京都祇園祭に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは11月(晴れ68.2%)、いちばん晴れにくいのは6月(32.5%)です。
7月まるごと1か月の祭り。山鉾巡行は前祭7月17日・後祭7月24日。梅雨明け前後の京都は日本屈指の蒸し暑さで、祇園祭は暑さ対策がそのまま体験の質を決めます。
気象庁が京都で観測した1968〜2025年の58年分・21,185日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の京都府の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
京都祇園祭の開催時期の天気は?|6〜8月の月別データ総まとめ
京都祇園祭に合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが6〜8月の京都府の天気です。気象庁京都の58年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは8月(晴れ50.2%・平年最高33.4℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは8月(28.7%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 46.6% | 41.6% | 8.9℃ | 1.2℃ | 雨・雪が多め |
| 2月 | 42.0% | 47.9% | 9.8℃ | 1.4℃ | 雪シーズン |
| 3月 | 53.6% | 37.7% | 13.7℃ | 4.0℃ | — |
| 4月 | 56.3% | 32.9% | 20.0℃ | 9.2℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 51.0% | 31.8% | 24.8℃ | 14.1℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 6月 | 32.5% | 39.0% | 27.9℃ | 18.9℃ | — |
| 7月 | 38.1% | 37.9% | 31.9℃ | 23.4℃ | 真夏日が多い |
| 8月 | 50.2% | 28.7% | 33.4℃ | 24.4℃ | 猛暑に注意 |
| 9月 | 46.7% | 34.0% | 29.0℃ | 20.5℃ | 真夏日が多い |
| 10月 | 59.0% | 26.4% | 23.0℃ | 13.9℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 11月 ★ | 68.2% | 21.0% | 17.2℃ | 8.0℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 12月 | 62.7% | 27.0% | 11.5℃ | 3.2℃ | — |
京都祇園祭の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 46.6% | 41.6% | 8.9℃ | 1.2℃ | 49.8mm |
| 2月 | 42.0% | 47.9% | 9.8℃ | 1.4℃ | 66.4mm |
| 3月 | 53.6% | 37.7% | 13.7℃ | 4.0℃ | 109.6mm |
| 4月 | 56.3% | 32.9% | 20.0℃ | 9.2℃ | 131.3mm |
| 5月 | 51.0% | 31.8% | 24.8℃ | 14.1℃ | 151.8mm |
| 6月 | 32.5% | 39.0% | 27.9℃ | 18.9℃ | 215.9mm |
| 7月 | 38.1% | 37.9% | 31.9℃ | 23.4℃ | 223.1mm |
| 8月 | 50.2% | 28.7% | 33.4℃ | 24.4℃ | 164.2mm |
| 9月 | 46.7% | 34.0% | 29.0℃ | 20.5℃ | 187.7mm |
| 10月 | 59.0% | 26.4% | 23.0℃ | 13.9℃ | 124.7mm |
| 11月 | 68.2% | 21.0% | 17.2℃ | 8.0℃ | 72.8mm |
| 12月 | 62.7% | 27.0% | 11.5℃ | 3.2℃ | 49.4mm |
数値は京都の58年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
京都祇園祭に行くならいつ?58年データで見る6〜8月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら8月(50.2%)、7月(38.1%)、6月(32.5%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。6〜8月のなかでは8月が平年最高33.4℃ともっとも高く、6月は平年最低18.9℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
祇園祭の天気を左右するもの
京都の7月は盆地・高湿度・弱風という、体感を最悪にする三拍子が揃います。平年の最高気温は32〜33℃、最低気温は23〜24℃。数字だけなら他都市と大差ありませんが、盆地は風が抜けず熱がこもります。
しかも7月中旬は梅雨明け前後。明ける前なら湿度が非常に高く、明けた後は日射が強烈。どちらに転んでも厳しい時期です。
山鉾巡行は午前9時スタートで正午前後まで。気温が最も上がる時間帯に、日陰のない交差点で立ち続けることになります。
祇園祭の暑さは「宵山」と「巡行」で質が違う
■ 宵山(14〜16日・21〜23日の夜)
暑さの正体は日中に蓄えられたアスファルトの熱+人の密集。気温は28〜30℃まで下がりますが体感は昼と大差ありません。風も通りません。
必要なのは水分・塩分・ハンディファン、そして歩きやすい靴。宵山は数キロ歩くことになります。
■ 山鉾巡行(17日・24日の午前)
こちらは直射日光との戦いです。辻回しの見せ場(四条河原町・河原町御池)は7〜8時から場所取りが始まり、合計4〜5時間、炎天下で立つことになります。
このページの7月の最高気温と紫外線を見てください。午前10時〜正午は一日の紫外線の約6割が集中する時間帯で、まさに巡行の時間と重なります。日傘・帽子・冷却グッズは必須。有料観覧席も屋根がない席が多いので、席を取ったから安心とは言えません。
■ 涼しく見る3つの方法
①朝いち:9時の出発地点(四条烏丸)はまだ日が低く、耐えられます。
②屋内から:沿道のビルやカフェの2階席。
③宵山の午前中:山鉾は建っているので人のいない朝に見るのが最も快適です。夜の雰囲気は諦めることになりますが、体力は温存できます。
雨の祇園祭|「巡行は雨天決行」の意味
雨の巡行には独特の良さがあります。鉾にビニールがかけられることはありますが、雨に濡れた石畳と鉾は絵になり、何より人が減ります。
ただし沿道で傘はほぼ使えません。密集していて後ろの視界を塞ぐため、レインコートが実質必須です。
気象面では7月中旬の京都は「梅雨末期の大雨」のリスクが最も高い時期です。前線が活発化し線状降水帯による大雨が発生することがあります。このページの7月の降水量は年間でも多い部類です。
そして雨でも蒸し暑さは変わりません。むしろ湿度が上がり、レインコートを着るとサウナ状態になります。通気性のある雨具を選んでください。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1968〜2025年の58年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
京都祇園祭の天気 よくある質問
京都祇園祭はいつ行くのがおすすめですか?
京都祇園祭で雨が多いのは何月ですか?
京都祇園祭の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
祇園祭 各月の詳細ページ
- 祇園祭1月の服装と天気|冬日9.9日を58年データで(最低1.2℃)
- 祇園祭2月の服装と天気|冬日8.5日を58年データで(最低1.4℃)
- 祇園祭3月の服装と天気|58年データで(晴れ53.6%・最高13.7℃)
- 祇園祭4月の服装と天気|58年データで(晴れ56.3%・最高20.0℃)
- 祇園祭5月の服装と天気|58年データで(晴れ51.0%・最高24.8℃)
- 祇園祭6月は雨が多い?天気を58年データで(雨39.0%・晴れ32.5%)
- 祇園祭7月の暑さ対策|猛暑日6.4日・熱帯夜8.1日を58年データで
- 祇園祭8月の暑さ対策|猛暑日9.9日・熱帯夜13.0日を58年データで
- 祇園祭9月の暑さ対策|猛暑日1.1日・熱帯夜1.9日を58年データで
- 祇園祭10月の服装と天気|58年データで(晴れ59.0%・最高23.0℃)
- 祇園祭11月の服装と天気|58年データで(晴れ68.2%・最高17.2℃)
- 祇園祭12月の服装と天気|58年データで(晴れ62.7%・最高11.5℃)
祇園祭の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
祭りの見物は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、祇園祭の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
