秋田竿燈まつりに行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは8月(晴れ51.4%)、いちばん晴れにくいのは1月(5.4%)です。
8月3日〜6日、長さ12m・重さ50kgの竿燈を額や腰で支える技の祭り。秋田は東北で最も蒸し暑い都市のひとつで、竿燈まつりは「暑さ対策が最優先」の東北三大祭りです。
気象庁が秋田で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の秋田県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
秋田竿燈まつりの開催時期の天気は?|7〜9月の月別データ総まとめ
秋田竿燈まつりに合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが7〜9月の秋田県の天気です。気象庁秋田の58年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは8月(晴れ51.4%・平年最高29.1℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは8月(32.0%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 5.4% | 92.1% | 2.9℃ | -2.5℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 11.8% | 85.7% | 3.5℃ | -2.5℃ | 雪シーズン |
| 3月 | 28.2% | 66.1% | 7.5℃ | 0.0℃ | 雪シーズン |
| 4月 | 50.3% | 40.6% | 14.0℃ | 5.0℃ | 雨・雪が多め |
| 5月 | 49.3% | 35.2% | 19.2℃ | 10.5℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 45.4% | 33.0% | 23.5℃ | 15.6℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 42.1% | 36.2% | 27.0℃ | 20.1℃ | 気温は快適 |
| 8月 ★ | 51.4% | 32.0% | 29.1℃ | 21.4℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 47.0% | 41.0% | 25.0℃ | 16.6℃ | 雨・雪が多め |
| 10月 | 45.3% | 44.5% | 18.7℃ | 9.8℃ | 雨・雪が多め |
| 11月 | 30.2% | 62.8% | 12.1℃ | 4.2℃ | 雨・雪が多め |
| 12月 | 11.0% | 85.1% | 5.8℃ | -0.1℃ | 雪シーズン |
秋田竿燈まつりの月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 5.4% | 92.1% | 2.9℃ | -2.5℃ | 120.9mm |
| 2月 | 11.8% | 85.7% | 3.5℃ | -2.5℃ | 95.2mm |
| 3月 | 28.2% | 66.1% | 7.5℃ | 0.0℃ | 100.5mm |
| 4月 | 50.3% | 40.6% | 14.0℃ | 5.0℃ | 115.7mm |
| 5月 | 49.3% | 35.2% | 19.2℃ | 10.5℃ | 122.5mm |
| 6月 | 45.4% | 33.0% | 23.5℃ | 15.6℃ | 119.6mm |
| 7月 | 42.1% | 36.2% | 27.0℃ | 20.1℃ | 187.9mm |
| 8月 | 51.4% | 32.0% | 29.1℃ | 21.4℃ | 186.6mm |
| 9月 | 47.0% | 41.0% | 25.0℃ | 16.6℃ | 169.9mm |
| 10月 | 45.3% | 44.5% | 18.7℃ | 9.8℃ | 164.8mm |
| 11月 | 30.2% | 62.8% | 12.1℃ | 4.2℃ | 187.6mm |
| 12月 | 11.0% | 85.1% | 5.8℃ | -0.1℃ | 167.6mm |
数値は秋田の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
秋田竿燈まつりに行くならいつ?58年データで見る7〜9月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら8月(51.4%)、9月(47.0%)、7月(42.1%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。7〜9月のなかでは8月が平年最高29.1℃ともっとも高く、9月は平年最低16.6℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
竿燈まつりの天気を左右するもの
秋田の8月は、東北のイメージに反してかなり蒸し暑いです。平年の最高気温は29〜30℃、最低気温は22〜23℃。湿度も高く、体感は数字以上になります。
理由はフェーン現象です。南寄りの風が奥羽山脈を越えて日本海側に吹き下りると、空気が乾いて昇温します。秋田はこの影響で真夏日・猛暑日が出やすい地域です。
竿燈の運行は18時50分ごろから20時35分。日没後ですが、アスファルトの蓄熱で夜も気温が下がりにくい。竹竿通りの沿道は密集するので、体感はさらに上がります。
竿燈は「風が吹くと倒れる」|風速と提灯の関係
竿燈まつりが他の祭りと決定的に違うのは、風がそのまま演技の成否を左右することです。
■ なぜ風が効くのか
竿燈は高さ12m、46個の提灯、重さ50kg。これを額・肩・腰・手のひらで支えます。
物理的に言えば細長い倒立振子で、横風を受ける面積が非常に大きい。風速が数m/s変わるだけで、支える側の負担が跳ね上がります。
強風の日は継ぎ竹を減らして低くするなど、その場で調整されます。「今日は竿燈が短い」と感じたら、それは風のせいです。
■ 見る側が知っておくと面白いこと
風のない夜ほど竿燈は高く上がります。継ぎ竹を足して限界まで伸ばし、しなりが美しく出ます。
このページの8月の平均風速を確認してください。秋田は日本海側で、内陸の祭りより風が吹きやすい土地です。
■ 暑さ対策の実際
沿道は密集し、風も通りません。ハンディファン・冷却タオル・塩分は「あると快適」ではなく「ないと厳しい」レベルです。
竿燈大通りは日没直後がまだ暑いので、開始1時間前の場所取りが最も過酷。日陰のない歩道で待つことになります。
■ 昼竿燈という選択肢
日中には妙技会(昼竿燈)があり、技を間近で見られます。ただし日射をまともに受けるので、帽子と日焼け対策は夜以上に重要です。
雨の竿燈|「提灯に火が入っているから雨に弱い」
小雨なら実施されますが、強い雨や強風では中止・短縮になることがあります。中止の判断は当日の夕方です。
秋田の8月は降水量が比較的多い月です。このページの数字を確認してください。日本海側は夕方から夜にかけて雷雨が発生しやすく、まさに竿燈の時間帯と重なります。
行く日は、気象庁の雷ナウキャストと雨雲レーダーを夕方に見る習慣をつけてください。積乱雲が内陸で発達していれば、1〜2時間後に市街地へ来ます。
装備はレインコート+濡れてもよい靴。沿道で傘は使えません。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
秋田竿燈まつりの天気 よくある質問
秋田竿燈まつりはいつ行くのがおすすめですか?
秋田竿燈まつりで雨が多いのは何月ですか?
秋田竿燈まつりの一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
竿燈まつり 各月の詳細ページ
- 竿燈まつり1月の服装|真冬日5.0日の寒さを58年データで(最低-2.5℃)
- 竿燈まつり2月の服装|真冬日4.1日の寒さを58年データで(最低-2.5℃)
- 竿燈まつり3月の服装と天気|冬日15.9日を58年データで(最低0.0℃)
- 竿燈まつり4月は雨が多い?天気を58年データで(雨40.6%・晴れ50.3%)
- 竿燈まつり5月の服装と天気|58年データで(晴れ49.3%・最高19.2℃)
- 竿燈まつり6月の服装と天気|58年データで(晴れ45.4%・最高23.5℃)
- 竿燈まつり7月の服装と天気|58年データで(晴れ42.1%・最高27.0℃)
- 竿燈まつり8月の暑さ対策|猛暑日1.0日・熱帯夜2.4日を58年データで
- 竿燈まつり9月は雨が多い?天気を58年データで(雨41.0%・晴れ47.0%)
- 竿燈まつり10月は雨が多い?天気を58年データで(雨44.5%・晴れ45.3%)
- 竿燈まつり11月は雨が多い?天気を58年データで(雨62.8%・晴れ30.2%)
- 竿燈まつり12月の服装|真冬日1.1日の寒さを58年データで(最低-0.1℃)
竿燈まつりの紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
祭りの見物は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、竿燈まつりの「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
