大阪市の地震リスク|震度別回数・年平均と30年確率・地盤の偏差値【府内・全国順位】

大阪市(大阪府)では、震度1以上の地震を年平均4.4回(2000年以降)観測しています。過去最大は2011年 三陸沖の地震による震度4。今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は32.0%(府内42市区町村中17位・全国700位)です。

データ出典: 気象庁 震度データベース(1919年1月〜2026年8月)・J-SHIS 2024年版 | 更新: 2026年8月25日 | 独自の地震予測は行っていません

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年平均の地震回数
4.4回/年
震度1以上・2000年以降
(中央区(観測期間が市内最長))
府内 32位/72地区偏差値 48.7全国 1,557位・偏差値 44.1
総観測回数
728
1920年から観測
府内 1位/72地区偏差値 80.0全国 547位・偏差値 50.0
過去の最大震度
4
2011年 三陸沖
(M9.0)
1920年以降
30年以内に震度6弱以上
32.0%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
府内 17位/42市区町村偏差値 49.4全国 700位・偏差値 51.6
30年以内に震度5強以上
74.4%
J-SHIS 2024年版
(役所付近)
府内 16位/42市区町村偏差値 53.4全国 683位・偏差値 56.4
表層地盤増幅率
1.44
地形分類: 砂州・砂礫州
(役所付近)
府内 12位/42市区町村偏差値 51.1全国 629位・偏差値 52.4

偏差値は「50=平均」からの離れ具合を表す指標です(大きいほど地震回数が多い・揺れやすい側)。府内は大阪府の72観測地区(震度)/42市区町村(確率・地盤)、全国は1,894観測地区(震度)/1,894地点(確率・地盤)を母集団として算出しています。確率・地盤は役所付近の地点値です。

震度別の観測回数と順位・偏差値

気象庁の震度データベースに残る1920年〜2026年8月の観測記録(中央区(観測期間が市内最長))を、震度の階級別に集計しました。

震度観測回数
1920年〜
頻度府内(72地区中)全国(1,894地区中)
順位偏差値順位偏差値
震度1以上728回6.8回/年1位80.0547位50.0
震度2以上177回1.7回/年1位80.0710位48.1
震度3以上54回0.5回/年1位80.0593位49.0
震度4以上13回約8年に1回1位80.0451位50.5
震度5弱以上0回28位42.31,017位44.5

※ 順位・偏差値は回数の多い順。観測開始年は地区により異なるため、総回数の比較は観測期間の違いを含みます。

期間と震度を変えて順位・偏差値を見る

「〜年以降」はその年代から現在までの累計、「〜年代」はその10年間だけの観測回数です。震度を「2以上」などに変えると、その震度以上を観測した回数だけで府内順位・全国順位と偏差値を計算し直します。大阪市の観測開始は1920年のため、それより前の年代は選択肢に表示していません。

この条件の府内トップ3

大阪市の年代別の観測回数

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区ごとの観測状況

大阪市内の各区の観測点の記録です。同じ市内でも、観測開始年と観測点の地盤によって回数・最大震度は異なります。

観測開始総回数年平均
2000年〜
震度2以上震度3以上震度4以上最大震度
都島区2011年〜96回3.6回30回7回1回5強
福島区2011年〜90回3.4回27回7回1回5弱
此花区1998年〜130回4.7回49回13回4回5弱
西区2011年〜49回1.8回18回4回1回4
港区2011年〜62回2.3回26回8回1回5弱
大正区2011年〜67回2.5回24回6回1回4
天王寺区2011年〜45回1.7回19回4回1回4
浪速区2011年〜47回1.8回13回4回1回4
西淀川区1995年〜142回4.5回59回15回6回5弱
東淀川区1995年〜192回6.6回60回12回1回5強
東成区2011年〜89回3.3回25回7回1回4
生野区2011年〜85回3.2回28回6回1回5弱
旭区2011年〜98回3.7回31回6回2回5強
城東区2011年〜91回3.4回27回7回1回4
阿倍野区2011年〜66回2.5回20回4回1回4
住吉区2011年〜53回2.0回19回5回1回4
東住吉区2011年〜94回3.5回21回7回1回4
西成区2011年〜54回2.0回20回6回1回4
淀川区2011年〜86回3.2回27回7回2回5強
鶴見区2011年〜67回2.5回21回5回1回4
住之江区2011年〜73回2.7回22回6回1回4
平野区2011年〜91回3.4回32回6回1回4
北区2011年〜106回4.0回32回8回1回6弱
中央区1920年〜728回4.4回177回54回13回4
堺市中区1997年〜161回5.6回49回12回3回4
堺市堺区1998年〜114回4.0回52回19回2回4
堺市美原区1998年〜103回3.6回35回12回2回4
堺市東区2011年〜32回1.2回16回4回0回3
堺市西区1998年〜106回3.6回38回12回2回4
堺市南区2011年〜59回2.2回22回7回1回4
堺市北区2011年〜43回1.6回20回5回0回3

大阪市で観測した主な地震(震度の大きい順)

発生日震央規模大阪市での震度
2011/03/11三陸沖M9.0震度3
2015/05/30小笠原諸島西方沖M8.1震度1
2024/01/01石川県能登地方M7.6震度3
2011/03/11茨城県沖M7.6震度2
2011/03/11三陸沖M7.5震度1

今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率

地震調査研究推進本部の評価をもとにしたJ-SHIS(地震ハザードステーション)2024年版の、大阪市の役所付近の値です。

揺れの強さ30年以内の確率府内(42市区町村中)全国(1,894地点中)
順位偏差値順位偏差値
震度5弱以上89.8%14位53.1764位54.5
震度5強以上74.4%16位53.4683位56.4
震度6弱以上32.0%17位49.4700位51.6
震度6強以上5.2%15位47.3699位47.6

地盤の特性 — 揺れやすさを決めるもう一つの要素

表層地盤増幅率とは?

