大山ホワイトリゾートに行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは4月(晴れ51.2%)、いちばん晴れにくいのは1月(21.1%)です。
中国地方最大級、大山の北壁を望むスキー場。西日本で最も安定して雪が積もる場所です。ただし「大山が見える日」と「雪が降る日」は両立しません——その理由を説明します。
気象庁が茶屋で観測した1979〜2025年の47年分・17,156日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の鳥取県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
大山ホワイトリゾートのベストシーズンはいつ?|12月〜3月の月別データ総まとめ
スキー・スノーボードは「雪があること」と「晴れて視界がいいこと」の両立が肝心です。気象庁茶屋の47年分で見ると、大山ホワイトリゾートのシーズン(12月〜3月)で雪や雨の日がもっとも多いのは1月(69.9%)——降雪が多くパウダーを狙いやすい反面、視界は悪くなりがちです。逆にいちばん晴れやすいのは3月(晴れ39.5%・平年最高9.3℃)。雪質重視なら1月、景色と滑りやすさ重視なら3月が目安です。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 21.1% | 69.9% | 3.6℃ | -4.4℃ | 雪シーズン |
| 2月 | 27.4% | 66.0% | 4.5℃ | -4.5℃ | 雪シーズン |
| 3月 | 39.5% | 52.7% | 9.3℃ | -1.6℃ | 雨・雪が多め |
| 4月 | 51.2% | 38.9% | 16.1℃ | 2.9℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 47.4% | 34.8% | 20.9℃ | 8.5℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 28.0% | 42.0% | 24.0℃ | 14.1℃ | 雨・雪が多め |
| 7月 | 31.0% | 44.8% | 27.4℃ | 18.9℃ | 雨・雪が多め |
| 8月 | 42.6% | 37.7% | 28.4℃ | 19.1℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 37.7% | 42.6% | 24.0℃ | 14.7℃ | 雨・雪が多め |
| 10月 ★ | 49.8% | 36.2% | 18.5℃ | 7.4℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 45.0% | 44.5% | 12.9℃ | 2.0℃ | 雨・雪が多め |
| 12月 | 29.1% | 60.0% | 6.6℃ | -2.1℃ | 雨・雪が多め |
大山ホワイトリゾートの月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 21.1% | 69.9% | 3.6℃ | -4.4℃ | 137.5mm |
| 2月 | 27.4% | 66.0% | 4.5℃ | -4.5℃ | 119.6mm |
| 3月 | 39.5% | 52.7% | 9.3℃ | -1.6℃ | 139.9mm |
| 4月 | 51.2% | 38.9% | 16.1℃ | 2.9℃ | 121.9mm |
| 5月 | 47.4% | 34.8% | 20.9℃ | 8.5℃ | 133.8mm |
| 6月 | 28.0% | 42.0% | 24.0℃ | 14.1℃ | 197.3mm |
| 7月 | 31.0% | 44.8% | 27.4℃ | 18.9℃ | 240.7mm |
| 8月 | 42.6% | 37.7% | 28.4℃ | 19.1℃ | 172.5mm |
| 9月 | 37.7% | 42.6% | 24.0℃ | 14.7℃ | 228.6mm |
| 10月 | 49.8% | 36.2% | 18.5℃ | 7.4℃ | 144.3mm |
| 11月 | 45.0% | 44.5% | 12.9℃ | 2.0℃ | 119.3mm |
| 12月 | 29.1% | 60.0% | 6.6℃ | -2.1℃ | 142.0mm |
数値は茶屋の47年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
大山ホワイトリゾートに行くならいつ?47年データで見る12月〜3月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら3月(39.5%)、12月(29.1%)、2月(27.4%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。12月〜3月のなかでは3月が平年最高9.3℃ともっとも高く、2月は平年最低-4.5℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
