志賀高原に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは8月(晴れ51.5%)、いちばん晴れにくいのは1月(8.0%)です。
19のスキー場が1枚のリフト券でつながる日本最大級のエリア。最高標高2307mは日本のスキー場で屈指——だから雪質が本州最高クラスで、シーズンも長い。
気象庁が飯山で観測した1979〜2025年の47年分・17,166日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の長野県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
志賀高原のベストシーズンはいつ?|12月〜5月の月別データ総まとめ
スキー・スノーボードは「雪があること」と「晴れて視界がいいこと」の両立が肝心です。気象庁飯山の47年分で見ると、志賀高原のシーズン(12月〜5月)で雪や雨の日がもっとも多いのは1月(89.9%)——降雪が多くパウダーを狙いやすい反面、視界は悪くなりがちです。逆にいちばん晴れやすいのは5月(晴れ50.8%・平年最高22.0℃)。雪質重視なら1月、景色と滑りやすさ重視なら5月が目安です。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 8.0% | 89.9% | 2.2℃ | -6.2℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 10.1% | 88.7% | 3.2℃ | -5.9℃ | 雪シーズン |
| 3月 | 21.0% | 75.5% | 7.6℃ | -2.4℃ | 雪シーズン |
| 4月 | 48.1% | 42.4% | 15.8℃ | 3.4℃ | 雨・雪が多め |
| 5月 ★ | 50.8% | 30.2% | 22.0℃ | 9.4℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 6月 | 36.0% | 34.9% | 25.3℃ | 15.3℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 37.7% | 41.5% | 28.7℃ | 19.7℃ | 雨・雪が多め |
| 8月 | 51.5% | 32.3% | 30.3℃ | 20.6℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 42.6% | 38.9% | 25.7℃ | 16.3℃ | 気温は快適 |
| 10月 | 45.6% | 37.2% | 19.2℃ | 9.1℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 42.7% | 46.1% | 12.7℃ | 2.8℃ | 雨・雪が多め |
| 12月 | 23.3% | 72.2% | 5.6℃ | -2.4℃ | 雪シーズン |
志賀高原の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 8.0% | 89.9% | 2.2℃ | -6.2℃ | 180.1mm |
| 2月 | 10.1% | 88.7% | 3.2℃ | -5.9℃ | 127.2mm |
| 3月 | 21.0% | 75.5% | 7.6℃ | -2.4℃ | 98.4mm |
| 4月 | 48.1% | 42.4% | 15.8℃ | 3.4℃ | 65.0mm |
| 5月 | 50.8% | 30.2% | 22.0℃ | 9.4℃ | 75.1mm |
| 6月 | 36.0% | 34.9% | 25.3℃ | 15.3℃ | 103.1mm |
| 7月 | 37.7% | 41.5% | 28.7℃ | 19.7℃ | 156.1mm |
| 8月 | 51.5% | 32.3% | 30.3℃ | 20.6℃ | 125.6mm |
| 9月 | 42.6% | 38.9% | 25.7℃ | 16.3℃ | 136.1mm |
| 10月 | 45.6% | 37.2% | 19.2℃ | 9.1℃ | 113.7mm |
| 11月 | 42.7% | 46.1% | 12.7℃ | 2.8℃ | 103.1mm |
| 12月 | 23.3% | 72.2% | 5.6℃ | -2.4℃ | 166.4mm |
数値は飯山の47年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
志賀高原に行くならいつ?47年データで見る12月〜5月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら5月(50.8%)、4月(48.1%)、12月(23.3%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。12月〜5月のなかでは5月が平年最高22.0℃ともっとも高く、1月は平年最低-6.2℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
