気象予報士試験 2027年の日程|第67回は1月31日・申込11月16日〜12月4日・受験料と免除の期限【カウントダウン付き】

日本地図に試験地6か所を光る点で示し、月別の日照時間で色分けした夜空色のイメージ 気象の解説・なぜ?

次の気象予報士試験は、第67回・2027年1月31日(日)です。受験申請の受付は2026年11月16日(月)から12月4日(金)まで、受験料は免除科目なしで11,400円。合格発表は2027年3月19日(金)です。この記事では、申込から合格発表・登録までの流れと、当日の時間割、免除の期限、試験地、直近の合格率まで、受験に必要な数字を1ページにまとめました。下のツールで、あなたの免除状況にあわせた受験料と「免除を使える最後の回」も計算できます。

のぶやん
のぶやん

気象庁で働いていた経験と、気象予報士としての目線で、受験生が毎回つまずく「日程と免除の期限」を先に整理しました。この記事は試験のたびに更新します。

試験日カウントダウンと、受験料・免除の計算

第67回 気象予報士試験(2027年1月)の要点
  • 試験日:2027年1月31日(日)
  • 受験申請:2026年11月16日(月)〜12月4日(金)(試験案内・申請書の配布は10月19日から)
  • 受験票の到着:2027年1月8日〜15日
  • 合格発表:2027年3月19日(金)
  • 受験料:11,400円(免除なし)/10,400円(1科目免除)/9,400円(2科目免除)
  • 試験地:北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県の6か所
  • 受験資格:制限なし(年齢・学歴・実務経験は不問)

2026〜2027年の試験日程|第66回・第67回・第68回

試験日受験申請の受付合格発表状況
第66回(令和8年度第1回)2026年8月23日(日)2026年6月15日〜7月3日2026年10月9日(金)実施済み・発表待ち
第67回(令和8年度第2回)2027年1月31日(日)2026年11月16日〜12月4日2027年3月19日(金)次回。案内配布は10月19日から
第68回(令和9年度第1回)2027年8月下旬(例年)2027年6月中旬〜7月上旬(例年)2027年10月上旬(例年)未発表。例年の傾向
気象業務支援センターの発表による。第68回は未発表のため例年のパターンを記載

気象予報士試験は年2回、8月の第4日曜と1月の最終日曜前後に行われます。申請は試験の約2か月半前に締め切られるので、「1月に受けよう」と思ったら11月中に申し込む必要があります。ここを逃す人が毎回います。

申込から登録までの流れ|7つのステップ

  1. 試験案内を入手する(10月19日〜):気象業務支援センターのサイトからダウンロード、または郵送請求
  2. 受験申請(11月16日〜12月4日):申請書と受験料の払込。学科免除を使う人は、合格通知に書かれた合格年月日を確認して申請書に記入
  3. 受験票の到着(1月8日〜15日):届かなければ1月18日ごろまでに問い合わせ
  4. 試験当日(1月31日):学科一般 9:40〜、学科専門 11:10〜、実技1 13:10〜、実技2 14:55〜
  5. 合格発表(3月19日):官報公示とセンターのサイト、本人あての通知
  6. 気象予報士の登録申請:気象庁へ。オンライン(e-Gov)2,900円、書面3,600円(収入印紙)。審査は約2週間
  7. 登録完了:気象予報士名簿に登録され、「気象予報士」を名乗って予報業務に従事できる

当日の時間割と持ち物

科目時間形式ポイント
学科一般9:40〜10:40(60分)15問・マークシート15問中11問以上が目安。法規4問は落とせない
学科専門11:10〜12:10(60分)15問・マークシート15問中11問以上が目安。観測・数値予報・警報基準
実技113:10〜14:25(75分)記述・作図・計算前線解析・穴埋め・作図・計算。時間との勝負
実技214:55〜16:10(75分)記述・作図・計算実技1と合わせた総得点で判定
合格基準は難易度によって調整されます(学科は9〜11問、実技は60〜70%の間で変動)
  • 持ち物:受験票、鉛筆(HB以上)・消しゴム、時計(通信機能なし)、実技用の定規・色鉛筆・トレーシングペーパー(試験案内で認められた範囲)
  • 電卓は使えません。計算問題は筆算です。実技で出る単位換算(ノット→km/h、緯度1度=約111km)は暗算できるように
  • 実技は1日で2題×75分。昼食後の13時台に集中力が切れやすいので、模試を同じ時刻に解いて体を慣らしておくと違います

学科免除のルール|「1年以内」の数え方

学科試験(一般・専門)に合格した科目は、合格年月日から1年以内に実施される試験で免除されます。ここでいう合格年月日は合格発表日です。たとえば第66回(2026年8月)で学科一般に合格した場合、合格発表は2026年10月9日なので、免除が使えるのは2027年10月9日までに実施される試験=第67回(2027年1月)と第68回(2027年8月)の2回です。

