気象予報士試験 対策ガイド|元気象庁職員の予報士が作った合格ロードマップ(全40記事・演習問題・ツール)

紺色の日本地図に試験地6か所の金色の光と、合格までの右肩上がりの折れ線を重ねたイメージ

気象予報士試験の対策記事を、元気象庁職員で気象予報士の私(のぶやん)が「合格までの順番」に並べた案内ページです。基礎知識から学科一般・学科専門・実技のパターン別まで全40本、各記事に図解とオリジナル演習問題、採点つき一問一答を置いています。まず下の30秒診断で、今のあなたに合う入口を確認してください。

のぶ
やん
気象庁にいたころ、周りには資格を持つ人も持たない人もいました。試験に必要なのは特別な才能ではなく「順番」と「実技の演習量」です。このページは、その順番を一覧にしたものです。試験のたびに更新します。
このページの使い方
  • 初めての人:30秒診断 → ロードマップ → 「0 基礎知識」から順に
  • 学科で落ちた人:一問一答の分野別スコア → 弱い分野の深掘り記事
  • 免除あり・実技だけの人:「3 実技」のパターン別①〜⑥と記述の書き方
  • 直前の人:合格基準・持ち物・自己採点ツール

30秒診断|今のあなたはどこから読む?

30秒診断|今のあなたはどこから読む?
Q1. 受験経験は?
Q2. 物理・数学は?
Q3. 次の試験まで

合格までのロードマップ

0 基礎知識日程・合格率・勉強法6本最初の1週間1 学科一般物理の土台・法規10本2〜3か月2 学科専門観測・予報・警報8本2か月3 実技天気図・パターン別10本3〜4か月4 直前・当日合格基準・持ち物3本+ツール最後の2週間学科の過去問が6〜7割になったら、学科を終える前に実技を始める各記事の共通構成出題傾向表 → 攻略ポイント → 図解つき解説 → ひっかけ10選 → オリジナル演習問題 → 採点つき一問一答 → FAQ過去問は著作権の関係で転載せず、「論点の解説+同じ配分のオリジナル問題」で練習できるようにしています解答・解説は当サイトで検算・検証済み。誤りを見つけたらコメントでお知らせください
5段階のロードマップと記事数。学科の過去問が6〜7割解けるようになった時点で実技を始めるのが、時間切れを防ぐ最大のコツ

試験日カウントダウン

第67回 試験日(2027年1月31日)まで
受験申請の締切(2026年12月4日)まで
第66回 合格発表(2026年10月9日)まで

申込の締切は試験の約2か月前です。「1月に受けよう」と思ったら11月中に申請を済ませてください。詳しい日程と流れは試験日程・申込の記事へ。

0 基礎知識|日程・合格率・勉強法・仕事

最初の1週間で読む6本。日程と免除の期限、合格率の中身、勉強の順番を先に押さえる

1 学科一般|物理の土台と法規(10本)

入口記事で配分と式5本を確認 → 一問一答で分野別スコア → 弱い分野の深掘りへ。法規4問は暗記で満点に

  • 学科一般の頻出分野と対策・一問一答
    15問の出題配分、覚える式5本、間違えやすいポイント10選、一問一答20問
  • 気象業務法(法規)完全攻略・一問一答(09/28公開)
    予報業務許可・警報・気象予報士の登録・罰則を条文ベースで整理。法規4問を満点に
  • 大気の構造と組成(10/01公開)
    対流圏〜熱圏の気温分布、大気の組成、オゾン層
  • 大気の熱力学(温位・断熱・安定度)(10/02公開)
    状態方程式・静力学平衡・温位・相当温位・安定度。エマグラムの土台
  • 降水過程(雲と雨のでき方)(10/03公開)
    雲粒の成長、暖かい雨と冷たい雨、雪の結晶、霧の種類
  • 放射と熱収支(10/04公開)
    太陽放射と地球放射、散乱、放射平衡温度、温室効果
  • 大気の力学(地衡風・温度風・渦度)(10/05公開)
    コリオリ力・地衡風・傾度風・温度風・渦度。図で向きを固定する
  • 大規模運動と温帯低気圧(10/06公開)
    傾圧不安定と温帯低気圧の発達、ジェット気流、偏西風波動
  • 中小規模の現象と台風(10/07公開)
    台風の構造と発達、積乱雲、竜巻、局地風、フェーン
  • 気候変動と大気の大循環(10/08公開)
    大気の大循環、エルニーニョ、温暖化の観測事実と放射強制力

2 学科専門|観測・数値予報・警報(8本)

気象庁のサイトが教科書。毎日の実況(実況モニターエマグラム)を「専門の目」で見ると暗記が理解に変わる

  • 学科専門の頻出分野と対策・一問一答
    15問の出題配分、覚える数字(観測・数値予報・警報)、一問一答20問
  • 気象観測(地上・高層・レーダー・衛星)(10/09公開)
    アメダス・気象台・ラジオゾンデ・レーダー・ひまわりの仕組みと数字
  • 数値予報のしくみ(10/10公開)
    データ同化・時間積分・パラメタリゼーション、GSM/MSM/LFMの使い分け
  • ガイダンス・予報精度・アンサンブル(10/11公開)
    ガイダンスの原理、適中率・見逃し率・スレットスコア、アンサンブルと信頼度
  • 短期・週間予報と天気予報の表現(10/12公開)
    府県予報・週間予報・降水確率・信頼度・予報用語の定義
  • 季節予報・長期予報(10/13公開)
    1か月・3か月・暖候期寒候期予報、確率予報の読み方
  • 短時間予報・ナウキャスト・局地現象(10/14公開)
    ナウキャスト・降水短時間予報・線状降水帯・竜巻注意情報
  • 警報・注意報・気象災害と防災情報(10/15公開)
    注意報・警報・特別警報の基準、キキクル、警戒レベル、指数