志賀高原の天気を左右するもの
志賀高原は標高1300〜2307m。日本のスキー場としては群を抜いて高い位置にあります。
参照観測点は飯山(標高約310m)。ゲレンデ最上部(横手山2307m)は表示値より約12℃低いことになります。このページの1〜2月の気温から12℃引いてみてください。氷点下15℃以下という世界です。
この低さが本州で最も乾いた雪を作ります。北海道に匹敵すると言われる理由です。
雪の供給源は日本海からの気流が志賀高原の山々にぶつかること。飯山・野沢と同じ豪雪地帯の一角です。
標高2307m|本州で「北海道並みの雪」が降る場所
■ 標高が雪質を決める
雪の含水率は降るときの気温で決まります。氷点下10℃以下なら乾いた雪。
志賀高原の上部は真冬に氷点下15℃前後まで下がります。本州の他のスキー場(白馬・湯沢の山麓)が氷点下1〜3℃であることを考えると、この差は決定的です。
このページの気温データから標高差を引き算して、その月に上部が何℃になるかを計算してみてください。
■ シーズンの長さ
標高が高いぶん雪が遅くまで残ります。横手山・渋峠は5月上旬まで営業する年があります。
12月上旬:オープン
1〜2月:最盛期。上部は極寒・極上
3月:晴天率が上がり、北アルプスの展望が効く
4〜5月:上部のみ春スキー
■ 19スキー場をどう回るか
エリアが広大なので、天候で回る場所を変えられるのが最大の強みです。
強風の日——横手山・渋峠など上部は運休しやすい。焼額山・一の瀬など樹林帯へ。
晴れた日——横手山山頂へ。北アルプスから富士山まで見えることがあります。
■ 上部の寒さは別次元
氷点下15℃+強風=体感氷点下25℃。肌の露出をゼロにする装備が必要です。
吹雪と、標高が守ってくれる「雨」
このページの冬季の雨の出現率は飯山(標高310m)の値です。志賀高原の上部は、これよりはるかに雨が少ないと読んでください。
実際に問題になるのは強風と視界です。横手山・渋峠は森林限界に近く、風をまともに受けます。冬型が強い日は運休か、動いていても視界がありません。
樹林帯のスキー場(焼額山・奥志賀・一の瀬)は風に強いので、荒天の日はこちらへ移動するのが定石です。19のスキー場があることが、そのまま天候リスクの分散になっています。
滑れない日の代替は志賀高原の温泉や、湯田中・渋温泉(車で30分)。地獄谷野猿公苑のスノーモンキーも定番で、雪の日ほど絵になります。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1979〜2025年の47年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
志賀高原の天気 よくある質問
志賀高原はいつ行くのがおすすめですか?
志賀高原で雨が多いのは何月ですか?
志賀高原の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
志賀高原 各月の詳細ページ
- 志賀高原1月の服装|真冬日6.9日の寒さを47年データで(最低-6.2℃)
- 志賀高原2月の服装|真冬日4.6日の寒さを47年データで(最低-5.9℃)
- 志賀高原3月の服装と天気|冬日22.3日を47年データで(最低-2.4℃)
- 志賀高原4月は雨が多い?天気を47年データで(雨42.4%・晴れ48.1%)
- 志賀高原5月の服装と天気|47年データで(晴れ50.8%・最高22.0℃)
- 志賀高原6月の服装と天気|47年データで(晴れ36.0%・最高25.3℃)
- 志賀高原7月は雨が多い?天気を47年データで(雨41.5%・晴れ37.7%)
- 志賀高原8月の暑さ対策|猛暑日1.8日・熱帯夜0.1日を47年データで
- 志賀高原9月は雨が多い?天気を47年データで(雨38.9%・晴れ42.6%)
- 志賀高原10月の服装と天気|47年データで(晴れ45.6%・最高19.2℃)
- 志賀高原11月は雨が多い?天気を47年データで(雨46.1%・晴れ42.7%)
- 志賀高原12月の服装|真冬日1.7日の寒さを47年データで(最低-2.4℃)
志賀高原の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
雪上での行動は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。ここは標高2307m級なので、平地より明確に強くなります。
- 反射:雪面は紫外線の約80%を反射します。上と下の両方から浴びることになり、ゲレンデは屋外で最も紫外線が強い場所のひとつです。
各月のページに、志賀高原の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
