さっぽろ雪まつりに行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは4月(晴れ52.0%)、いちばん晴れにくいのは1月(9.6%)です。
2月上旬の1週間、大通公園に大雪像が並ぶ日本最大の冬祭り。会場は氷点下で、しかも足元は圧雪アイスバーン——「何を着るか」より「何を履くか」で明暗が分かれる祭りです。
気象庁が札幌で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の北海道の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
さっぽろ雪まつりの開催時期の天気は?|1〜3月の月別データ総まとめ
さっぽろ雪まつりに合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが1〜3月の北海道の天気です。気象庁札幌の58年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは3月(晴れ26.6%・平年最高4.2℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは3月(69.9%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 9.6% | 89.1% | -0.7℃ | -7.2℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 12.9% | 85.9% | 0.1℃ | -6.8℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 3月 | 26.6% | 69.9% | 4.2℃ | -2.9℃ | 雪シーズン |
| 4月 | 52.0% | 35.7% | 11.6℃ | 3.1℃ | — |
| 5月 ★ | 51.1% | 27.7% | 17.7℃ | 8.4℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 6月 | 45.9% | 24.8% | 21.7℃ | 13.0℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 45.6% | 23.9% | 25.5℃ | 17.7℃ | 気温は快適 |
| 8月 | 45.7% | 30.4% | 26.5℃ | 18.9℃ | 気温は快適 |
| 9月 | 51.7% | 32.6% | 22.6℃ | 14.2℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 10月 | 49.0% | 39.7% | 16.1℃ | 7.3℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 32.3% | 60.6% | 8.6℃ | 1.3℃ | 雪シーズン |
| 12月 | 14.9% | 82.0% | 1.9℃ | -4.3℃ | 真冬日多め・雪装備 |
さっぽろ雪まつりの月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 9.6% | 89.1% | -0.7℃ | -7.2℃ | 108.1mm |
| 2月 | 12.9% | 85.9% | 0.1℃ | -6.8℃ | 94.3mm |
| 3月 | 26.6% | 69.9% | 4.2℃ | -2.9℃ | 77.9mm |
| 4月 | 52.0% | 35.7% | 11.6℃ | 3.1℃ | 57.5mm |
| 5月 | 51.1% | 27.7% | 17.7℃ | 8.4℃ | 54.5mm |
| 6月 | 45.9% | 24.8% | 21.7℃ | 13.0℃ | 60.8mm |
| 7月 | 45.6% | 23.9% | 25.5℃ | 17.7℃ | 75.4mm |
| 8月 | 45.7% | 30.4% | 26.5℃ | 18.9℃ | 134.0mm |
| 9月 | 51.7% | 32.6% | 22.6℃ | 14.2℃ | 131.4mm |
| 10月 | 49.0% | 39.7% | 16.1℃ | 7.3℃ | 115.0mm |
| 11月 | 32.3% | 60.6% | 8.6℃ | 1.3℃ | 110.4mm |
| 12月 | 14.9% | 82.0% | 1.9℃ | -4.3℃ | 105.2mm |
数値は札幌の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
