃ | -5.4℃ | — |
| 3月 | 57.7% | 35.1% | 9.9℃ | -1.7℃ | — |
| 4月 | 57.2% | 30.0% | 15.8℃ | 3.5℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 49.4% | 30.3% | 20.1℃ | 8.4℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 26.6% | 38.4% | 22.7℃ | 13.3℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 37.6% | 37.3% | 26.7℃ | 17.5℃ | 気温は快適 |
| 8月 | 44.5% | 33.9% | 27.7℃ | 18.2℃ | — |
| 9月 | 39.2% | 38.6% | 23.4℃ | 14.6℃ | 気温は快適 |
| 10月 | 50.3% | 31.3% | 17.9℃ | 8.0℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 11月 | 68.1% | 21.8% | 13.6℃ | 1.7℃ | — |
| 12月 ★ | 78.8% | 15.7% | 8.5℃ | -3.6℃ | — |
富士芝桜まつりの月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.9% | 20.5% | 5.5℃ | -6.3℃ | 51.5mm |
| 2月 | 67.5% | 28.0% | 6.2℃ | -5.4℃ | 58.9mm |
| 3月 | 57.7% | 35.1% | 9.9℃ | -1.7℃ | 100.5mm |
| 4月 | 57.2% | 30.0% | 15.8℃ | 3.5℃ | 108.0mm |
| 5月 | 49.4% | 30.3% | 20.1℃ | 8.4℃ | 120.4mm |
| 6月 | 26.6% | 38.4% | 22.7℃ | 13.3℃ | 167.1mm |
| 7月 | 37.6% | 37.3% | 26.7℃ | 17.5℃ | 172.9mm |
| 8月 | 44.5% | 33.9% | 27.7℃ | 18.2℃ | 222.0mm |
| 9月 | 39.2% | 38.6% | 23.4℃ | 14.6℃ | 234.7mm |
| 10月 | 50.3% | 31.3% | 17.9℃ | 8.0℃ | 185.3mm |
| 11月 | 68.1% | 21.8% | 13.6℃ | 1.7℃ | 75.0mm |
| 12月 | 78.8% | 15.7% | 8.5℃ | -3.6℃ | 44.9mm |
数値は河口湖の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
富士芝桜まつりはいつ行くのがいい?58年データで見るベストシーズン
晴れやすさだけで選ぶなら12月(78.8%)、1月(74.9%)、11月(68.1%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすいではありません。8月は最高27.7℃、1月は最低-6.3℃。真冬は日中でも氷点下の日が月1.0日あります。晴れやすさと気温の両方で選んでください。
富士芝桜の天気を左右するもの
富士芝桜まつりの成否は、率直に言えば富士山が見えるかどうかにかかっています。芝桜だけなら他にもありますが、富士山+ピンクの絨毯はここだけです。
ところが春〜初夏は富士山が最も見えにくい季節。理由は空気中の水蒸気が増えるからです。冬は空気が乾いて富士山がくっきり見えますが、4月〜5月は霞がかかりやすく、午後になるほど雲が湧く。
会場は標高約1000mの本栖湖畔。河口湖(標高860m)よりさらに高く、朝は冷えます。このページの4月・5月の最低気温を、そこから1℃引いて読むと会場に近い値になります。
富士山が見える確率を上げる|「朝いち」しかない
■ 結論:午前7時〜9時に会場にいること
富士山が見える確率は時間帯で劇的に変わります。
日の出〜午前9時:地表が温まる前で上昇気流が弱く、最も見える確率が高い。
正午〜午後:日射で山肌が温まり上昇気流が雲を作る。山頂に笠雲や積雲がかかりやすい。
富士芝桜まつりは通常朝8時開園。開園と同時に入るのが、富士山を見るための最大の戦略です。ついでに混雑も避けられます。
■ 見える日を選ぶ
狙い目は移動性高気圧が通過した直後の朝。前日に寒冷前線が通って北西風が入り、空気が入れ替わった翌朝は霞が飛びます。
逆に南から暖かく湿った空気が入る日(南風・気温急上昇)は霞んで見えません。天気予報が「晴れ」でも、富士山が見えるとは限らないのはこのためです。
■ 芝桜の見頃
例年4月下旬〜5月中旬がピーク。標高1000mなので平地の芝桜より遅く、ゴールデンウィークがちょうど見頃に重なる年が多いです。
雨の富士芝桜|標高1000mは5月でも「10℃を切る」
会場は遮蔽物のない高原で、風も抜けます。ウインドブレーカー+長袖は5月でも必要です。
足元は芝生と土。雨の翌日はぬかるみます。
気象的な救いは、雨のあとの快晴は富士山が最もくっきり見えるということ。前線通過後の翌朝は、空気が洗われて山頂の雪までシャープに見えます。「今日は雨、明日は晴れ」の予報なら、迷わず明日の朝にしてください。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
富士芝桜まつりの天気 よくある質問
富士芝桜まつりはいつ行くのがおすすめですか?
富士芝桜まつりで雨が多いのは何月ですか?
富士芝桜まつりの一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
富士芝桜 各月の詳細ページ
- 富士芝桜1月の服装|真冬日1.0日の寒さを58年データで(最低-6.3℃)
- 富士芝桜2月の服装|真冬日1.3日の寒さを58年データで(最低-5.4℃)
- 富士芝桜3月の服装と天気|冬日21.8日を58年データで(最低-1.7℃)
- 富士芝桜4月の服装と天気|58年データで(晴れ57.2%・最高15.8℃)
- 富士芝桜5月の服装と天気|58年データで(晴れ49.4%・最高20.1℃)
- 富士芝桜6月は雨が多い?天気を58年データで(雨38.4%・晴れ26.6%)
- 富士芝桜7月の服装と天気|58年データで(晴れ37.6%・最高26.7℃)
- 富士芝桜8月の服装と天気|58年データで(晴れ44.5%・最高27.7℃)
- 富士芝桜9月は雨が多い?天気を58年データで(雨38.6%・晴れ39.2%)
- 富士芝桜10月の服装と天気|58年データで(晴れ50.3%・最高17.9℃)
- 富士芝桜11月の服装と天気|冬日10.7日を58年データで(最低1.7℃)
- 富士芝桜12月の服装と天気|冬日26.8日を58年データで(最低-3.6℃)
富士芝桜の紫外線対策|屋外で過ごすなら月別ページの時間別UVを
富士芝桜まつりは屋外で過ごす時間が長いスポットです。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと対策が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。ここは標高1000m級なので、平地より明確に強くなります。
- 反射:新雪は約80%、砂浜は10〜25%、水面は10〜20%を照り返します。水辺や開けた場所では反射も加わります。
各月のページに、富士芝桜の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
