隅田川花火大会に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは12月(晴れ75.3%)、いちばん晴れにくいのは6月(29.7%)です。
7月最終土曜、約2万発。花火大会の中止・順延は「風速」と「雨量」で決まります——このページでは、その基準を東京の実データと突き合わせて、当日の判断ができるようにします。
気象庁が東京で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の東京都の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
隅田川花火大会の開催時期の天気は?|6〜8月の月別データ総まとめ
隅田川花火大会に合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが6〜8月の東京都の天気です。気象庁東京の58年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは8月(晴れ49.9%・平年最高31.3℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは8月(27.2%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.2% | 17.0% | 9.9℃ | 2.1℃ | — |
| 2月 | 66.1% | 24.5% | 10.5℃ | 2.6℃ | — |
| 3月 | 57.3% | 30.5% | 13.7℃ | 5.5℃ | — |
| 4月 | 53.7% | 32.8% | 19.0℃ | 10.6℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 48.7% | 32.3% | 23.2℃ | 15.3℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 29.7% | 39.1% | 25.9℃ | 19.2℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 39.6% | 32.8% | 29.7℃ | 23.0℃ | 真夏日が多い |
| 8月 | 49.9% | 27.2% | 31.3℃ | 24.4℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 39.9% | 37.2% | 27.4℃ | 20.9℃ | — |
| 10月 | 48.0% | 31.9% | 21.9℃ | 15.2℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 63.9% | 22.5% | 17.1℃ | 9.7℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 12月 ★ | 75.3% | 15.1% | 12.3℃ | 4.6℃ | — |
隅田川花火大会の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.2% | 17.0% | 9.9℃ | 2.1℃ | 51.0mm |
| 2月 | 66.1% | 24.5% | 10.5℃ | 2.6℃ | 59.7mm |
| 3月 | 57.3% | 30.5% | 13.7℃ | 5.5℃ | 114.9mm |
| 4月 | 53.7% | 32.8% | 19.0℃ | 10.6℃ | 132.7mm |
| 5月 | 48.7% | 32.3% | 23.2℃ | 15.3℃ | 139.0mm |
| 6月 | 29.7% | 39.1% | 25.9℃ | 19.2℃ | 169.7mm |
| 7月 | 39.6% | 32.8% | 29.7℃ | 23.0℃ | 149.4mm |
| 8月 | 49.9% | 27.2% | 31.3℃ | 24.4℃ | 158.7mm |
| 9月 | 39.9% | 37.2% | 27.4℃ | 20.9℃ | 212.9mm |
| 10月 | 48.0% | 31.9% | 21.9℃ | 15.2℃ | 197.4mm |
| 11月 | 63.9% | 22.5% | 17.1℃ | 9.7℃ | 92.0mm |
| 12月 | 75.3% | 15.1% | 12.3℃ | 4.6℃ | 52.6mm |
数値は東京の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
隅田川花火大会に行くならいつ?58年データで見る6〜8月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら8月(49.9%)、7月(39.6%)、6月(29.7%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。6〜8月のなかでは8月が平年最高31.3℃ともっとも高く、6月は平年最低19.2℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
隅田川花火の天気を左右するもの
隅田川花火大会は例年7月の最終土曜19時から20時30分。東京の7月下旬は梅雨明け直後で猛暑、平年の最高気温は31〜32℃、最低気温は24〜25℃です。
この時期に効く気象要素は3つ。
①夕立(熱雷)——内陸で発達した積乱雲が夕方に都心へ流れてきます。まさに開始時刻と重なります。
②海風——東京湾からの南風。夕方に強まり、煙を流す方向を決めます。
③熱帯夜——このページの7月の最低気温を見てください。夜になっても25℃を下回りません。
花火大会の中止基準は「風速」|数字で理解する
花火大会が中止・順延になる理由は、実はほぼ気象で説明できます。主催者の判断基準は公表されないことが多いのですが、業界的な目安は存在します。
■ 風速
打ち上げ花火は真上に上がって開くことを前提に設計されています。横風が強いと火の粉が観客席や建物側へ流れるため、安全上の限界があります。
一般に風速7〜10m/s前後が判断の目安とされ、これを超えると打ち上げ中止・中断が検討されます。台風接近時に中止が多いのは、雨より風が理由です。
このページの7月の平均風速を見てください。平常時は問題になる水準ではありません。つまり隅田川花火が中止になるのは「平常でない日」だけということです。
■ 雨量
花火は雨そのものには比較的強いです。玉は防水され、点火系も対策されています。小雨決行は珍しくありません。
中止になるのは激しい雷雨のとき。理由は花火が濡れるからではなく、落雷の危険と観客の安全確保です。
■ だから見るべき予報は3つ
①風速の時間別予報(気象庁の時系列予報)
②雷ナウキャスト(積乱雲の発達を1時間先まで)
③雨雲レーダー(雨域の広がりと移動)
「雨マークだから中止だろう」と決めつける前に、この3つを見ると精度が上がります。
■ 煙が視界を奪う
意外な盲点が無風です。風がまったくないと煙が滞留して花火が見えなくなります。弱い風がある日のほうが、実は花火はきれいに見えます。
雨の隅田川花火|「小雨決行」でも観客側は消耗する
隅田川は沿道が狭く、人が極度に密集します。傘は事実上使えません。レインコート一択です。
そして雨でも気温は下がりません。7月下旬の東京は湿度が高く、レインコートを着ると蒸します。通気性のある薄手を選んでください。
気象面で知っておくと役立つのが、東京の夏の夕立は「西から来る」こと。秩父や多摩の山沿いで発達した積乱雲が、上空の流れに乗って都心へ移動します。雨雲レーダーで西側を見ると、1〜2時間先が読めます。
逆に雨上がりの花火は空気が澄んで色が鮮やかになります。チリが洗い流されるためです。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
隅田川花火大会の天気 よくある質問
隅田川花火大会はいつ行くのがおすすめですか?
隅田川花火大会で雨が多いのは何月ですか?
隅田川花火大会の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
隅田川花火 各月の詳細ページ
- 隅田川花火1月の服装と天気|58年データで(晴れ74.2%・最高9.9℃)
- 隅田川花火2月の服装と天気|58年データで(晴れ66.1%・最高10.5℃)
- 隅田川花火3月の服装と天気|58年データで(晴れ57.3%・最高13.7℃)
- 隅田川花火4月の服装と天気|58年データで(晴れ53.7%・最高19.0℃)
- 隅田川花火5月の服装と天気|58年データで(晴れ48.7%・最高23.2℃)
- 隅田川花火6月は雨が多い?天気を58年データで(雨39.1%・晴れ29.7%)
- 隅田川花火7月の暑さ対策|猛暑日1.6日・熱帯夜8.7日を58年データで
- 隅田川花火8月の暑さ対策|猛暑日2.8日・熱帯夜14.5日を58年データで
- 隅田川花火9月の服装|真夏日8.2日の暑さを58年データで(最高27.4℃)
- 隅田川花火10月の服装と天気|58年データで(晴れ48.0%・最高21.9℃)
- 隅田川花火11月の服装と天気|58年データで(晴れ63.9%・最高17.1℃)
- 隅田川花火12月の服装と天気|58年データで(晴れ75.3%・最高12.3℃)
隅田川花火の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
花火の観覧は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、隅田川花火の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