さっぽろ雪まつりに行くならいつ?58年データで見る1〜3月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら3月(26.6%)、2月(12.9%)、1月(9.6%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。1〜3月のなかでは3月が平年最高4.2℃ともっとも高く、1月は平年最低-7.2℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
雪まつりの天気を左右するもの
雪まつりの時期(例年2月4日〜11日ごろ)は、札幌が一年で最も寒い時期のど真ん中です。平年の最低気温は氷点下7〜8℃、最高気温も氷点下1〜2℃。日中もほぼ真冬日と考えてください。
ただし本当に効くのは気温そのものではなく風です。大通公園は東西に長く開けた直線で、西からの風がまっすぐ吹き抜けます。風速1m/sで体感温度は約1℃下がるので、風速5mなら体感は氷点下12〜13℃。
そして夜がメインです。プロジェクションマッピングやライトアップは日没後。17時以降はさらに2〜3℃下がるところで、立ち止まって見上げることになります。
雪まつりで本当に必要なのは「靴」|路面が3段階で変わる
防寒着の話はどこにでもあるので、ここでは路面の話をします。転倒事故は雪まつり期間中に毎年多発しています。
■ 札幌の冬の路面は3種類
①圧雪路(雪が踏み固められた状態)=比較的滑りにくい。気温が低い日はこれ。
②アイスバーン(表面が凍結)=最も危険。日中プラスまで上がって融け、夜に再凍結した翌朝に出現します。
③ザクザク・シャーベット=気温がプラスの日中。滑りにくいが靴が濡れます。
■ ②が出る日を予測する
このページの2月の最高気温を見てください。札幌の2月は平年で最高気温が氷点下ですが、年に数日、プラスまで上がる日があります。「日中プラス→夜間氷点下」の翌朝が最悪です。
行く日の前日に最高気温がプラスだったら、翌朝の大通公園は全面アイスバーンと思ってください。
■ 装備の優先順位
1位:滑り止め付きの冬靴。スニーカーは論外、都市部用のブーツでもソールが硬いと滑ります。現地のコンビニ・ドラッグストアで携帯用の滑り止め(靴に装着するタイプ)が数百円で買えます。
2位:手袋。カメラやスマホを出すと一気に指がやられます。
3位:帽子・耳あて。耳は体感を大きく左右します。
■ 3会場で必要な装備が違う
大通会場=風が抜ける。防風重視。
すすきの会場=氷像。ビル街で風は弱いが夜が遅い。
つどーむ会場=雪遊び中心。雪に濡れるので防水が要ります。
雪や吹雪の日の雪まつり|「雪像は雪でも中止しない」
むしろ雪が降っている夜の雪像は幻想的で、ライトアップの光が雪片に反射します。人も少なくなります。
問題は視界と足元です。地吹雪の日は数十メートル先が見えなくなることがあり、ゴーグルやサングラスがあると全く違います。
気象的に注意すべきは「暖気が入る日」です。2月でも南から暖気が入ると雨が降ることがあり、雪像の表面が融けます。雨は雪まつりにとって唯一の天敵で、雪像の劣化が一気に進みます。このページの2月の降水量と雪の出現率を見れば、雨のリスクがどれくらい低いかが数字で分かります。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
さっぽろ雪まつりの天気 よくある質問
さっぽろ雪まつりはいつ行くのがおすすめですか?
さっぽろ雪まつりで雨が多いのは何月ですか?
さっぽろ雪まつりの一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
雪まつり 各月の詳細ページ
- 雪まつり1月の服装|真冬日18.1日の寒さを58年データで(最低-7.2℃)
- 雪まつり2月の服装|真冬日14.1日の寒さを58年データで(最低-6.8℃)
- 雪まつり3月の服装|真冬日3.6日の寒さを58年データで(最低-2.9℃)
- 雪まつり4月の服装と天気|58年データで(晴れ52.0%・最高11.6℃)
- 雪まつり5月の服装と天気|58年データで(晴れ51.1%・最高17.7℃)
- 雪まつり6月の服装と天気|58年データで(晴れ45.9%・最高21.7℃)
- 雪まつり7月の服装と天気|58年データで(晴れ45.6%・最高25.5℃)
- 雪まつり8月の服装と天気|58年データで(晴れ45.7%・最高26.5℃)
- 雪まつり9月の服装と天気|58年データで(晴れ51.7%・最高22.6℃)
- 雪まつり10月は雨が多い?天気を58年データで(雨39.7%・晴れ49.0%)
- 雪まつり11月の服装と天気|冬日10.4日を58年データで(最低1.3℃)
- 雪まつり12月の服装|真冬日9.9日の寒さを58年データで(最低-4.3℃)
雪まつりの紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
祭りの見物は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、雪まつりの「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