学科に合格した回合格発表日免除が使える試験免除の最終回
第65回(2026年1月)2026年3月13日第66回・第67回第67回(2027年1月)が最後
第66回(2026年8月)2026年10月9日第67回・第68回第68回(2027年8月)が最後
免除は「次の2回」と覚えておけば間違いありません。第64回(2025年8月)以前の学科合格は、第67回では使えません

学科は一般と専門で別々に免除が管理されます。片方だけ合格していても、その科目は免除されます。また、気象業務に関する一定の経歴(気象庁の予報業務など)がある人は、証明書を添えて申請すると学科の全部または一部が免除されます。

図解|第67回の流れと、免除の期限の数え方

文章だと分かりにくい「申込から発表までの間隔」と「免除の1年の数え方」を2枚の図にしました。上の図の赤いバー(受験申請)を逃すと次は半年後です。

10月11月12月1月2月3月案内配布 10/19〜受験申請 11/16〜12/4受験票 1/8〜15試験日 1/31(日)合格発表 3/19発表後:気象庁へ登録申請(審査 約2週間)→ 名簿登録2026年2027年
第67回(2027年1月31日)のタイムライン。申請の締切(12月4日)は試験の約2か月前。合格発表から登録申請までの間に、登録に必要な書類(合格通知・写真・手数料)をそろえておくと早い
2026/82027/12027/82028/1免除が有効:合格発表日(2026/10/9)から1年以内に実施される試験第66回 試験 8/23合格発表 10/9第67回 1/31 ○第68回 8月 ○期限 2027/10/9第69回 1月 ×○=免除を使える ×=免除切れ(学科を受け直す)。「合格年月日」は試験日ではなく合格発表日で数える第65回(発表 2026/3/13)の学科合格なら、第66回・第67回まで。第67回が最後の免除回
免除の有効期間は「合格発表日から1年以内に実施される試験」。第66回(2026年8月)で学科に合格した人は、第67回と第68回の2回で免除が使え、第69回(2028年1月)では切れる

例題で確認|免除と受験料の判断

問1 【免除】 難易度:基本 記述
第65回(2026年1月・合格発表3月13日)で学科一般だけ合格した人が、第67回(2027年1月31日)を受ける。免除される科目と受験料、免除を使える最後の回はどれか。
解答・解説を見る
正解:学科一般のみ免除、受験料は10,400円(1科目免除)。免除の期限は2027年3月13日までに実施される試験なので、第67回が最後。第68回(2027年8月)では学科一般を受け直す
免除の期限は合格発表日(2026年3月13日)から1年。第67回(2027年1月31日)はその中に入り、第68回(2027年8月)は外れます。学科専門は未合格なので受験。受験料は「免除なし11,400円→1科目免除10,400円→2科目免除9,400円」の中段です。
問2 【免除】 難易度:基本 記述
第66回(2026年8月・合格発表10月9日)で学科一般・学科専門の両方に合格した人の、第67回の受験科目と受験料、免除が切れる回はどれか。
解答・解説を見る
正解:第67回は実技のみ受験、受験料9,400円。免除は第68回(2027年8月)まで使え、第69回(2028年1月)で切れる
発表日2026年10月9日から1年=2027年10月9日までに実施される試験が対象。第67回(2027年1月)と第68回(2027年8月)は対象、第69回(2028年1月)は対象外です。実技は免除がなく、実技1・実技2の両方を同じ回で受ける必要があります。
問3 【申込】 難易度:基本 記述
受験申請の締切は2026年12月4日(金)。申請書を12月4日に投函した場合、受け付けられるか。
解答・解説を見る
正解:「消印有効」か「必着」かで結論が変わるので、必ず試験案内の記載で確認する。迷うなら締切の1週間前までに手続きを終える
締切の扱いは試験案内に明記されます。郵送の日数と払込の反映も考えると、11月中に済ませるのが安全です。締切を過ぎると次は第68回(2027年8月)まで受験の機会がありません。
この記事のあとに読む(分野別の深掘り)

試験地と会場

試験地は北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県の6か所です。具体的な会場は受験票で通知されます。九州の受験生は福岡、沖縄は那覇で受けられますが、東京会場は受験者が集中するため、余裕を持って到着してください。

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気象予報士試験の定番テキスト

独学なら「一般気象学(小倉義光)」で土台を作り、「らくらく突破 気象予報士かんたん合格テキスト」で学科の穴を埋め、過去問は最低5回分を3周するのが王道です。実技は解説つきの過去問集が必須です。

