土浦全国花火競技大会に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは1月(晴れ74.1%)、いちばん晴れにくいのは6月(27.6%)です。
10月または11月、日本三大花火のひとつ。秋の花火大会という珍しい存在で、他の花火大会とは対策がまるで違います。必要なのは暑さ対策ではなく防寒です。
気象庁が土浦で観測した1978〜2025年の48年分・17,531日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の茨城県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
土浦全国花火競技大会の開催時期の天気は?|9〜11月の月別データ総まとめ
土浦全国花火競技大会に合わせて旅程を組むなら、まず知っておきたいのが9〜11月の茨城県の天気です。気象庁土浦の48年分で見ると、この時期にもっとも晴れやすいのは11月(晴れ64.8%・平年最高16.2℃)、雨や雪の日がいちばん少なめなのは11月(23.5%)です。開催日は年によって前後しますし、前後の日程で観光する人も多いので、下の表で該当月の傾向をつかみ、行く月のページで日付ごとの晴れやすさまで絞り込んでください。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.1% | 16.4% | 9.0℃ | -1.0℃ | — |
| 2月 | 68.9% | 22.3% | 9.7℃ | -0.1℃ | — |
| 3月 | 58.9% | 31.3% | 13.0℃ | 3.3℃ | — |
| 4月 | 53.3% | 32.4% | 18.2℃ | 8.4℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 5月 | 43.0% | 34.9% | 22.5℃ | 13.4℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 27.6% | 38.5% | 25.1℃ | 17.6℃ | 気温は快適 |
| 7月 | 34.3% | 34.3% | 28.9℃ | 21.5℃ | 真夏日が多い |
| 8月 | 48.5% | 24.6% | 30.7℃ | 23.0℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 41.6% | 36.6% | 26.6℃ | 19.6℃ | 気温は快適 |
| 10月 | 49.0% | 33.0% | 21.1℃ | 13.3℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 64.8% | 23.5% | 16.2℃ | 6.9℃ | 快適で晴れやすい◎ |
| 12月 ★ | 73.4% | 16.5% | 11.3℃ | 1.4℃ | — |
土浦全国花火競技大会の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 74.1% | 16.4% | 9.0℃ | -1.0℃ | 41.3mm |
| 2月 | 68.9% | 22.3% | 9.7℃ | -0.1℃ | 48.5mm |
| 3月 | 58.9% | 31.3% | 13.0℃ | 3.3℃ | 93.6mm |
| 4月 | 53.3% | 32.4% | 18.2℃ | 8.4℃ | 101.9mm |
| 5月 | 43.0% | 34.9% | 22.5℃ | 13.4℃ | 119.7mm |
| 6月 | 27.6% | 38.5% | 25.1℃ | 17.6℃ | 132.4mm |
| 7月 | 34.3% | 34.3% | 28.9℃ | 21.5℃ | 115.8mm |
| 8月 | 48.5% | 24.6% | 30.7℃ | 23.0℃ | 106.6mm |
| 9月 | 41.6% | 36.6% | 26.6℃ | 19.6℃ | 160.1mm |
| 10月 | 49.0% | 33.0% | 21.1℃ | 13.3℃ | 158.7mm |
| 11月 | 64.8% | 23.5% | 16.2℃ | 6.9℃ | 70.8mm |
| 12月 | 73.4% | 16.5% | 11.3℃ | 1.4℃ | 43.0mm |
数値は土浦の48年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
土浦全国花火競技大会に行くならいつ?48年データで見る9〜11月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら11月(64.8%)、10月(49.0%)、9月(41.6%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。9〜11月のなかでは9月が平年最高26.6℃ともっとも高く、11月は平年最低6.9℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