大山スキー場の天気を左右するもの
大山(1729m)は日本海に面してそびえる独立峰です。海岸からわずか10km強で1700m級——妙高と同じく「最初にぶつかる山」の条件を満たしています。
冬型のとき、日本海で水蒸気を得た気流が大山にぶつかって一気に持ち上げられ、大量の雪を降らせます。だから西日本でありながら本格的な豪雪地帯です。
参照観測点は茶屋(標高約880m)。大山の山腹に位置する観測点なので、スキー場の気温にかなり近い値が読めます。このページの各月の最深積雪を見てください。2m級の年があります。
西日本の豪雪|「雪の日」と「大山が見える日」は別の日
■ 独立峰だから量が多い
大山は周囲に高い山がなく、日本海からの気流を単独で受け止めます。
気流は山を越えるために強制的に上昇し、水蒸気が凝結して雪になる。山の風上側(北〜西斜面)に雪が集中します。大山ホワイトリゾートが北〜西面にあるのは偶然ではありません。
■ 「見える日」と「降る日」の矛盾
大山北壁は「伯耆富士」と呼ばれる名景ですが、雪が降っている日は当然見えません。
見えるのは冬型が緩んで移動性高気圧に覆われた日。このページの各月の晴れの出現率を見てください。1〜2月は晴れの割合が低く、3月に上がります。
つまり——雪質狙いなら1〜2月、景色狙いなら3月。両方は望めません。
■ 西日本ならではの温度事情
このページの1〜2月の気温を見てください。標高880mの茶屋で氷点下2〜4℃前後。北海道や志賀高原よりは高く、雪はやや水分を含みます。
ただし但馬(ハチ高原)よりは明確に低い。西日本のスキー場のなかでは雪質・積雪ともに最上位という位置づけになります。
■ 月別
12月:オープン。年により遅れる。1〜2月:本番。3月:積雪は残り、晴天率が上がる。
雨と、山陰特有の「変わりやすい冬空」
このページの冬季の天気出現率を見てください。晴れの割合が低く、曇りと雪・雨が多い——これが山陰の冬の実像です。
大山スキー場で滑れなくなる主因は強風によるリフト運休と雨。標高880〜1100m程度なので、暖気が入れば雨になります。
実務面では道路も重要です。大山への県道は冬季にチェーン規制がかかります。スタッドレスは必須、大雪の日はチェーンも用意してください。
滑れない日の代替は大山寺・大神山神社奥宮(雪の参道は荘厳です)、皆生温泉(車で40分)、境港の水木しげるロードなど。山陰は悪天候時の観光資源が豊富です。
確認は①リフト運行、②道路規制、③気温(雨か雪か)の3点です。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1979〜2025年の47年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
大山ホワイトリゾートの天気 よくある質問
大山ホワイトリゾートはいつ行くのがおすすめですか?
大山ホワイトリゾートで雨が多いのは何月ですか?
大山ホワイトリゾートの一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
大山スキー場 各月の詳細ページ
- 大山スキー場1月の服装|真冬日4.6日の寒さを47年データで(最低-4.4℃)
- 大山スキー場2月の服装|真冬日3.7日の寒さを47年データで(最低-4.5℃)
- 大山スキー場3月の服装と天気|冬日21.3日を47年データで(最低-1.6℃)
- 大山スキー場4月の服装と天気|冬日9.1日を47年データで(最低2.9℃)
- 大山スキー場5月の服装と天気|47年データで(晴れ47.4%・最高20.9℃)
- 大山スキー場6月は雨が多い?天気を47年データで(雨42.0%・晴れ28.0%)
- 大山スキー場7月は雨が多い?天気を47年データで(雨44.8%・晴れ31.0%)
- 大山スキー場8月の服装|真夏日10.5日の暑さを47年データで(最高28.4℃)
- 大山スキー場9月は雨が多い?天気を47年データで(雨42.6%・晴れ37.7%)
- 大山スキー場10月の服装と天気|47年データで(晴れ49.8%・最高18.5℃)
- 大山スキー場11月の服装と天気|冬日10.4日を47年データで(最低2.0℃)
- 大山スキー場12月の服装|真冬日1.8日の寒さを47年データで(最低-2.1℃)
大山スキー場の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
雪上での行動は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。ここは標高1709m級なので、平地より明確に強くなります。
- 反射:雪面は紫外線の約80%を反射します。上と下の両方から浴びることになり、ゲレンデは屋外で最も紫外線が強い場所のひとつです。
各月のページに、大山スキー場の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