地表近くの柔らかい地層が、地震の揺れをどれだけ大きくするかを表す倍率です。同じ地震でも、硬い地盤より柔らかい地盤の場所のほうが強く揺れます。数値が大きいほど揺れが増幅されやすく、おおむね1.6以上で「揺れやすい」、2.0以上で「特に揺れやすい」地盤とされます。

大阪市の役所付近の増幅率は1.44。府内42市区町村中12位(偏差値51.1)、全国1,894地点中629位(偏差値52.4)です。

大阪市 1.44
0.8
揺れにくい
1.72.6
揺れやすい

地形分類とは?

その土地が「どうやってできた地形か」の分類です。地盤の柔らかさは地形の成り立ちでほぼ決まるため、揺れやすさの目安になります。主な分類と揺れやすさは次のとおりです。

地形分類揺れやすさの目安説明
山地・山麓地◎ 揺れにくい岩盤が浅く、揺れが増幅されにくい
丘陵◎ 揺れにくい古い地層で比較的引き締まっている
砂礫質台地・ローム台地○ やや揺れにくい高台の安定した地盤。増幅率はおおむね小さめ
扇状地○〜△ 中程度川が運んだ砂礫が堆積。締まりは比較的良い
砂州・砂礫州△ 中程度海沿いに砂が堆積してできた地形。大阪市の役所周辺はこの分類(砂州・砂礫州)
自然堤防△ やや揺れやすい川沿いの微高地。砂質で揺れが増幅しやすい
谷底低地△ やや揺れやすい谷を埋めた柔らかい堆積物
三角州・海岸低地▲ 揺れやすい河口や海沿いの柔らかい地盤
後背湿地▲ 揺れやすい川の周囲に泥が溜まってできた軟弱地盤
旧河道▲ 特に揺れやすい昔の川の跡。軟弱で液状化のリスクも高い
埋立地・干拓地▲ 特に揺れやすい人工の地盤。液状化への注意が特に必要

※ 揺れやすさの目安はJ-SHISの地形分類と増幅率の一般的な傾向によるものです。同じ市区町村内でも場所によって地形・増幅率は変わります。ご自宅の住所単位の値はJ-SHISの地図で確認できます。

わが家の地震リスク60秒診断

住所と4つの質問だけで、地盤・30年ハザード・建物・備えの4視点であなたの家のリスクを診断します。住所欄には大阪市を入力済みなので、そのまま「地点を調べる」でも診断できます(町名まで入れると住所単位の精度になります)。

STEP1. 住所(番地は不要)

STEP2. 建物の構造は?
STEP3. 建てられた時期は?
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    周辺市区町村との比較

    市区町村30年以内に
    震度6弱以上
    地盤増幅率地形分類
    大阪狭山市28.1%1.36砂礫質台地
    守口市52.3%1.94旧河道・旧池沼
    東大阪市67.6%2.30後背湿地
    吹田市58.0%2.18後背湿地
    門真市64.3%2.29後背湿地
    八尾市66.3%2.16後背湿地
    大東市65.2%2.24後背湿地
    摂津市58.2%2.17後背湿地

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    よくある質問

    Q. 大阪市は地震が多い?

    A. 震度1以上の観測回数は年平均4.4回(2000年以降)で、大阪府内72観測地区中32位、全国1,894観測地区中1,557位(偏差値44.1)です。

    Q. 大阪市で過去最大の揺れは?

    A. 2011/03の三陸沖の地震(M9.0)で震度4を観測しました(1920年以降の記録)。

    Q. 大阪市の地盤は揺れやすい?

    A. 役所付近の表層地盤増幅率は1.44で、府内42市区町村中12位(偏差値51.1)、全国では629位(偏差値52.4)です。地形分類は砂州・砂礫州。同じ市区町村内でも場所により地盤は変わるため、住所単位の確認はJ-SHISの地図がおすすめです。

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    データの出典と注意点

    • 過去の震度: 気象庁 震度データベース検索(1919年1月〜2026年8月22日、2026年8月24日取得)
    • 30年確率・地盤: 防災科研 J-SHIS(2024年版・役所付近の250mメッシュ値)
    • 被害記録: 災害履歴データベース(内閣府・消防庁・自治体資料等の公的記録を整理、判明分のみ)
    • 観測回数は各観測点の設置以降の値であり、観測開始年は地区によって異なります。
    • 本ページは公表データを整理したものであり、独自の地震予測は行っていません。最新の防災情報は気象庁・自治体の発表をご確認ください。
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