土浦花火の天気を左右するもの
土浦全国花火競技大会は10月下旬から11月上旬の開催。夏の花火大会とはまったく違う気象条件になります。
このページの10月と11月の最低気温を見てください。土浦(茨城県南部)の10月下旬は平年の最低気温が10℃前後、11月上旬は7〜8℃。打ち上げは17時30分から20時で、日没後の2時間半を屋外で過ごすことになります。
さらに会場は桜川の河川敷。水辺は放射冷却で冷えやすく、市街地より2〜3℃低く感じます。終了時には5℃前後の体感になることも珍しくありません。
秋の花火は「空気が澄んで色がきれい」|その物理的な理由
■ なぜ秋の花火は色が冴えるのか
夏の花火大会に行った人が土浦を見ると、色の鮮やかさの違いに驚きます。これには理由があります。
①大気中の水蒸気が少ない——秋は湿度が下がり、光の散乱が減ります。花火の輪郭がシャープに見えます。
②エアロゾル(チリ)が少ない——大陸からの乾いた高気圧に覆われると、空気が澄みます。
③夜が長い——10月下旬の日没は17時前後。完全に暗くなった空に上がるので、コントラストが強く出ます。夏の大会は薄明が残っていることがあります。
このページの10月・11月の湿度と天気出現率を見てください。夏と比べて湿度が下がり、晴れの割合が上がっているのが数字で確認できます。
■ 競技会だから「風」が結果を左右する
土浦は全国の花火師が競う競技大会です。10号玉・創造花火・スターマインの3部門。
秋は移動性高気圧と低気圧が交互に通る季節で、夏より風が強い日があります。風速7〜10m/s前後が中断・中止の目安。無風だと煙が滞留して次の玉が見えないので、弱い風がある日が最良という点は他の競技会と同じです。
■ 防寒の具体策
①座る場所からの底冷え——河川敷の地面は冷えます。断熱性のあるマットが効きます。
②足元——靴下を厚めに。
③首・手・耳——ここを覆うだけで体感が大きく変わります。
④温かい飲み物——保温ボトルがあると2時間半が楽になります。
雨の土浦花火|秋雨と、冷たい雨のリスク
10月から11月にかけては秋雨前線と台風の影響が残る時期です。このページの10月の降水量を見てください。茨城の10月は年間でも雨が多い月のひとつです。11月に入ると急に減ります。
秋の雨で最も危険なのは低体温です。気温10℃・雨・風という組み合わせは、夏の大雨より体温を奪います。濡れたまま2時間半座るのは避けてください。
装備は防水のアウター+替えの靴下+大判のタオル。傘は密集した観覧エリアでは使えません。
逆に雨上がりの秋晴れに当たれば、この大会は日本で最も花火がきれいに見える条件になります。前線が抜けて大陸の高気圧に覆われた夜が狙い目です。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1978〜2025年の48年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
土浦全国花火競技大会の天気 よくある質問
土浦全国花火競技大会はいつ行くのがおすすめですか?
土浦全国花火競技大会で雨が多いのは何月ですか?
土浦全国花火競技大会の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
土浦花火 各月の詳細ページ
- 土浦花火1月の服装と天気|冬日21.3日を48年データで(最低-1.0℃)
- 土浦花火2月の服装と天気|冬日15.6日を48年データで(最低-0.1℃)
- 土浦花火3月の服装と天気|48年データで(晴れ58.9%・最高13.0℃)
- 土浦花火4月の服装と天気|48年データで(晴れ53.3%・最高18.2℃)
- 土浦花火5月の服装と天気|48年データで(晴れ43.0%・最高22.5℃)
- 土浦花火6月は雨が多い?天気を48年データで(雨38.5%・晴れ27.6%)
- 土浦花火7月の暑さ対策|猛暑日2.1日・熱帯夜2.8日を48年データで
- 土浦花火8月の暑さ対策|猛暑日3.0日・熱帯夜5.7日を48年データで
- 土浦花火9月の服装と天気|48年データで(晴れ41.6%・最高26.6℃)
- 土浦花火10月の服装と天気|48年データで(晴れ49.0%・最高21.1℃)
- 土浦花火11月の服装と天気|48年データで(晴れ64.8%・最高16.2℃)
- 土浦花火12月の服装と天気|冬日11.1日を48年データで(最低1.4℃)
土浦花火の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
花火の観覧は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。低地でも夏場は十分に強くなります。
- 反射:水面や砂地からの照り返しも加わります。
各月のページに、土浦花火の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
