大曲の花火に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは8月(晴れ47.1%)、いちばん晴れにくいのは1月(4.8%)です。
8月最終土曜、全国花火競技大会。花火師が技を競う「競技」なので、風の条件が採点にまで影響します。雄物川河川敷の夜は8月でも20℃を下回ることがあります。
気象庁が大曲で観測した1977〜2025年の49年分・17,896日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の秋田県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
大曲の花火の開催時期の天気は?|7〜9月の月別データ総まとめ
大曲の花火に合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが7〜9月の秋田県の天気です。気象庁大曲の49年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは8月(晴れ47.1%・平年最高29.2℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは8月(38.3%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 4.8% | 92.1% | 0.9℃ | -5.1℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 9.6% | 87.2% | 1.9℃ | -4.9℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 3月 | 26.1% | 68.3% | 6.3℃ | -2.1℃ | 雪シーズン |
| 4月 | 45.9% | 45.2% | 14.3℃ | 3.4℃ | 雨・雪が多め |
| 5月 | 45.2% | 39.6% | 20.2℃ | 9.7℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 38.7% | 37.4% | 24.3℃ | 15.5℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 38.3% | 43.1% | 27.5℃ | 19.5℃ | 雨・雪が多め |
| 8月 ★ | 47.1% | 38.3% | 29.2℃ | 20.5℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 42.0% | 44.1% | 24.9℃ | 15.5℃ | 雨・雪が多め |
| 10月 | 41.9% | 47.9% | 18.3℃ | 8.1℃ | 雨・雪が多め |
| 11月 | 27.2% | 67.2% | 11.0℃ | 2.4℃ | 雨・雪が多め |
| 12月 | 10.5% | 85.2% | 3.9℃ | -2.0℃ | 雪シーズン |
大曲の花火の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 4.8% | 92.1% | 0.9℃ | -5.1℃ | 146.5mm |
| 2月 | 9.6% | 87.2% | 1.9℃ | -4.9℃ | 110.3mm |
| 3月 | 26.1% | 68.3% | 6.3℃ | -2.1℃ | 100.3mm |
| 4月 | 45.9% | 45.2% | 14.3℃ | 3.4℃ | 104.6mm |
| 5月 | 45.2% | 39.6% | 20.2℃ | 9.7℃ | 113.7mm |
| 6月 | 38.7% | 37.4% | 24.3℃ | 15.5℃ | 127.0mm |
| 7月 | 38.3% | 43.1% | 27.5℃ | 19.5℃ | 200.4mm |
| 8月 | 47.1% | 38.3% | 29.2℃ | 20.5℃ | 201.0mm |
| 9月 | 42.0% | 44.1% | 24.9℃ | 15.5℃ | 168.1mm |
| 10月 | 41.9% | 47.9% | 18.3℃ | 8.1℃ | 148.7mm |
| 11月 | 27.2% | 67.2% | 11.0℃ | 2.4℃ | 185.4mm |
| 12月 | 10.5% | 85.2% | 3.9℃ | -2.0℃ | 176.4mm |
数値は大曲の49年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
大曲の花火に行くならいつ?49年データで見る7〜9月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら8月(47.1%)、9月(42.0%)、7月(38.3%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。7〜9月のなかでは8月が平年最高29.2℃ともっとも高く、9月は平年最低15.5℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
大曲の花火の天気を左右するもの
大曲(大仙市)は内陸の盆地です。8月の平年最高気温は30〜31℃と暑いのですが、盆地特有の放射冷却で夜は一気に下がります。平年の最低気温は21〜22℃、晴れて風のない夜は18〜19℃まで落ちることがあります。
大会は17時15分から昼花火、18時50分から夜花火、21時30分終了。4時間以上、河川敷に座り続けるので、日没後の気温低下をまともに受けます。
このページの8月の最高気温と最低気温の差を見てください。10℃近い日較差があるのが盆地の特徴です。
「競技」だから風が結果を左右する|昼花火という独自種目
■ 大曲だけの「昼花火」
大曲は昼花火の競技がある数少ない大会です。昼花火は光ではなく煙の色と形で見せます。
ということは——風が強いと煙が流れて形にならず、無風だと煙が滞留して次が見えない。適度な弱風の日が最も美しいという、他にない条件があります。
このページの8月の平均風速を見てください。大曲は内陸で、平常時の風は穏やかです。昼花火に向いた土地だからこそ、この種目が続いています。
■ 夜花火と風
夜も同じで、煙が滞留すると次の玉が見えません。競技会なので、風の条件はその日の作品の見え方を大きく左右します。
中止・中断の目安は一般に風速7〜10m/s前後。ただし大曲は雄物川の河川敷で、増水も判断材料になります。上流域の降水に注意が要る点は長岡と同じです。
■ 4時間座る前提の装備
①防寒:日没後に5〜8℃下がります。薄手のダウンやフリースを持つ人が多いのは大げさではありません。
②厚手の防水シート+座布団:4時間は腰にきます。
③虫よけ:河川敷の草地です。
④ライト:終了後の暗い河川敷を大人数で移動します。
雨の大曲|「競技だからこそ実施される」
ただし観客側の条件は厳しいです。河川敷は泥になり、4時間の滞在で体が冷えます。雨+日没後の盆地の冷え込みという組み合わせは、8月とは思えない体感になります。
秋田の8月は降水量がやや多めです。このページの数字を見てください。日本海側なので夕方から夜の雷雨が起こりやすく、時間帯が競技と重なります。
確認すべきは雷ナウキャストと雨雲レーダー。内陸で発達した積乱雲が流れてくるパターンが典型です。
装備はレインコート・長靴に近い防水靴・大きめの防水シート。傘は使えません。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1977〜2025年の49年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
大曲の花火の天気 よくある質問
大曲の花火はいつ行くのがおすすめですか?
大曲の花火で雨が多いのは何月ですか?
大曲の花火の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
大曲の花火 各月の詳細ページ
- 大曲の花火1月の服装|真冬日10.8日の寒さを49年データで(最低-5.1℃)
- 大曲の花火2月の服装|真冬日7.6日の寒さを49年データで(最低-4.9℃)
- 大曲の花火3月の服装と天気|冬日23.1日を49年データで(最低-2.1℃)
- 大曲の花火4月は雨が多い?天気を49年データで(雨45.2%・晴れ45.9%)
- 大曲の花火5月は雨が多い?天気を49年データで(雨39.6%・晴れ45.2%)
- 大曲の花火6月の服装と天気|49年データで(晴れ38.7%・最高24.3℃)
- 大曲の花火7月は雨が多い?天気を49年データで(雨43.1%・晴れ38.3%)
- 大曲の花火8月の暑さ対策|猛暑日1.0日・熱帯夜0.5日を49年データで
- 大曲の花火9月は雨が多い?天気を49年データで(雨44.1%・晴れ42.0%)
- 大曲の花火10月は雨が多い?天気を49年データで(雨47.9%・晴れ41.9%)
- 大曲の花火11月は雨が多い?天気を49年データで(雨67.2%・晴れ27.2%)
- 大曲の花火12月の服装|真冬日3.5日の寒さを49年データで(最低-2.0℃)
大曲の花火の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
花火の観覧は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、大曲の花火の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