直近の合格率と受験者数(第65回まで)

第65回(2026年1月)は申請者4,557人、受験者3,932人、合格者208人で合格率5.3%でした。第1回から第65回までの通算では、受験者のべ243,940人に対して合格者13,433人、通算合格率5.5%です。受験者の男女比は男性76.9%・女性23.1%、平均年齢は42.6歳で、最年少は9歳、最高齢は87歳でした。

実施受験者合格者合格率
第58回2022年8月4,1732516.0%
第59回2023年1月4,1661984.8%
第60回2023年8月4,2902064.8%
第61回2024年1月3,9282426.2%
第62回2024年8月4,2682485.8%
第63回2025年1月4,0342446.0%
第64回2025年8月4,0482105.2%
第65回2026年1月3,9322085.3%
直近8回の推移。合格率と難易度の詳しい分析は次の記事で

合格率が5%前後で安定している理由、学科と実技のどこで落ちるのか、合格基準の調整のしくみは気象予報士試験の合格率と難易度で詳しく解説しています。勉強の始め方は独学の勉強法と参考書へ。

合格後の登録手続き

項目内容
申請先気象庁 情報基盤部 情報利用推進課
方法オンライン(e-Gov電子申請)または書面(郵送・持参)
手数料オンライン2,900円/書面3,600円(収入印紙)
必要書類登録申請書、誓約書(自署)、合格証明書の写し、本人確認書類の写し、返信用封筒(書面の場合)
期間申請から審査完了まで約2週間
期限なし(合格後いつでも申請できる)
気象庁「気象予報士の登録申請」による

登録しなくても合格は消えませんが、「気象予報士」と名乗って予報業務に従事するには登録が必要です。資格を仕事にどう使うかは気象予報士の仕事と年収にまとめました。

試験日程・申込 よくある質問

第67回気象予報士試験はいつですか?

2027年1月31日(日)です。受験申請の受付は2026年11月16日から12月4日まで、合格発表は2027年3月19日です。

気象予報士試験の受験料はいくらですか?

免除科目なしで11,400円、学科1科目免除で10,400円、学科2科目免除で9,400円です。

学科試験の免除はいつまで有効ですか?

合格年月日(合格発表日)から1年以内に実施される試験で免除されます。実質的に「次の2回」です。たとえば第66回で合格した学科は、第67回と第68回で免除されます。

気象予報士試験に受験資格はありますか?

ありません。年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます。第65回の受験者は9歳から87歳までいました。

試験地はどこですか?

北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県の6か所です。会場は受験票で通知されます。

合格したらすぐ気象予報士を名乗れますか?

気象庁への登録が必要です。オンライン申請なら2,900円、書面なら3,600円で、審査には約2週間かかります。

気象予報士試験 対策シリーズ(元気象庁職員の予報士が解説)全40記事の案内ページ(ロードマップ)▶

基礎知識

学科一般

  • 学科一般の頻出分野と対策・一問一答
  • 気象業務法(法規)完全攻略・一問一答(近日公開)
  • 大気の構造と組成(近日公開)
  • 大気の熱力学(温位・断熱・安定度)(近日公開)
  • 降水過程(雲と雨のでき方)(近日公開)
  • 放射と熱収支(近日公開)
  • 大気の力学(地衡風・温度風・渦度)(近日公開)
  • 大規模運動と温帯低気圧(近日公開)
  • 中小規模の現象と台風(近日公開)
  • 気候変動と大気の大循環(近日公開)

学科専門

  • 学科専門の頻出分野と対策・一問一答
  • 気象観測(地上・高層・レーダー・衛星)(近日公開)
  • 数値予報のしくみ(近日公開)
  • ガイダンス・予報精度・アンサンブル(近日公開)
  • 短期・週間予報と天気予報の表現(近日公開)
  • 季節予報・長期予報(近日公開)
  • 短時間予報・ナウキャスト・局地現象(近日公開)
  • 警報・注意報・気象災害と防災情報(近日公開)

実技

ツール・実況

まとめ
  • 第67回は2027年1月31日、申込は11月16日〜12月4日、発表は3月19日
  • 受験料は11,400円(免除で1,000円ずつ安くなる)
  • 学科免除は合格発表日から1年=次の2回まで
  • 試験地は6都道府県、受験資格なし、電卓不可
  • 合格後は気象庁に登録(2,900〜3,600円)して初めて「気象予報士」になれる

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。紹介している商品・サービスは、記事の内容に関係するものを選んでいます。

出典:一般財団法人 気象業務支援センター「気象予報士試験」「試験案内」、気象庁「気象予報士の登録申請」。日程は発表時点のものです。変更があれば更新します。

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