びわ湖大花火大会に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは11月(晴れ60.4%)、いちばん晴れにくいのは2月(34.4%)です。
8月上旬、琵琶湖上に約1万発。湖上花火は「水面反射」で二倍に見えるのが最大の魅力。一方で比良おろしという局地風が、この湖特有のリスクです。
気象庁が彦根で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の滋賀県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
びわ湖大花火大会の開催時期の天気は?|7〜9月の月別データ総まとめ
びわ湖大花火大会に合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが7〜9月の滋賀県の天気です。気象庁彦根の58年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは8月(晴れ57.7%・平年最高31.8℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは8月(27.9%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 34.8% | 55.8% | 6.9℃ | 0.7℃ | 雪シーズン |
| 2月 | 34.4% | 57.2% | 7.4℃ | 0.8℃ | 雪シーズン |
| 3月 | 48.7% | 44.3% | 11.2℃ | 3.2℃ | 雨・雪が多め |
| 4月 | 54.6% | 36.5% | 17.4℃ | 8.0℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 53.0% | 32.4% | 22.3℃ | 13.1℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 6月 | 37.9% | 39.7% | 25.9℃ | 18.1℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 44.7% | 38.2% | 30.0℃ | 22.6℃ | 真夏日が多い |
| 8月 | 57.7% | 27.9% | 31.8℃ | 23.7℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 49.6% | 35.5% | 27.5℃ | 20.0℃ | — |
| 10月 | 58.0% | 29.4% | 21.5℃ | 13.4℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 11月 ★ | 60.4% | 29.5% | 15.5℃ | 7.6℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 12月 | 45.1% | 44.2% | 9.8℃ | 2.8℃ | 雨・雪が多め |
びわ湖大花火大会の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 34.8% | 55.8% | 6.9℃ | 0.7℃ | 102.1mm |
| 2月 | 34.4% | 57.2% | 7.4℃ | 0.8℃ | 102.3mm |
| 3月 | 48.7% | 44.3% | 11.2℃ | 3.2℃ | 120.1mm |
| 4月 | 54.6% | 36.5% | 17.4℃ | 8.0℃ | 129.2mm |
| 5月 | 53.0% | 32.4% | 22.3℃ | 13.1℃ | 145.2mm |
| 6月 | 37.9% | 39.7% | 25.9℃ | 18.1℃ | 194.3mm |
| 7月 | 44.7% | 38.2% | 30.0℃ | 22.6℃ | 214.9mm |
| 8月 | 57.7% | 27.9% | 31.8℃ | 23.7℃ | 132.7mm |
| 9月 | 49.6% | 35.5% | 27.5℃ | 20.0℃ | 174.8mm |
| 10月 | 58.0% | 29.4% | 21.5℃ | 13.4℃ | 124.4mm |
| 11月 | 60.4% | 29.5% | 15.5℃ | 7.6℃ | 84.7mm |
| 12月 | 45.1% | 44.2% | 9.8℃ | 2.8℃ | 96.5mm |
数値は彦根の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
びわ湖大花火大会に行くならいつ?58年データで見る7〜9月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら8月(57.7%)、9月(49.6%)、7月(44.7%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。7〜9月のなかでは8月が平年最高31.8℃ともっとも高く、9月は平年最低20.0℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
びわ湖花火の天気を左右するもの
滋賀の8月は平年の最高気温が32〜33℃、最低気温が23〜24℃。内陸で日中は暑く、夜は湖風で少し和らぐのが特徴です。
会場は大津港沖の湖上。観覧は湖岸なので、水面からの風が直接当たります。8月でも夜の湖岸は市街地より2〜3℃低く感じます。
そして琵琶湖には「比良おろし」という有名な局地風があります。比良山地から琵琶湖へ吹き下ろす強風で、春先に多いものの、条件次第では夏でも発生します。湖上の花火・船舶にとっては直接的なリスク要因です。
湖上花火は水面反射で二倍|ただし「風」が全てを決める
■ 水面反射という湖上花火の価値
湖面が凪いでいると、花火が水面に映り、上下対称に見えます。これは湖上・海上花火だけの魅力です。
ということは——風が弱く、湖面が波立たない日ほど美しい。風速が上がると水面が乱れ、反射が崩れます。
つまりびわ湖大花火は「弱風であること」が中止回避と美しさの両方に効く、珍しい大会です。
■ 比良おろしを知っておく
比良おろしは、日本海側から流れ込む寒気が比良山地を越えて琵琶湖へ吹き下りるときに発生する局地風です。風速20m/sを超えることもあり、湖上の船舶事故の原因になってきました。
主に春先(3〜4月)に多い現象ですが、強い寒気や気圧の谷が通過するときは季節を問わず起こりえます。
このページの各月の平均風速を見てください。琵琶湖東岸(彦根)の風の季節変化が分かります。
■ 中止の目安
打ち上げは風速7〜10m/s前後が判断ライン。湖上台船からの打ち上げなので、波が高いと作業自体が危険になります。
■ 観覧場所と風向き
煙は風下へ流れます。風上に立つのが原則。湖岸は遮蔽物がないので、薄手の羽織りがあると夜風で冷えません。
雨のびわ湖花火|湖岸は遮るものがない
湖岸の観覧エリアは遮蔽物がまったくありません。雨と風が同時に来ると傘は裏返り、体温を奪われます。フード付きのレインジャケットが正解です。
気象面で滋賀に特徴的なのは、夏の夕立が湖の周りの山(比良・伊吹・鈴鹿)で発達して流れてくること。雨雲レーダーで湖の周囲を見ると、1〜2時間先が読めます。
このページの8月の降水量を見てください。滋賀は年間を通じて降水量が多めの県ですが、8月は比較的落ち着いています。
雨上がりは湖面が凪ぐことが多く、水面反射が最も美しくなる条件が揃うことがあります。「雨が上がった直後」は狙い目です。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
びわ湖大花火大会の天気 よくある質問
びわ湖大花火大会はいつ行くのがおすすめですか?
びわ湖大花火大会で雨が多いのは何月ですか?
びわ湖大花火大会の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
びわ湖花火 各月の詳細ページ
- びわ湖花火1月の服装と天気|冬日11.9日を58年データで(最低0.7℃)
- びわ湖花火2月の服装と天気|冬日11.2日を58年データで(最低0.8℃)
- びわ湖花火3月は雨が多い?天気を58年データで(雨44.3%・晴れ48.7%)
- びわ湖花火4月の服装と天気|58年データで(晴れ54.6%・最高17.4℃)
- びわ湖花火5月の服装と天気|58年データで(晴れ53.0%・最高22.3℃)
- びわ湖花火6月は雨が多い?天気を58年データで(雨39.7%・晴れ37.9%)
- びわ湖花火7月の暑さ対策|猛暑日1.3日・熱帯夜4.5日を58年データで
- びわ湖花火8月の暑さ対策|猛暑日2.6日・熱帯夜8.6日を58年データで
- びわ湖花火9月の服装と天気|58年データで(晴れ49.6%・最高27.5℃)
- びわ湖花火10月の服装と天気|58年データで(晴れ58.0%・最高21.5℃)
- びわ湖花火11月の服装と天気|58年データで(晴れ60.4%・最高15.5℃)
- びわ湖花火12月は雨が多い?天気を58年データで(雨44.2%・晴れ45.1%)
びわ湖花火の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
花火の観覧は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、びわ湖花火の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