3 実技|解き方・エマグラム・天気図・パターン別(10本)

知識より処理速度。時間配分と記述の型を固定してから、パターン別①〜⑥で出題の型を全部そろえる

  • 実技の解き方・時間配分・計算4種
    75分の時間配分、設問タイプ別の解き方、記述の型、作図、計算4種の練習ツール
  • 記述問題の書き方と添削例20(09/29公開)
    記述の書き方を添削例20本で。減点される表現と直し方
  • エマグラム問題の解き方
    湿った層・LCL/LFC/EL・安定度・逆転層・SSIの手順。SSI/K指数計算機
  • 天気図の読み方・確認クイズ
    等圧線・前線・矢羽根・気圧配置の型。確認クイズ15問
  • パターン別①温帯低気圧の発達(10/16公開)
    温帯低気圧の発達過程を実技の設問の形で。トラフ・渦度・ジェット
  • パターン別②南岸低気圧と雨雪判別(10/17公開)
    南岸低気圧の雨雪判別。850hPa気温・湿球温度・層厚
  • パターン別③台風(10/18公開)
    台風の進路・強度・暴風域・高潮。危険半円と進行方向
  • パターン別④梅雨前線・線状降水帯(10/19公開)
    梅雨前線・線状降水帯。相当温位・水蒸気フラックス・大雨の記述
  • パターン別⑤冬型・JPCZ・日本海側の大雪(10/20公開)
    冬型・JPCZ・日本海側の大雪。里雪型と山雪型
  • パターン別⑥寒冷渦・上層トラフ(10/21公開)
    寒冷渦・上層トラフ・寒気の南下と雷雨

ツール・実況の見方(4本)

学科専門の観測・実技の資料読みに直結する4本

勉強に使えるサイト内ツール

ツール使いどころ
エマグラム表示ツール1905年以降・世界約1,400地点の実測。過去問の日付を入れて実物を確認
全国実況モニター雨雲・衛星・気温・風を同時表示。学科専門と実技の毎日の教材
自己採点 → 合否の目安直近11回の合格基準に照らして判定
勉強計画シミュレーター試験日と週の勉強時間から科目別の配分を出す
受験料・免除期限の計算免除状況から受験料と最後の免除回を計算
SSI・K指数・雨雪の計算機過去問の数値を入れて答え合わせ
実技の計算練習ツールノット換算・距離と速度・気圧と高度・温位・LCL・安定度
予報業務許可の診断その発信に許可が必要かを3問で
850/500hPaの目安ツール高層天気図の数値から雨雪・寒気の目安
アメダスランキング今日の全国の気温・雨・風・雪の順位

試験の数字まとめ

項目数字出典・詳細
次の試験第67回 2027年1月31日(日)日程・申込の記事
受験申請2026年11月16日〜12月4日試験案内の配布は10月19日から
受験料11,400円(免除なし)/10,400円/9,400円免除科目数で3段階
合格率第65回 5.3%、通算 5.5%合格率の記事
合格基準(原則)学科 各15問中11問以上、実技 総得点の70%以上難易度で調整:学科9〜11問、実技60〜69%(直近11回)
学科免除合格発表日から1年以内の試験(次の2回)免除の数え方
試験地北海道・宮城・東京・大阪・福岡・沖縄会場は受験票で通知
勉強時間の目安800〜1,000時間(実技が約4割)勉強法の記事
2026年9月時点。気象業務支援センターの発表をもとに当サイトが整理。試験のたびに更新します

よくある質問

Q. 気象予報士試験の勉強はどこから始めればいいですか?

A. 学科一般からです。熱力学と力学が学科専門と実技の土台になります。上の30秒診断で、受験経験と残り期間に合わせた順番が出ます。

Q. このシリーズの問題は過去問ですか?

A. いいえ。過去問は気象業務支援センターの著作物のため転載せず、出題分野と引っかけ方を同じ配分にしたオリジナル問題(解答・解説つき)を各記事に用意しています。過去問そのものは支援センターのサイトで直近の回が無料公開されています。

Q. 記事はどの順番で公開されますか?

A. 2026年9月20日から順次公開し、10月21日までに全40本がそろいます。未公開の記事は一覧に公開日を表示し、公開後は自動でリンクに変わります。

Q. 合格率5%は本当に難しいということですか?

A. 学科2科目と実技を同じ回でそろえる構造が主因で、1科目ずつなら通る人はかなり多いと推定されます。多くの合格者は「1回目で学科、2回目で実技」の2段構えです。詳しくは合格率の記事で。

Q. 元気象庁職員とのことですが、どんな立場で書いていますか?

A. 気象庁で事務職から技術職へ移った経験と、気象予報士としての勉強の両方から書いています。「理系が当たり前の世界にあとから入った側」の目線なので、文系の受験生にも読めるように式の意味を日本語で説明しています。

Q. 誤りを見つけたらどうすればいいですか?

A. 各記事のコメント欄でお知らせください。解答・解説は検算していますが、法令や気象庁の運用は変わるため、確認のうえ記事を更新します。

まとめ
  • 順番は 基礎知識 → 学科一般 → 学科専門 → 実技。学科の過去問6〜7割で実技を始める
  • 一発合格にこだわらず「1回目で学科、2回目で実技」の2段構えが最も確率が高い
  • 各記事の一問一答で分野別スコアを出し、弱い分野だけ深掘り記事へ
  • 実況ツールで「今日の大気」を学科の言葉で眺める習慣が、暗記を理解に変える

出典:気象業務支援センター「試験案内」「試験結果」、気象業務法、気象庁「知識・解説」「予報用語」。記事の解答・解説は当サイトで検算・検証していますが、法令・運用の変更があれば更新します。

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